ja LIVERARY – A Magazine for Local Living http://liverary-mag.com 2013年11月1日創刊。東海エリアを中心にローカル/カルチャートピックスを発信・提案する、ウェブマガジン「LIVERARY(ライブラリー)」です。音楽、芸術、映画、地域情報…などさまざまな街を面白くする動きを紹介し、一人でも多くの人に届け、新しい何かを生み出すきっかけになれたらと考えています。 ja-jp Thu, 14 Dec 2017 23:52:44 +0900 antenna 水野健一郎、遠山敦、論LONESOME寒ら参画。TOMASON主催の現在進行形カルチャーを集めたアートイベント「KEN GIFU CULTURE SUMMIT」が岐阜県可児市で開催。

 

岐阜県出身のアーティスト・TOMASONが主催する、アートイベント「KEN GIFU CULTURE SUMMIT」23日(土)~25日(月)の間、岐阜県の可児市文化創造センターalaにて開催される。

TOMASONは、「高円寺・FAITH」他、都内各所で自身の展示を行ってきたアーティスト。現在は東京を拠点としている彼は、東京で活躍する多くの岐阜県民に出会ったことから「岐阜県にはアーティストがいない、場所がない、そもそも皆、関心がない」と感じていたことが間違いであると感じ、岐阜県をひっくり返すようなカルチャーの発信の場を作り上げていくために当イベントを主催。

KEN GIFU CULTURE SUMMIT」は「岐阜県で岐阜県に所縁のあるアーティストたちによるアートショー」というテーマを掲げ、主催であるTOMASON含め、水野健一郎、遠山敦といった岐阜県出身の気鋭なアーティストらによる作品を展示、またTOMASONが東京で出会った地元・岐阜県に紹介したいカルチャー、コミュニティーを会期を通して発信する。

初日にはオープニングイベントが開催され、岐阜出身のバンドのライブやダンスなどのパフォーマンスのほか、TOMASONと親交の深いバンド・東京カランコロンいちろーや、京都の銭湯イベント「Get湯!」をVOU、サウナの梅湯とともに主催するなどしてきた、熱海のファンキー過ぎる土産物店・論LONESOME寒の出張出店もあり。こちらもお楽しみに。

 

水野健一郎

遠山敦

 

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TOMASON

 

TOMASONさん(@new_tomason)がシェアした投稿

論LONESOME寒

KEN GIFU CULTURE SUMMIT」トレイラームービー

web_0621_1 from Kaito Takano on Vimeo.

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http://liverary-mag.com/art/65305.html 2017-12-14 10:42:41
antenna 名古屋で活動する2組の卓上音楽家・kiiiuとログメンがWレコ発記念イベントを港まちで開催。今池のカフェ「月のひなた」によるフード出店も。

名古屋を中心に活動する2組の卓上音楽家、kiiiuログメンが、12月16日(土)にWレコ発イベント「テーブルで組み立てる音楽展」を開催。会場は港まちポットラックビルにて。

ループマシンを使い、シンセサイザーとボーカルの音を重ねるスタイルでパフォーマンスするシンガーソングライター・kiiiu。向かい合わせに座ったテーブルの上に所狭しと並べた楽器を操り、複雑なアンサンブルを人力で奏でる2人組・ログメン

唯一無二の演奏スタイルを持つ2組が、それぞれ初めてのフルアルバム発売を記念して開催される今回のイベント。当日の会場には大小のテーブルが2つ用意され、各々鍵盤楽器、打楽器や小物、生の声、そのほか不思議な機械を操ってパフォーマンスが行われる。この日は特別に、楽曲によって2組が入り混じったり抜けたりしながらの変則進行を予定。それぞれのテーブルの上がよく見えるフラットな会場で演奏を見て、聴くことができる。

また会場では、今池の人気店「月のひなた」がフードで出店。予約の方には特典として特製ベーグルサンドBOX(予定)が付くほか、ドリンクやパン等の販売も。

また同日昼間には、サテライト公演として、ポットラックビルからほど近い位置にあるUCO(旧 潮寿司)にて、大場ともよ百景借景河合愼五浅野紘子竹内拓郎)による、入場無料のアコースティックコンサート「UCOでアコースティックコンサート」も開催予定。多数の機材が活躍するkiiiuログメンのステージとは違い、演奏者の音を間近で聴けるサイズ感と、古い木造建築の雰囲気のもとで、生楽器の調べと声の響きをダイレクトに体感できる。こちらもあわせて楽しんでほしい。

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http://liverary-mag.com/music/65319.html 2017-12-12 10:29:05
antenna 新体制となった馬喰町バンドと、TURTLE ISLAND最小編成デュオ・ALKDOの2組が今池TOKUZOで共演。

 

TURTLE ISLAND永山愛樹竹舞による歌ものユニット・ALKDOと、東京発のローカルビーツバンド・馬喰町バンドの2組によるツーマンライブが、12月28日(木)今池TOKUZOにて開催される。同企画は、TOYOTA ROCK FESTIVALの企画・ブッキングなどにも関わってきた「似てない屋」が主催。

馬喰町バンドは、2016年12月から放映されているNHK・Eテレの教育番組「シャキーン!」の新コーナー「終わる瞬間」のテーマ曲にバンド書き下ろし楽曲が起用されるなどし話題となった。同バンドは、武徹太郎(G, 唄, 六線)と織田洋介(B, 唄)のオリジナルメンバーを中心に、スガダイロートリオKinetic、志人(降神)とのデュオ編成など、さまざまなジャンル/形態でライブを行ってきた名ドラマー・服部正嗣の他、三井闌山(尺八)、どうめんさきこ(Cho / ex.アラゲホンジ)の3人を加えた新体制での出演となる。

ALKDO、馬喰町バンドともに、独特の世界観とスタイルを持った両者の共演は必見だ。

 

ALKDO

馬喰町バンド

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http://liverary-mag.com/music/65301.html 2017-12-10 08:00:45
antenna 漫画家・温田庭子と現代美術家・山下拓也による謎の作家ユニット・ONTAYAMAの展示会「温田山」が開催。

漫画家、イラストレーターとして多方面で活動する、温田庭子(ぴょんぬりら)と様々な国際展にも参加し精力的に活動を続ける現代美術家・山下拓也、ともに愛知在住の2人の作家によるユニット・ONTAYAMAの展覧会「温田山」が、1216日(金)~1224日(日)大須のギャラリー・maison shintenchiにて開催される。

今回の展示内容は2025年の12月のshintenchiでの展示を告知する展示のようで、会期中何が起こるかはまだわからないとのことだ。

<以下、アーティストよりコメント>

ONTAYAMAは温田庭子と山下拓也の現代美術さぐりさぐりユニットです。正直まだ何が出来るかわかりません。この度はDMちゃんというダイレクトメッセージガールと共にshintenchiを新天地化します。裏コンセプトはシンシンシンテンチです。乞うご期待!みにきてね!

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http://liverary-mag.com/art/65284.html 2017-12-09 08:02:21
antenna 新栄グリーンハイツに入居する9スペースが合同新春イベントを開催。マーケットにワークショップ、ライブ、カレーミーティング、山下陽光によるトークショウなど盛りだくさん!

 

LIVERARY officeも入居しているビル「新栄グリーンハイツ」にて、2018年1月7日(日)に同ビルに入居する9スペースによる共同イベント「NEW LOOK」が開催される。

この「新栄グリーンハイツ」には、我々LIVERARY編集部以外にも、さまざまなベクトルで活動/運営を続けてきた9つのスペースが入居している。

1Fには、美味しさはもちろん健康面もばっちり考えられたメニューをラインナップする食堂Bateria。名古屋のアートシーンで長年活躍し続けてきた新見永治がオーナーを務める、アート〜音楽イベントを中心とした多目的空間・Parlwr(パルル)。名古屋インディーシーンで熟成を重ねるバンド・GUIROを排出した音楽レーベルも企画運営するデザインオフィス・TENPO。自転車の修理〜シルクスクリーンプリントまで行うメッセンジャーサービス、DAISY MESSENGER。さらにその奥には、現代アートギャラリー・波止場

2Fには、さまざまな“しんどさ”を抱えた若者たちと、文化好きな人々が集うレンタルスペース・ぶくパル。3Dプリンターやレ―ザーカッターなどを常設する、マルチワーキングスペース・Maker Lab Nagoya。映像作家/美術作家の山城大督のオフィス・YAMASHIRO STUDIOといったラインナップとなっている。

 


山城大督は12月10日まで開催中のまちとアートと音楽の祭典「アッセンブリッジナゴヤ2017」にも参加する愛知在住の作家。

 

同イベントには「この日をきっかけに、それぞれのスペースを知ってもらうきっかけになってほしい(お互いにとっても)」という思いが込められている。各スペースが企画したイベントが同時開催される当日は、ミュージシャン、アーティスト、クリエイターらが多数集うこととなりそうだ。

 

「NEW LOOK」で行われる、バラエティ豊かな各イベントを紹介!


「食堂バテリア」&「パルル」
では、MOBILE DISCO、anica、石川古道具商、古着屋ひろぽんとゆき、mountain mountain factory、デンハー商会、旅する雑貨とハンドメイド・チェルプといった個性的な出店群による「バテリアマーケット vol.5」が開催。名古屋・金山の喫茶店ブラジルコーヒー店主であり、バンドマンでもあるSSW・角田波健太による投げ銭ライブも行われ、山城大督の映像作品上映なども行われる予定だ。


角田波健太

 

DAISY MESSENGER」では、Daisy’s Grocery Mobile Cafe(カーゴバイクカフェ)の出店。「波止場」とのコラボイベントとして、シルクスクリーンでつくるオリジナルカレンダーのワークショップ(1回目13:00〜/2回目17:00〜参加費1000円)が。

「LIVERARYoffice」では、テライショウタ率いるカレートリオ「CMC(カレーミーティングクルー)」が出張出店。さらに出店者を男限定とした「男だらけのフリーマーケット」が同時開催される。

「カレーミーティング」ではおなじみのDJ陣も出演予定

2Fの「ぶくパル」にはスペシャルゲストとして既成概念を覆すファッションブランド「途中でやめる」主宰の山下陽光が登場!著書バイトやめる学校』にまつわる講義や、山下陽光・下道基行・影山裕樹による「新しい骨董トーク」などが開催される。そのお隣「Maker Lab Nagoya」では「光り物を作る電子工作ワークショップ 」が開催され……と多種多様なコンテンツが集結する。

 


『バイトやめる学校』表紙と、著者の山下陽光

 

新しい年の始まりに、新たな出会いやワクワクが生まれることだろう。各イベント詳細・追加情報は、Facebookのイベントページをチェックしてみて。

 

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http://liverary-mag.com/lifestyle/65209.html 2017-12-08 07:30:00
antenna 地下鉄サリン事件、神戸連続児童殺傷事件などを題材に創られた、三輪眞弘+前田真二郎によるモノローグ・オペラ『新しい時代』が上演!

 

オウム真理教の地下鉄サリン事件、神戸連続児童殺傷事件など、90年代後期の日本を覆った暗い影を題材に創られた、“三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ『新しい時代』”が、12 月 8 日(金)、9 日(土)に愛知県芸術劇場小ホールにて上演される。

同作品は、14 歳の引き籠りの少年がインターネット上で発見した宗教団体「新しい時代」の神に救済を求め、最期の儀式を行う瞬間を切り取った、モノローグ形式のオペラ作品。デジタル社会が自明のもととなった現代に向けて、テクノロジーと社会の在り方について問いかける。

全体の構成は、現代音楽のフロントランナーの三輪眞弘(作曲・脚本・音楽監督)と、映像作家の前田真二
(演出・映像)ら情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授陣が担当。また、主役の少年役は初演と同じくソ
プラノ歌手のさかいれいしうが務める。

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http://liverary-mag.com/art/65253.html 2017-12-08 05:47:03
antenna セレクトCDショップ『雨と休日』による出張販売が開催。クリスマスCDの販売も。

 

「穏やかな音楽を集める」をコンセプトに据え、他に類を見ないセレクトで全国にファンを持つCDショップ「雨と休日」による一日限定の出張販売が、本山のスタジオアッシュにて12月9日(土)に開催される。

今回の出張販売では、雨と休日の定番作品や新作、クリスマス作品、手に取りたくなる素敵なジャケットの作品など30~40タイトルのほか、12月8日に発売となる、雨と休日店主選曲による、「ジャズ」「ランチタイム」がテーマのコンピレーションCD『ランチタイム・ジャズ Vol.2』も販売予定となっている。

 

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http://liverary-mag.com/music/65239.html 2017-12-07 12:15:55
antenna 【SPECIAL INTERVIEW】音楽とアートがまちで交わる場・芸術祭、そこにある真の価値とは?「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」ディレクター・服部浩之と、参加作家・山城大督、牛島安希子が鼎談。

 

10月14日にスタートし、いよいよ12月10日で会期終了となる、まち×音楽×現代アートの祭典「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」

「まち」「音楽」「現代アート」、それぞれの融合を図った同イベントだが、このような企画が全国的に増え続けているなか、改めて「アッセンブリッジ・ナゴヤ」とは何なのか?を探るべく、LIVERARYでは美術家で映像ディレクターの山城大督と、音楽家・牛島安希子、そして同イベントのディレクターのひとり、服部浩之の3者による鼎談を企画した。

すでにインタビュー掲載済の山城大督と、今回誌面初登場の牛島安希子は「この港まち自体を素材に、新作の制作/発表に挑んだ」という共通項を持つ。また、ディレクター・服部浩之含め、三者ともに名古屋市在住。名古屋という地方都市(ローカル)に軸足を置きつつ、国内外でさまざまな活動を行ってきた彼らの視点から見えてくる「アッセンブリッジ・ナゴヤ」とは?

 

SPECIAL INTERVIEW:

DAISUKE YAMASHIRO,
AKIKO USHIJIMA,
AND
HIROYUKI HATTORI

Interview ,Text & Photo : Takatoshi Takebe [ THISIS(NOT)MAGAZINE, LIVERARY ]

 


写真左から、牛島安希子、服部浩之、山城大督

 

―では、まず服部さんに今回の「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」について、前年との違いをお聞きしたいと思います。例えば、前回は音楽部門がクラシック音楽だけで構成されていました(前回の「アッセンブリッジ・ナゴヤ2016」についてはコチラ)。今回は、テニスコーツや角銅真実(彼女らが参加する企画については前回記事で紹介)といったいわゆる国内インディーシーンのフィールドで活躍するアーティストたちも参加していたりして、アート部門と音楽部門がぐっと近づいたような印象を受けました。

服部:来場者が展覧会と音楽コンサートの両方をもっとスムーズに体験できるようにしたかったという思いがあり、まず展覧会のオープン日を、週末に行われる音楽イベントに合わせたことは大きな違いです。「現在は細かなジャンルに分かれている音楽やアートって、そもそもそんなに大きく異なるものだったのだろうか?」という疑問から出発して、「音楽とアートの架け橋になりえるキーワードは何だろう?」とみんなで考えた時、浮かび上がったのが一柳慧というアーティストでした。一柳さんは、音楽家でありながら、積極的に他ジャンルの人とも交流・協働するなど、アート・シーンとも結びつきが強い方です。そういった趣旨から、前年から引き続き企画展のタイトルは「パノラマ庭園」としていますが、そこに「タイム・シークエンス」という一柳さんの曲名をサブタイトルとして加えました

 

一柳慧 Photo:Koh Okabe

 

服部:「タイム・シークエンス」は、時間と空間の複雑な関係を考えるうえで想像力が広がる奥行きのあることばだと思います。美術館でも劇場でもない場所で展開するアッセンブリッジでは、会場となるさまざまな場所の特性やその連なる風景、そこで暮らす人々の多様な時間の流れを無視することはできません。むしろ、そういう時間と空間の特殊性(スペシフィシティ)を改めて捉え直す契機として「タイム・シークエンス」は示唆に富む言葉だと実感しました。

―なるほど。山城さんの今回の作品は、端的に言えば「まちで交わした27の約束ごとを鑑賞者が体験していく作品」ですが(山城大督のインタビュー記事はコチラ) 、そういった表現の自由度は、今回の展示のサブタイトルになっている「タイム・シークエンス」や、その作者である「一柳慧」というキーワードが起点でもあるんですよね?

山城:映画」を入口として表現の世界に入りました。美術に興味を持つきっかけになったのは、一柳さんとも関わりの深い1960年代の芸術運動「フルクサス」にあります。

※フルクサス は、リトアニア系アメリカ人のジョージ・マチューナスが主唱した前衛芸術運動、またその組織名である。ラテン語で「流れる、変化する、下剤をかける」という意味を持つ。1960年代を代表する芸術運動として、ネオダダ、ポップアートと並び称される。

「フルクサス」参加するアーティストには、音楽家もいたし、美術家もいたし、映像作家もいた。当時の活動を知ると、「映像」がスクリーンに映し出される平面的な表現にとらわれず、空間として立体的に広がったり、パフォーマティブな時間になったり、さまざまな実験が行われていたことに気がついていきました。「フルクサス」では、そういう考えを「トランスメディア」って呼んでいて、「こんなに自由にメディアを横断していいんだ」と衝撃を受けました。だから、今回「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」の展示の話が来た時に、自分の作品と「タイム・シークエンス」「一柳慧」「フルクサス」といったキーワードが繋がっていくのではないかな、と直感的に思いました。今作で展示会場に掲げた「看板」や配布している「タイムシート」は「映像の楽譜(スコア)」みたいな感覚もあるんです。

 

《Fly Me to the TIME.》山城大督

 

牛島:視覚的にも楽譜っぽいですよね。

山城:そうですね。映像編集では「タイムライン」の中に映像素材を並べるんですけど、おそらくもともとは楽譜の構造を参考にして作られたんじゃないかな、と思うんですよね。楽譜の中には左から右に流れる時間軸があって、五線譜に音符を並べていくと、それに対して演奏者が音をリズムに合わせて再生させ、ひとつの時間が生まれる。すごい発明だと思ったんです。今回はその概念をそのままプロジェクトの構成に使いました。まちの中に、タイムラインを描くというか。

―タイムライン上に27の約束事を並べるというアウトプットが、ビジュアル的には「楽譜」のようになって、ある種「音楽的」になったというのはおもしろいですね。

山城:この街の中を歩いて、人と出会い会話することで約束事をつくっていく。そのフィールドワークそのものが、映像でいう「素材集め」や「撮影」と同じような行為に感じました。「この場面を撮影しよう」とか、「このシーンとこのシーンを繋げるといいな」とか。想像の中でシークエンスを決めていくような感じです。なかなかエキサイティングなプロセスだったなと思います。でも、その「上映の方法」、つまり作品としてのアウトプットの仕方についてはすごく迷ったんです。どうやったらこの作品を鑑賞者各々の中で再生してくれるものになるか?いまの形態が最善だとはまだ思っていないけど、街の中での再生装置を作る一つの例は作れたと思います。それと同時にまだまだ発展性があるなとも思いました。

―アートに精通しているかどうか?は関係なく、説明を聞いて作品を見てみれば、誰でもこの面白さが伝わるのも今作の魅力だと思いました。

山城:万人に分かり易くしようとも思っていなんです。今作は、瞬間的であっても、誰かの人生の中に入っていく作品なので、入って来られる人の方にリスクがあるわけです。だから、この作品でアクセシビリティを良くする必要はないと思っています。そこの線引は難しいところだけど、勘がいい人が気づいて、おもしろいかもと思って、手を伸ばすと本当に届いて、実際に目にできるようにしておきたいと思っています。この作品のおもしろい部分かなと思います。

服部:結果的に「楽譜/スコア」になったという話、視覚的なことだけじゃなくてこの作品を体験する人と作品の距離感や関係が、鑑賞者と奏者の関係に似ているなと思いました。

―というと?

服部:まず、この作品は、具体的なアクションを起こさなくても、配布物に記されたいくつかの指示を読めばどんなことが体験できるのかを想像できるし、想像することこそが重要だったりもする。いわゆる楽譜/スコアもある程度の音楽的な知識があれば、五線譜上に描いてあることから音楽を想像できるものだと思います。この作品の鑑賞者は、山城さんが作曲した楽曲をその指示書(=楽譜)に従って体験する。でも、どれをどのように体験するかは鑑賞者に委ねられていて、それは楽譜を如何に解釈し演奏するかという奏者の立ち位置に限りなく近い。山城さんは、よく「出来事を再生させる」というようなことを言われますが、再生ボタンをいつどのように押すかが鑑賞者に委ねられているのが、この作品の大きな特徴だと思います。楽譜/スコアに描かれていることに従って、他者の時間を想像してみたり、自分の意思ではどうにもならないことに身を委ねてみることが醍醐味なんじゃないかなと思います。

山城:そうそうそうそう。

―それでは、続いて、牛島さんにもお話を伺いたいと思います。まず、これまで音楽家としてどのような活動をされてきたんでしょうか?

牛島:愛知の芸術大学に進学して、今も愛知を生活の拠点にしています。演奏することもありますが、基本的には作曲家なので、さっきのお話に出てきたようにスコア/楽譜を書いてそれを誰かに演奏してもらっています。

―12月9日に、港まちを題材として、描き下ろしの新作を披露するということですが、タイトルが「みなとまちコンテンポラリー・ミュージックコンサート “みなとの永い夜”」ですね。ジャンルとしては、コンテンポラリーということは現代音楽ということでしょうか?

 


「みなとまちコンテンポラリー・ミュージックコンサート “みなとの永い夜”」出演者:左上から、牛島安希子、丸山達也、寒川晶子、亀井庸州、角銅真実

 

牛島:「現代音楽」といえばそうなんですが、この言葉は複数の意味を持っていて、例えば、調性がない十二音音楽のような、ある種の特定の音楽を想起させる可能性もあるので、それを避けるために、今回は敢えてタイトルを「コンテンポラリー・ミュージック」として、同時代に生きる作曲家の作品を取り上げるというのをテーマにコンサートのプログラムを構成しました。

服部:同じく「コンテンポラリー」を標榜する現代美術では、歴史的な作品に言及したり、引用する「アプロプリエーション(流用)」と言われる手法や、「ファウンド・オブジェクト」といって既存のものを作品に取り込むことが常套手段としてあります。現代音楽においても、例えばバッハのようなクラシックとされる作曲家の技法や旋律を引用したり、改変して作品に取り込むことはあるのでしょうか?

牛島:既存の曲の旋律や断片を引用することもあります。質問の意図に沿った答えかわからないのですが、現代音楽とクラシック音楽との関連でいうと、美術の方がデッサンをやるように、作曲を勉強するときはバッハのスタイルを真似たりすることもあります。そうやって西洋の芸術音楽の作曲家の作曲方法を学んで、その伝統を継承していく作曲家もいますが、私の場合は美術にも興味があったこともあり、所謂、西洋の芸術音楽から逸脱している音楽が面白いと思っていたので、そのような新しいと思える音楽が作りたくて作曲家という道を選んだともいえます。

服部:牛島さんも、まずは演奏方法を学ぶところから音楽家の道が始まったということですが、なぜ作曲に興味が湧いたんでしょう?何かきっかけがあったんですか?

牛島:たまたま音楽教室で作曲もピアノもやるってコースがあって。作曲をやってみたら、人が作った曲を演奏することよりも、自分で考えてやる方が楽しいと思えたんです。でも、演奏から入らない人もいるんですよ。いきなりPCで作曲するところから入る人いますし。

―僕は、単純に名古屋という地方都市にも、職業として「作曲家」をしている方がいるというのがすごいなと思いました。

牛島:レアですよね(笑)。ちなみに音楽大学では音楽学部からは、若干、作曲科は浮いていて。ですので、感覚的には現代美術の人と意識的には近いかなと思っています。

―クラシックの奏者は伝統を守ることに重きを置いていそうですけど、作曲家は新しいことをしないと面白みがないですよね。そういう意味では、現代美術に近いと言えそうですね。作曲の作業は、PCでやるんですか?

牛島:基本的には紙に描いた方がイマジネーションが湧くタイプです。一回手で描いてからPCに打ち込んでいきます。どうしてもノイズとか、PCじゃないと出せない音の場合は最初からPCを使いますが、構成などは紙ベースですね。

―なるほど。12月9日に演奏される公演では、映像上映も行われるんですよね?

牛島:そうですね。もともと、自分でも視覚的要素が伴う音楽に興味があったんですけど、私の純粋な器楽的な作品を聴いた方にも映像が思い浮かぶって言われたことがあって。最近は視覚的要素を前より意識することが多いです昨年作った作品では自分で映像を撮っていたりもしていました。今回は、映像作家の丸山達也と共に映像を伴った音楽作品を発表します。

―どういった映像を撮影されたんでしょうか?

牛島:今回は音楽が主体の作品の映像ということで、視覚的に運動性のあるものを中心に、港まちの印象的な場所を撮りためてもらっています。個人的に“水”と言う素材に興味があったので、港の特徴的な水面の映像や、みなと祭なども撮影してもらっています。

―その映像も曲作りの軸になっていくわけですね。

牛島:映像の視覚的な運動と音の身振りの一致や不一致も作品のポイントの一つですね。今回は映像と音楽の両方が対等になるような作品にしたいと思っています。音楽が映像に付随するのでも映像が音楽に付随するのでもない、それぞれの要素が活きるものにしたいですね。そこに新しい表現の可能性を感じます。

 

牛島安希子が過去にオランダで参加した公演の様子

 

牛島:また、クラシック音楽は基本的に楽譜さえあれば演奏できるようになっているんですけど、自分は今ここでしか聴けない、体験できない音楽にも可能性を感じていて、映像表現はその要素の一つと言えるかもしれません。今回盛り込めるか、まだ現段階で作品を制作中なので未定ですが、演奏者にその場で感じたことを言葉にしていただくようなシーンも検討しています。

―なるほど。12月の公演も楽しみです。ちなみに牛島さんは「アッセンブリッジ・ナゴヤ」には今回初参加となったわけですが、「アッセンブリッジ・ナゴヤ」についてはどう思われますか?

牛島:前回は、展覧会は現代美術の作家さんたちなのに、なんで音楽はクラシック音楽だけなんだろうと不思議に思っていました。東京は人口が多いし、みんな忙しくて、他ジャンルの人と交わる暇がない雰囲気に見えるんですけど、その点、名古屋は人と繋がりやすい場所だと思います。もっと他ジャンルの人同士が繋がっていくとおもしろいですよね。今後、そのひとつのきっかけに「アッセンブリッジ・ナゴヤ」という場がなっていくのでは?と期待しています。

山城:音楽の分野って、美術よりも「表現」の住み分けがはっきりとしているイメージがあります。演奏家の人たちは技術を磨いて、一定の評価基準のルールの中で高得点を目指す、ある意味アスリート的な方が多いですよね。それと逆に、現代音楽をやっている人ってそもそも「完成を探し続ける」ような、新しいことをしようとする自由度が高い人たちですよね。その双方が一緒になるのは難しそうだなと思います。さらに、「アッセンブリッジ・ナゴヤ」では、そこに美術の人たちが入ってくる。これをまとめるのは大変だろうなって(笑)。

―(笑)。

服部:そうですね。もちろん大変です(笑)。今年は「音楽」と「アート」それぞれが独立して存在しつつも、さまざまな形でクロスする方法を考えてきました。ですので、基本的に音楽のコンサートとアートの展覧会は、それぞれ別々の専門家がプログラムを組み立てていて、お互い必要なときに相談し合っています。

―音楽ジャンルとアートジャンルのディレクターチーム間で、アッセンブリッジしているってことですね。具体的にはどんな場面で相談されたのでしょうか?

服部:例えば、美術展の参加作家の野村仁さんの作品は月の写真から音楽を生み出すもので、その編曲は音楽チームの多大な協力があって実現していますし、一方でコンサートの会場をどのように設えるか、場所の文脈と音楽のコンサートの関係の生成については美術チームからの提案があったりと、それぞれの専門性に敬意を抱きつつ協働しています。ジャンルの細分化や専門分化は弊害もたくさんあるかもしれないけれど、それぞれの技術や思考法を知った上で、改めて統合していく方法を模索しています。そんなことを試みたのが、第2回目となる今回の「アッセンブリッジ・ナゴヤ」です。

 


《‘moon’ score: ISS Commander – Listening to it on Mars, now.》 2009-13 Courtesy of JAXA © Hitoshi Nomura Photo | Seiji Toyonaga Photo courtesy of ARTCOURT Gallery

 

―なるほど。「アッセンブリッジ・ナゴヤ」の来場者の方々は、実際に音楽とアートの両方を楽しんでいる方が多い印象ですか?

服部:簡単に音楽とアートのお客さんが交わるかというとそうでもないです。ただ、音楽を期待してきたら美術の魅力に出会うなど、受け手が感覚を開くことで思いがけず遭遇できるものはいろいろ用意しています。特効薬はみつからないけれど、地道にやっていくことには意味があると考えています。

―続けていくことで、お客さん側にも双方を行き来する楽しみ方が伝わっていけば良いですよね。服部さんはこれまでも芸術祭やまちを絡めたアートプロジェクトに多数関わっていらっしゃいますが、「あいちトリエンナーレ」や「アッセンブリッジ・ナゴヤ」などの、こういった芸術祭の行き着く先、目的ってどこなんでしょうか?

服部:行き着く先は?目的は?って言われると難しいですが、前提として、まず「自分が暮らしているまちが、なるべくおもしろく刺激的であってほしい」という思いがあります。

―なるほど。現代アートや音楽が、美術館やコンサートホールのようなある意味、閉ざされた場所から、まちという開けた場へとそれぞれが飛び出して、普段はそういうことに興味のない人の目や耳に飛び込んでいくきっかけになるのは芸術祭の大きな特徴ですよね。それについてはどうお考えですか?

服部:そうですね。ただ、まちでやっていて偶然出会ってしまうからこそ、そのクオリティはより一層厳しく批評される必要があると思います。こういう街場のイベントは、地域活性化や経済効果などの視点からその意義が語られ評価されることが多いわけですが、音楽やアートという芸術である限り、芸術としてのクオリティと批評性は絶対に失ってはいけないものだと思います。幸運なことに、愛知県では「あいちトリエンナーレ」をはじめとして近年は芸術に触れる機会が増え、興味を持つ人やその現場で働く人も増えて、観客の見る技術も、スタッフの作る技術も向上し、面白い人材が集まる土壌ができつつあると実感しています。「アッセンブリッジ・ナゴヤ」を主催している名古屋港界隈においては、「まちづくり協議会」といういわゆる芸術団体ではない組織がこの地域に根付き実直な活動を継続しているからこそ「アッセンブリッジ・ナゴヤ」が実現できているという側面が大きいです。このような土台なしでは、こういう芸術活動をクオリティを担保したまま継続するのは難しいです。

山城さんをインタビューした際にも出た話ですが、「まちづくり協議会」の方々と港まちの住民の皆さんとの間に、長期に渡って築きあげた信頼関係があるからこそ、まちとアートと音楽が共存する「アッセンブリッジ・ナゴヤ」がうまくいっているように思えます。で、話を戻すと「アッセンブリッジ・ナゴヤ」を続けていった先、このまちはどう変化していくことが理想なんでしょうか?

服部:「アッセンブリッジ・ナゴヤ」をもうしばらく続けていったときに、まちや人は簡単には変わらないかもしれません。ですが、少しでもユニークな発想をもつ人材が増えていったら、より暮らしやすい豊かな土地になっていくんじゃないかなと希望を持っています。そのためには、芸術としての純粋な価値が改めて問われるのではと思います。

 

 

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http://liverary-mag.com/feature/65037.html 2017-12-02 04:55:02
antenna STORE IN FACTORYが7周年記念トーク・ディスカッションイベントを開催。ゲストにリビセンの東野唯史・華南子夫妻、maisonette.Inc代表・山本雄平が登場。  

 

名古屋のアンティークショップ・STORE IN FACTORYの7周年を記念したイベント「[RE] THINK TALK」が12月17日(日)に開催される。会場は、STORE IN FACTORY系列店である栄のセレクトショップ・THE APARTMENT STOREにて。

本イベントでは、会社や分野、世代などあらゆる垣根を超えた、これからの暮らしや働き方に関するトークやディスカッションを行う。

今回は、長野の建築資材のリサイクルショップ・Rebuilding Center JAPAN (通称:リビセン)を紹介している書籍『Rebuild New Culture』の出版記念イベントでもある。ゲストに、リビセン代表で東京の人気ゲストハウス・Nui. などの空間を手がけたことで知られる東野唯史東野華南子夫妻を招き、名古屋からはre:LiMaison YWEなどのカフェ運営をしているmaisonette.Incの代表でスタイリストの山本雄平STORE IN FACTORY代表・原佳希の4者によるクロストークが行われる。

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http://liverary-mag.com/lifestyle/65187.html 2017-12-01 08:10:42
antenna 【COLUMN】タイ・バンコクに6年間在住し名古屋に帰省したデザイナー/DJ・MOOLAが現地で出会ったローカルカルチャーをご紹介。第1回目は、現地人も苦手なタイカレー!?「ゲーンハンレー」が好きな理由。 LIVERARY読者の皆さん、こんにちは。

名古屋からタイ王国のバンコクへ転勤になり、6年間住んで、約2ヶ月前に名古屋に戻ってきました、

現在は名古屋在住のデザイナー/DJ・MOOLA(ムラ)です。はじめまして。

 

 

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LIVERARYの武部くんとは、共通の友人を介して、10年くらい前から知り合いだったんですが、僕が本帰国することとなった10月に、ナイスなタイミングで「SOCIAL TOWER MARKET 2017」のLIVERARY libraryブースへの出店をFacebookを通して誘っていただき、また名古屋で再会することになりました(ちなみにSOCIAL TOWER MARKETのときはタイから持って帰ってきたぬいぐるみやグッズなどを販売しました)。

 

 

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で、その武部くんから、6年間バンコクに住んで現地人のローカル・コミュニティに入り込むなかで出会った〈MOOLAなりのお気に入りのバンコク・カルチャー〉を紹介していくコラムをやってくれないか?というご依頼をいただいて、不定期連載コラム「タイへ行くつもりじゃなかった」をスタートさせてもらうことになりました。

(バンコク・カルチャーと言っても「旅行は、レコードや見たことのないオモチャが買える場所にしか行きたくない」っていう僕なので、タイの定番のお寺や日本人のおじさんが好きなナイトスポットの紹介は一切ありません(笑))

全10回を目標に、僕なりのバンコク・カルチャーを紹介していくこのコラム、記念すべき第1回目は「タイカレー」について書きたいと思います。

 

#01:THAI CURRY

現地人に苦手な人も多い、「ゲーンハンレー」が僕は好き。

 

「タイカレー」と言ったら、大体の日本人は、グリーン、イエロー、レッドの3種類のカレーが思い浮かぶと思います。でも、僕はタイへ行くまでタイ料理を食べたことがなく、タイカレーと言ってもピンと来るものが無いレベルでした。

タイカレーの知識がないまま、知り合ったばかりのCyndi Seui(=タイの人気ミュージシャン)に郊外の中古レコード屋帰りに連れられて行ったタイのローカルレストランで初めて食べたカレーに衝撃を受けました。

 

 

そのレストランはもう潰れてなくなってしまったけど、そこのカレーこそ“僕が好きなタイ料理ベスト1”となる“ゲーンハンレー・カレー”でした。

ゲーンハンレー・カレーとは、タイ北部のチェンマイ地方料理で、あまり日本人には馴染みがないですが、程良いスパイシーさと甘さのハーモニーが絶妙なカレー。具材にホロホロになった豚肉を使い旨みを引き出し、爽やかなジンジャーで仕上げたタイカレーです。

このゲーンハンレーは、店によって全然味が違って、バンコクにあるほとんどのローカル食堂で出すゲーンハンレーは、脂っぽすぎて全然美味しくありません。グリーン、イエロー、レッドカレーはどこの店で食べてもまずいことはほとんどないけど、ゲーンハンレーは、当たり外れがあるのが特徴です。

タイ人の友人も僕が「ゲーンハンレーが好き」というと、「あんな脂っこいカレー食べれないよ。昔、お母さんが作ってくれたけど、マズかった記憶しかない」と言われることが度々ある、そんなカレーです。

そんなタイ人も苦手な人がいるというこの「ゲーンハンレー」を、あなたがバンコクへ行った際、食べてみたいなら必ず行ってほしい、「ゲーンハンレーの美味しいお店」があるのです。

それがコチラ……

หอมด่วน 
読み/Hom Duan (ホームドゥアン)

 

僕がバンコクに来たばかりの頃はまだすごく小さな食堂でしたが、今年移転して、大きなお店にリニューアルしました。

BTS(電車)エカマイ駅から徒歩でも行ける場所なので、旅行者にもオススメです。

バンコク在住の頃、近所に住んでいて初めてフラっと入った時に、ローカルなタイ人で賑わう店内のBGMがKings of convenience(なぜかErlend Øyeを家の近所でよく見かけました)だったので、この店は間違いないと確信しました。

 

 

この店はチェンマイ地方料理の食堂で、好きなおかずを数品選んでご飯と食べるカオラゲン・スタイル(タイ人のランチ定番スタイル)です。ここのゲーンハンレーは間違いないです!

僕は、ゲーンハンレーを食べに週3回ペースで通っていました。

そして、ゲーンハンレーが好き過ぎて、チェンマイ出身の料理人のおばちゃんに教えてもらい、自分でカレーペーストを作り、試行錯誤し、オリジナルペーストにたどり着き、自分の理想の味が完成しました。

“ゲーンハンレーカレー”を食べた事がない人は、絶対試す価値ありだと思います。

 

 

 

ということで、最後にちょっと告知です。

タイでの6年間の経験を活かした、僕にしかできないことを日本で始めたい気持ちが強くなり、この度、“หยั่งเก่า(ヤンガオ)”という屋号を作り、タイカレーの移動販売をスタートさせる事となりました。

 

 

今回は名古屋、大阪、岐阜のお世話になっている先輩や友人の力をお借りして、ゲーンハンレーカレー”をワンコイン500円(ロゴステッカー付き)で販売させてもらいます。まずは12月3日(日)新栄live&lounge vioで開催されるカレー×グッズ×音楽の複合イベント「カッコカリー(C)」に初出店します!このコラムを読んで、タイのゲーンハンレー・カレーが気になった方はぜひコチラに遊びに来てください。12月以降、カレー出店が数回に渡って決まっているので、各地でお会いしましょう!(詳細は僕のInstagramで!→ @YANGGAO_NGY

 

 

ちなみに、タイのヴィンテージレコードも集めてまして、12月3日(日)にはタイカレーやタイの雑貨販売とともに、タイディスコのレコードだけのDJセットも披露予定です。コチラのMIXよかったら聴いてみてください!

 

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http://liverary-mag.com/column/65151.html 2017-12-01 03:00:53
antenna 【SPECIAL INTERVIEW】蓮沼執太、口ロロなどを排出したレーベル「HEADZ」所属の謎めく歌ものバンド・毛玉。昨年リリースされた2ndアルバムを引っさげ名古屋に登場。共演にてんしんくん、古池寿浩×辻井浩司デュオ。 もともと実験音楽や即興音楽を中心に活動していた黒澤勇人(Vo, G)を中心に結成され、OK?NO!!箱庭の室内楽のメンバーとして活躍する上野翔(G)らをメンバーに擁する歌モノバンド・毛玉。彼らが昨年12月、佐々木敦が主宰するレーベル「HEADZ」(これまでに蓮沼執太、木下美紗都、サンガツ、クチロロらを輩出)よりリリースした2ndアルバム『幸せの魔法』のレコ発名古屋公演が、12月2日(土)鶴舞KD.JAPONにて開催される。共演には、てんしんくん、古池寿浩×辻井浩司デュオが登場。

東京以外でほとんどライブをしていない毛玉の名古屋でのライブはかなり貴重な機会と言えるだろう。LIVERARYでは、名古屋ではあまり馴染みのないこの謎のバンド・毛玉の中心人物である黒澤勇人(Vo, G)のインタビューを掲載。気になる方はぜひ12月2日(土)のレコ発に足を運んでみて。

 

SPECIAL INTERVIEW:

HAYATO KUROSAWA(KEDAMA)

Interview & Text :Kota Takenaka

 


毛玉のプロフィール写真

 

—黒澤さんは元々即興演奏や実験音楽をやられていたと伺いました。その辺りの原点から、「うたもの」のバンドである毛玉に至るまでのお話をまずは聞かせてください。

黒澤:毛玉の前は即興演奏をやっていて…、きっかけが大学生の頃にジム・オルークが好きでよく聴いたのですが、ジムさんの作品で「ユリイカ」という曲があり、それをカヴァーしている人というところで、大友良英さんのONJOを聴いて、そしてライブを観に行って、そういう世界があるんだということを知り、大友さんがアマチュア楽器奏者を集めてイベントをするというのが新宿のピットインでありまして、昔吹奏楽部でトロンボーンをやっていたので、トロンボーンで参加して、そのときに集まった人と知り合いになって、一緒にバンドをはじめてみたり…。

—毛玉以前ですよね。どんなバンドでした?

黒澤:フリージャズというか、ギターを爆音で弾いていました。形としてはグラウンド・ゼロのような…。あとはその後、早稲田にある茶箱というスペースで即興のイベントを企画して、楽器をもってくれば参加は自由ですみたいな。そのあとその頃に出会った人たちと八丁堀の七針をかりて、一年間くらい月一で「実験音楽リサイタル」という企画を開催して。大学4年生くらいのときに、自分はバンドサークルとかには入っていなかったのですが、自分たちで学祭でライブイベントを企画しようということで、「猫楠」という企画を始めて。

—どんな方を呼んでいたんですか?

黒澤:一年目は30人ぐらい入る小さな教室で、ジョンのサンや石橋英子×アチコ、ニュートレドなどをお呼びして。次の年はメルツバウやL?K?O、sim、DJで中原昌也さんなど。その次の年がiLLと勝井祐二さん、ジム・オルークと中原昌也さんのsuicidal 10ccなど。豊田道倫さんもお呼びしました。今思うとHEADZからリリースしたことは、simや豊田さんなどその頃からの興味とつながっているなと思いました。その最後の年の企画に、今毛玉でギターを弾いてくれている上野くんや、元メンバーのキーボードの落合さんがお客で観に来てくれていたらしくて。それをきっかけに上野くんが自分のインプロのライブに来るようになり、その頃は即興演奏が多くて、バンドはやっていなかったんですけど、一回バンドがやりたくなったときがあって…、それはギター三人とベースとドラムのパワー・アンビエントとか、ちょっとノイっぽい感じのクロウトロック的な曲もありつつ。そのときに、ドラムは現・毛玉の露木さんにお願いして、ギターは1stの録音も手伝ってくれた深田くん、ベースに上野くんをさそって、もうひとり田中くんというギターの五人で。メンバーチェンジで、その後、毛玉の1stと2ndにもサックスで参加してくれている山田光くんにギターで参加してもらって。それが毛玉の前身バンドですね。

—そのように今の毛玉に繋がってくる出会いがあり、そんな実験音楽期から「うたもの」へ至るのはどのようなステップがあったんですか?

黒澤:毛玉のギターの上野くんの参加しているバンド箱庭の室内楽の元メンバーでもあり今、渋谷WWWでブッキングをしている本田さんが、当時代官山にあるライブハウスで働いていて、そこの上の階に山羊に聞くというライブハウスもあったんですが、そこで本田さんに当時僕がやっていたギターデュオで呼んでいただいたんですが、出演のオファーを受けたあとにもう一人のメンバーが抜けてしまったので、結果一人でやるということになり、あくまで二人でやる前提の曲が多かったのでしょうがないから途中で歌でも歌おうかな、と…

—なるほど、遂に。ではつまり、WWWの本田さんがそのオファーをしていなかったら、毛玉は存在しなかったかもしれない…

黒澤:そうですね。その可能性も。

—そのときにのライブにあわせて何曲かうたを作ったんですか?

黒澤:そうですね、そのときに作ったのが1stに収録されている「冬眠」とか。アルバムに収録しているヴァージョンはちょっと違いますけど、当時オンラインでリリースしていたSasakino Recordsのbandcampにあがっている音源ではそのときの名残が聴けます。

 

—そこで意外と手ごたえがあったってことなのかな?意外と歌いけるぞ、と。

黒澤:周りの評判もよく、自分的にも歌えるかもしれないみたいな感じがあったので、歌ものバンドをちょっとやってみようかな、と。それでまたメンバーを集めて。

—そのときはもう明確にうたものバンドをやろうとして?

黒澤:そうですね。前身バンドから露木さんに声をかけ、上野くんにも今回はギターで呼んでみようと、ベースは当時知り合った井上さんにお願いしました。

—そこでついに結成されるわけですね。2012年。

黒澤:それで毛玉で自主企画をやり始めて。今は無くなってしまいましたけど、南池袋のミュージック・オルグとかで。山田くんのライブラリアンズに出てもらったりして。しばらくライブをやりつつ。

—で、オンラインレーベルのSasakino Recordsからリリースすると。

黒澤:そうですね、自分でレコーディングして、ギターの上野くんのネットレーベルから。「毛玉EP」と「バイパスEP」。

—そこから1stアルバムの『新しい生活』までに、上野くんのバンドOK?NO!!とのスプリットが出てますよね。

黒澤:一曲、作ったけど毛玉っぽくないなって曲があって、それを上野くんにあげたんです。それが「Rhapsody」という曲で。その曲と、2ndアルバムにも収録してる「プラネテス」という曲でスプリットで、逆にこの曲のこのヴァージョンはOK?NO!!のreddamさんに参加してもらって、それで一枚にしました。

 

 

—で、そこから一年後にHEADZにデモを渡すみたいな感じなのかな?

黒澤:2014年に、佐々木さんのトークイベントにデモをもっていって。終演後にお渡ししました。

—当時、佐々木さん曰くすごいキョドった黒澤さんからデモを渡されたとつぶやいていましたね。でも実際に聴いてみたらすごくよかったと。それでHEADZからのリリースになる、と。1st『新しい生活』と、2nd『しあわせの魔法』では世界観が結構違っていて、どちらも情景が浮かんでくる作品ではあるんだけど、1stは物語というより、リアルな写実的な風景で、すこし鬱屈とした切実な感じだけど。2ndはリアルなというよりは「物語」の世界で、力強い感じを受けました。「ダンス・ダンス・ダンス」は1stのレコ発の段階で演奏していたし、「しあわせの魔法」もあったし、「プラネテス」もスプリットでリリースしているので、前からありましたよね。でも不思議とカラーが1stと異なっていて。おもしろいなと思いました。「ビバ」とか「タイガー・アイランド」が比較的新しめの曲なんですかね?

黒澤:はい。その辺りが一番新しいです。

—サンバみたいな曲調もあったり(笑)、1stのナイーブな感じとはまた違う…

黒澤:「タイガー・アイランド」はサンバですね。1stは好きなんですけど、内に篭っているような感じの内容で、どちらかというと自分はそういう人間なので、そういうほうが好きなのですが、1stでそういうものを一枚作れたので、次は明るいもので一枚作ろうかと。2ndを意識して最初に作った曲「ダンス・ダンス・ダンス」が明るい方向へ進もうみたいことを示唆しているような曲なので。それで明るめな曲が多いのかもしれないです。

 

—明るいですよね。でも黒澤:さんで面白いのは、明るんだけど、やっぱりどこか影を抱えているというか、そういう部分も感じてしまうんですよ。

黒澤:そういう人間なので出てしまう部分があるのかもしれないですね。

—「ダンス・ダンス・ダンス」はめちゃくちゃ明るいけど、歌詞を聞くと「意味なんて何も無い…」みたいな。黒澤さんの脳内の鬱屈した感じと力強さがいいバランスで。1stとのコントラストもいいですね。

黒澤:1stは内省的で、2ndは明るい感じでいこうというのは当初からありましたね。

—「ダンス・ダンス・ダンス」が最後に入っていることが大きい気がしていて、2ndの中では一番古くからある曲ですよね?リミックスを抜かして。

黒澤:そうですね、あの曲と一曲目の「船」ですかね。

—なるほど、アルバムのイメージを決める上でそれは大きかったのかも、一曲目になっている「船」で、航海へ出発し、最後の曲「ダンス・ダンス・ダンス」で力強く〆るみたいな。

黒澤:最初が「船」で旅立つ感じで、いろんな曲の島々に降りていくみたいな。で最後「ダンス・ダンス・ダンス」でみんなでコーラスする、シンガロングする感じ。1stの感じとはまったく別人ぽいですよね(笑)

—なにか心境の変化とかあったんですかね?がんばるぞ、的な。

黒澤:「グレンラガン」とか観てましたか?エヴァの「破」とか…。「序」だと、まだTVシリーズをブラッシュアップした感じで、「破」でだいぶ話が変わるんですけど、「破」は少しグレンラガン的になっているんです。エヴァとか観てたのは中学生位で、そこから十年以上経ってますけど、「破」を観て主人公の性格が変わったってのがあって、時代の流れ汲んでなのか、監督の心境なのか…変わったのかなって…。パワフルな感じに。けっこう意思が強い感じになっていて、少し重ね合わせる部分があります。Qだとまた変わってますが。

—そうなんですね。確かに、毛玉の1stは中学生くらいのもやもやした感じというか。2ndはなにかもう少し大人になった黒澤さんというか。「破」まだ観てないんです。面白いですか?

黒澤:「破」、面白いですよ。なんかグレンラガンぽいんですよ。意思が突き抜ける感じ。「ダンス・ダンス・ダンス」の最後はそういうイメージがあるかもです。

—力強いんだけど、海外のレビューサイト「beehype」でhappy sadと評されていたように、虚無感みたいなものと力強さが共存しているような感じがしてて、ただ力強いだけではなく、もやもやとか鬱屈したものも抱えた力強さというか。

黒澤:完全に消し去ることはできなかったですね。本当はオザケンさんみたいな完全に振り切ったものも作ってみたかったですけどね。

—今回もう一つの特徴としてブラジル音楽の影響があると思うんです。「ビバ」や「タイガー・アイランド」など。

黒澤:「ビバ」と「タイガー・アイランド」が比較的あたらしい曲で、「船」のリズムもけっこうブラジル寄りだったりして、そのころカエターノ・ヴェローゾとかマルコス・ヴァーリなどをよく聴いていて。「ビバ」はわりとフアナ・モリーナというそれはアルゼンチンの方ですが…、のライブを観にいってその影響下で作ったんですけど、実際に聴いてみると、そんなに似てない。ループを重ねていく感じとか、フアナ・モリーナはライブだとルーパーを使って重ねていく感じなんですけど、「ビバ」はそういう感じ。でなぜかサビがスカパラっぽくなった曲ですね。

—あれはスカパラなんだ。今回曲のアレンジが1stと比べて進化していて、ああいうふうに展開ががらっと変わったり、「船」とかもそうだけど、「ダンス・ダンス・ダンス」とかも、曲の途中でもう一つギアをあげていく感じがありますね。

黒澤:1stを作ったころはそれまではまだあまり曲を作ったことがなかったので、「帰り道」とかは4つのコード進行しかないんですよ。それをひたすら6,7分繰り返すだけ。それがよくもありつつも、それが精一杯だったんです。コード進行よくわからない、みたいな感じで。でも一枚作ってみて、多少もう少し扱えるようにはなったのかなと。それはそれでよくも悪くもというところがあるんですけど。コードが少ないほうが面白い場合もありますからね。

 

 

—1stっぽい曲でいうと「キジバト」は、2ndの中では1st路線ですよね、あれは?

 

 

黒澤:キジバトって鳥わかります?

—よく夏休みに鳴き声を聞いた記憶があります。「ホーホーホッホー」みたいな声の。子供の頃聴いた記憶があります。

黒澤:子供のころは鳴き声はよく聞くけれど何の鳥かわかっていませんでした。フクロウかと思っていました。ネットが普及してからそういえばと思って「ホーホーホッホッー 鳥」で検索したらすぐにわかり、長年の謎が解けました…。

—「プラネテス」は、元々OK?NO!!とのスプリットでしたけど、今回結構アレンジも変わって、すごいレディオヘッド感がある(笑)。

黒澤:そうですね『ザ・ベンズ』とか。八分の五拍子の感じと、ギターのコードの押さえ方ですかね。

—「プラネテス」というと同名の漫画とアニメがありますが…

黒澤:あの作品がとても好きで。歌詞の内容全体には直接関係はないですが、単語とかを漫画から引用させてもらっています。「宇宙線」とか「ケスラーシンドローム」とか。アニメの「プラネテス」だと、冒頭が笙の音ではじまるんですが、このアルバムだと最初にケーンというタイで買ってきた笙みたいな楽器を使って曲をスタートさせています。

—「タイガー・アイランド」は、「ビバ」と同系統の南米感のある曲で。

黒澤:最初は8ビートでもうちょっとシー・アンド・ケイクっぽい曲だったんですけど、一回ライブでやったんですけど、うまくできなくて、お蔵入りになる感じだったんですが、それを引っ張りだしてきて、アレンジを変えたらこんなふうになってしまった、という。かなり明るい感じの曲にしようと思って。

—歌詞も面白いですね。

黒澤:海外旅行で行ったタイで、虎に触れる動物園にいって、小さい虎は可愛いから値段が高くて、大きい虎は安いんですよ(笑)。…あとは虎と言えば、国語の教科書に載っている「山月記」、あれが好きで。

—「山月記」なんですね。てっきりリチャード・ブローティガンの「西瓜糖の日々」の虎かと思っていました。

黒澤:それは読んだことないですね。読んでみます。

—あと、国はタイなんですね、南米ってわけではないんですね。いろんな場所が混ざり合って、架空の場所になってて、今作のフィクションというか物語的な感じに繋がっていると思います。

黒澤:「タイガー・アイランド」には「時差ぼけ」って歌詞がでますけど、タイはそんなに日本とは時差がないので(笑)。だから実際に時差ぼけになったことはない。マジックリアリズムを最初の頃に今作のテーマとしようとしていたのですが。結果的にはあまり反映されていないかもしれませんが。ガルシア・マルケスとか。「しあわせの魔法」はメキシコで「死者の日」という死者のお祭りみたいなものがあって。水木しげるが「死者の日」に旅行に行ってお祭りをみてびっくりしたらしいです。ここには死者も人間も区別がないんじゃ〜って。そのあたりの影響があります。

—「しあわせの魔法」は1stにも収録されている。これはヴァージョン違いですよね。

黒澤:このアレンジ自体は、ソロでやるときにこういうアレンジでやっていて、それを発展させたものです。タイトルの話だと、1stの『新しい生活』は、1stの前に、bandcampの音源に「新しい生活」の別アレンジが入っていて、なんとなく、別アレンジで入る曲がタイトル曲になる、みたいなルールを勝手につくりまして。そのルールを2ndにも踏襲したと。ややこしくて困るという声も聞こえてきたので、3rdでも踏襲するかはわかりません。

—「ダンス・ダンス・ダンス」では20名のコーラスが参加していますね。

黒澤:公募しまして、スタジオに来てもらったのと、スタジオの日にこれない人は録音して送ってもらいました。コーラスといえば、公募コーラスとは別に、今回全編にわたって、岸真由子さんが参加しています。女性コーラスが入っているというのが今回の特徴の一つでもあると思います。コーラス入れたいなと思っていたのですが、エンジニアの岡田靖さんのアイデアで、岸さんがよいのではと。

—すごく効果的な人選だと思います。録音作品において岡田さんは毛玉第五のメンバーといっても過言ではない。フィールドレコーディングもそうだし。あとはライブラリアンズの山田光さんも前作に引き続き、いいですね。ボーナストラック的に最後にリミックスで荒井優作さんのリミックスが収録されていて意外な人選でしたが、アルバムの最後に良いトラックでしたね。

黒澤:荒井さんは、レーベルの担当がリミックスのアイディアをだしてくれて、お願いしました。あらべえという名義でも活動されていて、THE OTOGIBANASHI’Sの「POOL」のトラックを作っている方ですね。めちゃめちゃかっこよいリミックスだったので聴いたときは興奮しました。

—ジャケのイラストもいいですね。

黒澤:ジャケは「あけたらしろめ」さんという方で、ジャケをどうしようか迷っていたときにレーベルの担当が、大阪のショップ兼イベントスペースのhopkenに飾ってあるこの表一になっている絵を見たみたいで、そのイメージがアルバム冒頭の「船」にぴったりだ、と。で、しろめさんにご連絡したところ使用を快諾してくれて。ブックレットにも、書き下ろしではないのですが、しろめさんの過去の作品の中から、デザイナーの石塚(俊)さんが選んで、アルバムを通して一つの物語のように配してくれて、良い感じなので、ブックレットと併せて聴いてほしいですね。

 

<以下、リリースインフォより>

しあわせの魔法/毛玉
WEATHER 071 / HEADZ 216
価格:2,000円+税 
2016.12.14 on sale

1. 船
2. ビバ!
3. キジバト
4. プラネテス
5. もしも口笛が吹けたなら remixed by 岡田靖
6. タイガー・アイランド
7. しあわせの魔法
8. ダンス・ダンス・ダンス
9. しあわせの魔法 remixed by 荒井優作

 

昨年開催された、空気公団を招いての自主レコ発も盛況に。また、一部で年間ベストに選出されるなど、局所的な好評を得た1st『新しい生活』に続く今作では、 1stで歌われたような、デリケートさと叙情性は通低しつつも、1曲目「船」で表象されるように、嵐を抜けて、新たな物語の世界に船出していくような、ささやかな力強さを秘めた作品となっている。

ボーナストラックとして、あらべぇこと荒井優作によるリミックスを収録。前作に引き続き、録音/ミックスを担当した岡田靖によるフィールドレコーディングが効果的に配され、更には、エンジニアとしてミーマイモーや豊田道倫なども手がける異才・宇波拓(HOSE/かえる目など)によるマスタリングが施されている。アートワークはイラストレーター「あけたらしろめ」によるもの。ジャケットデザインは気鋭のデザイナー石塚俊。

 

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http://liverary-mag.com/feature/65130.html 2017-12-01 00:00:13
antenna マフラーのように巻ける動物のぬいぐるみ「巻ぐるみ」が人気の作家、ookamigoccoによる個展が開催!

 

“身につけられるぬいぐるみ”をコンセプトにした様々な動物のマフラー仕様の作品「巻ぐるみ」をはじめ、立体・半立体の壁面作品の制作、インスタレーションなどジャンルにとらわれない幅広い表現活動を行うookamigocco(オオカミゴッコ)の個展が、12月7日からON READINGにて開催される。

今回の展示では『Caravan』をテーマに、様々な動物たちが繋がり、連なっていくイメージで制作された新作の立体作品や巻きぐるみを展示販売する。

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http://liverary-mag.com/art/65121.html 2017-11-29 12:24:56
antenna AKI NARUJi、矢野容子、カトウユカリら5人の作家によるアクセサリーの展示会が開催。

矢野容子(ガラス)、松本美弥子(陶磁器)、平林真貴子(金属)、AKI NARUJi (糸編み)、カトウユカリ(記憶の欠片・鉱物)の5人の作家によるアクセサリーの展示会『日々のかけらのように』が12月8日からスタジオマノマノにて開催される。

期間中は日々のかけらから生まれた作品の数々の他にも、sacoのカヌレや、ミモザによるジャムやプラリーヌも並ぶ。

 

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http://liverary-mag.com/lifestyle/65105.html 2017-11-29 10:20:28
antenna 『動くな、死ね、甦れ!』 : 伝説の監督ヴィターリー・カネフスキー、54歳時の処女作がHDリマスター版でスクリーンに甦る!

 

1990年のカンヌ国際映画祭で世界を驚嘆させた、54歳の新人監督ヴィターリー・カネフスキーによる映画『動くな、死ね、甦れ!』が、12月9日から19日まで名古屋シネマテークにて、HDリマスター版でリバイバル上映される。

第二次大戦直後、雪に覆われたソビエトの極東にある炭鉱町スーチャン。収容所地帯と化したこの町では、強制労働を強いられる受刑者や捕虜、職にあぶれ無気力な者、酔っ払いが溢れ、窃盗や暴力が横行していた。そんな殺伐とした空気に満ちた町に生きる12歳の少年ワレルカ。純粋無垢だが不良ぶっている彼は、学校のトイレにイースト菌をばら撒いたり、スケート靴を盗まれた仕返しにスケート板を盗み返したりと、たびたび騒動を引き起こす。そして唯一の家族である母親への反発と相まって、悪戯をエスカレートさせていく。そんなワレルカの前に、守護天使のように現れては、危機を救ってくれる幼なじみの少女ガリーヤ。 二人に芽生えた淡い想いは次第に呼応していくが、学校を退学になったワレルカが町から逃亡することで、彼らの運命はとんでもない方向へ転じていくのだった…。

物語の舞台となる旧ソ連の炭鉱町・スーチャンは、カネフスキーが少年時代を過ごした町。彼は、ストリートチルドレンのパーヴェル・ナザーロフを主演に抜擢し、どこまでも純粋で鋭敏な自身の少年時代の記憶を、鮮烈にスクリーンに甦らせた。また主人公を見守り危機から救う少女役に、現在も女優として活躍しているディナーラ・ドルカーロワを起用。純粋無垢な悪童と守護天使のような少女が織りなす“映画の奇跡”は、多くの人々の心を揺さぶり、伝説的傑作として語り継がれている。

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http://liverary-mag.com/cinema/65113.html 2017-11-29 10:14:47
antenna カレー×グッズ×音楽の複合イベント「カッコカリー#2」が開催。大阪からスパイスカレー大陸、SUNSHINE MOONLIGHTも出張出店!

 

カレー、物販、DJが三つ巴となる複合イベント「カッコカリー」の第2回目が、12月3日(日)新栄・live&lounge vioにて開催される。主催はこれまでさまざまな場所で出張出店を行ってきた無店舗型カレー店・fiji on the curry

 


スパイスカレー大陸

 

今回のカレー出店ラインナップは、大阪の人気カレー店・スパイスカレー大陸、名古屋・大須のbar Ka na ta、タイ・バンコクより帰省した名古屋出身のデザイナー/DJ・MOOLAによるタイカレー専門店・YANGGAO、今池の居酒屋・大大大、主催者であるfiji on the curryといずれも個性的なカレーが楽しめそう。

 

今回が初の出店となるタイカレーのYANGGAOは、今後も各地でカレー出店を行う予定

 

物販ブースには、大阪在住のデザイナー・mascotboyのオリジナルブランド「mas.」のフラッグショップ・SUNSHINE MOONLIGHTが出張出店する他、移転リニューアルしたばかりのレディースセレクトショップ・LILLTによるガレージセールコーナー、カレー出店も行うYANGGAOのタイ雑貨、無店舗型古書店・LIEB BOOKS、ストリート〜グラフィティ・カルチャーを発信するギャラリーショップ・MAD BOXXX、そしてLIVERARYも出店。DJはyusuke uchida(LOVE)、nutsman他、計7名が登場する。そちらもお楽しみに。

 

SUNSHINE MOONLIGHT

 

 

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http://liverary-mag.com/lifestyle/65085.html 2017-11-28 12:21:05
antenna ピアノの旋律とろうそくの灯りが通い合う一夜。ピアニスト・林正樹とキャンドル作家・河合悠によるコラボ公演が岐阜にて開催。

 

国内外で高い評価を獲得しているピアニスト・林正樹のソロ公演が12月3日(日)岐阜市・nakaniwaにて開催される。

今回、キャンドル作家・河合悠が会場演出を担当。2人のコラボレーションは大阪と島根で共演して以来、東海圏では初の公演となる。

 

<以下、主催者よりコメント>

12月今年最後の満月を迎える夜に
ピアニストの林正樹さんをお迎えし
河合悠さんの灯りの中で
音と灯りが通い合う一夜を開催します。

みんなといるけれど、ひとりでもある
交じらいの中で、いいもわるくもこの年を想い手放し、問いの降り立つ先に希望を託していただけたら。そんな、ささやかな祈りを添えて。是非お運びください。

 

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http://liverary-mag.com/music/65021.html 2017-11-24 10:58:13
シガーロス好きなら必見!アイスランド発のポストロックバンド・VARが初来日ツアーで名古屋へ。共演にCRUNCH、my young animal。

 

“ポスト・シガーロス”と称される、アイスランドの5人組ポストロックバンド・VARが初来日ツアーで名古屋へ。12月10日(日)にKDハポンにてライブを行う。

 

 

昨年12月にリリースしたデビューアルバム『Vetur(ヴェートゥル)』が、大手CDショップを中心に話題を呼び、ロングセールスを記録している彼ら。名古屋公演では、名古屋を拠点に活動するインディーポップガールズバンド・CRUNCHと、岐阜の6人組オルタナティヴバンド・my young animalという、注目の若手バンド2組が共演する。

 

VAR

CRUNCH

my young animal

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http://liverary-mag.com/music/65013.html 2017-11-24 10:45:59
antenna ロックバンド・おとぎ話のMVや漫画「じゅんぼくん」で知られるイラストレーター、神保賢志による個展が開催。

 

イラストレーション、漫画などで様々な媒体で活躍中のイラストレーター、神保賢志による個展が、11月23日(木)から、月のひなたにて開催される。

本展では、神保が描いてきた、ロックバンド・おとぎ話のアートワークやグッズが展示販売される。

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http://liverary-mag.com/art/64984.html 2017-11-22 09:34:13
antenna ディアスポラ=民族離散の問題をテーマにした現代美術の展覧会が岐阜県美術館で開催中。
ランダ・マッダ《ライト・ホライズン》 © 2012 Randa Maddah

 

紛争や災害などに巻き込まれ、故郷を追われて戻れずにいる人々に寄り添い、奪われた故郷と世界に向けてメッセージを発信しつづける現代美術のアーティストたちの作品を紹介する展覧会『ディアスポラ・ナウ! ~故郷(ワタン)をめぐる現代美術』が、2018年1月8日まで、岐阜県美術館にて開催中。

古代ギリシャ語に由来する「ディアスポラ」という言葉は、種など「まき散らされたもの」を意味し、離れた地で芽吹きをもたらすことも含意していたが、大戦後、ユダヤ人の「民族離散」の歴史を表現するようになった。現在に目を移せば、中東情勢は泥沼化する地域を生み出し、世界各地で巨大な天災がおこっている。戦争や災害によって避難民は、彼らは故郷を追われ、離散し、それぞれの地に移り住みながらも、同じ地への帰属意識を持ち続けている。ディアスポラの問題は、国家の枠組みを超えて、故郷(ワタン)を問い直すことへとつながることであろう。

本展では、中東地域にゆかりのあるアーティストを中心に、ラリッサ・サンスール、アクラム・アル=ハラビ、ランダ・マッダなど、6組の作家による作品約30点を展示する。

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http://liverary-mag.com/art/64976.html 2017-11-22 09:16:29
antenna 建築デザイン会社「パパママハウス」主催のマーケットイベント「ファンフェス」が、モリコロパークへ移転・拡大開催!

 

「暮らしを今以上に好きになってほしい」そんな思いを込めて、建築会社「パパママハウス」が主催するマーケットイベント『FUN FUN FESTIVAL』。これまで本社にて開催されてきた同イベントが、11月25日(日)モリコロパーク(愛・地球博記念公園/地域市民交流センター)に場所を移し、拡大開催される。

今回の参加店舗は62店。愛知を中心に、全国からさまざまな生活に寄り添った出店者が集う。参加店舗は以下。

 

ES cafe
HAND
春日薬草店
Troy’s American BBQ
テキサスマフィン モヒカン
ビスキット
doremifarm
カフェ百時
青丹aoni
ATELIER MOKARA
GREEN STYLE Ltd.
GLAN
ituka
GARDEN VIGO
MARTEAU
rumsflicka
GALLUP
Radio NEO
凹-haku
ノミの生活道具店
Witchcraft Kintsugi & RepairWorks
ANDTHROUGH DESIGN
FLEURI
TSUTAYA
kato Plants.
25ris
IRISE antique
F.45
ARTISAN
Pipacs Antiques
有松絞染 from 尼ケ坂ガレージ
sunnyside modern
3RD CERAMICS
ペタテック
attendri et paisible
mountain mountain factory
STOCK
STORE IN FACTORY
HARVA LEHTO
MOLIS
sharebase.ロボット
cre8 BASE KANAYAMA
PMH VR
make my day
atelier plow workshop
Wall be
その灯ぐらし 猫洞店
atelier N
konome
atelier michi & fleur*fleur
cake salon sucre
anyatto
Amelie
studio it
coquelicot
Agaro
Libertyたまにネコ
cafe siesta
ケーズピット
お結び屋 日本の心
MORY’S 1 POND STEAK
SpecialtyCoffee蒼〜soh〜

 

さらに詳しい情報は下記イベント欄のHPリンクにて。

 

昨年の様子はこちら

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http://liverary-mag.com/lifestyle/64961.html 2017-11-22 09:00:38
PR antenna 【SPECIAL REVIEW】テニスコーツ、テライショウタ、厚海義朗、角銅真実、池間由布子が港まちに集結。音楽とともにまちを歩く、新たな試み!?「みなと音めぐり」制作過程をフォトレポート。

 

現在、名古屋市港区で開催中の音楽×現代アート×まちの祭典「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」

街を舞台にアート展や音楽イベントが多数行われていく同イベントの中から、今回は12月3日(日)開催の「みなと音めぐり」をピックアップ!(前回記事では山城大督の制作プロセスを追いかけた→前回記事はコチラ

「みなと音めぐり」に出演するのは、普段は弾き語りユニット・Gofishとして活動する愛知在住のアーティスト・テライショウタ。東京インディーシーンを代表するバンド・ceroのサポートミュージシャンとして活躍、ソロアーティストとしても知られる厚海義朗、角銅真実。これまで国内外のさまざまな場所/環境でライブを行い、多種多様なアーティストたちとの共作/共演を行ってきた二人組ユニット、テニスコーツ。そして、そのテニスコーツとの共演経験も豊富で親交も深いSSWの池間由布子。

 


※なお、テニスコーツは、12月3日(日)「みなと音めぐり」は音源と映像での参加となる。一体どのような形で他の4組のアーティストと共演するのか?にも期待したい。また、その代替公演として11月24日(金)「港まちポットラックビル」にてワンマン公演「みなとのテニスコーツ」を行うことに!こちらの詳細は最下部、イベント情報欄をチェック。


 

個性豊かな5組のアーティストらが、港まちのさまざまな場所(ときには移動中も)で演奏を繰り広げ、参加者とともにまちを歩く、そんな新しい形のライブツアー。それが「みなと音めぐり」だ。

LIVERARYでは、彼らが下見に訪れ、実際に港まちのさまざまな場所を巡りながら、演奏のアイデアを膨らませていくプロセスに同行。今回のレポート記事を見ながら、当日の様子を想像してみてほしい。

 

SPECIAL REVIEW:

みなと音めぐり

テニスコーツ、テライショウタ、厚海義朗、角銅真実、池間由布子(※取材時は不在)

Text, Edit & Photo  : Takatoshi Takebe [ LIVERARY / THISIS(NOT)MAGAZINE ]
Photo:Sara Hashimoto [ LIVERARY ]

 


写真左から、さや(テニスコーツ)、厚海義朗、角銅真実、テライショウタ、植野隆司(テニスコーツ)

 

「みなと音めぐり」は「水族館南側緑地(16:30 )」からスタート。まちなか各所を巡り「旧・名古屋税関港寮(17:30〜)」へ。そこからさらにまちなかを抜けて、ゴール地点となる「港まちポットラックビル(19:30〜)」へ。延べ数キロに渡り、参加者と出演者がともに歩いていくライブツアーとなる。

……ということでまずは、スタート地点「水族館南側緑地」

 

経由ポイントとなっている「旧・名古屋税関港寮」を目指し、歩いて行く一行。

 

 

 

歌を口ずさみながら、しばらく歩いて行くと、大きな公園が。

 

 

 

こうした寄り道ポイントも、当日のライブ会場となる可能性があるので、お楽しみに。

さらに歩いていくと……

 

 

経由ポイント「旧・名古屋税関港寮」に到着。

 

 

1階〜2階まで「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」の現代アート展「パノラマ庭園−タイム・シークエンス−」の会場でもある「旧・名古屋税関港寮」。当日ももちろん作品の観覧が可能だ。

 

 

屋上へするすると登っていき、サウンドチェック?【注】屋上への侵入は通常時は禁止されているそうです……

こういった動きはテニスコーツならでは。

 

 

ちょっとお疲れな表情を見せる、厚海さん(奥に角銅さん)。

当日のツアーでこの場所は、歩き疲れた方々にとっての休憩スポットにもなりそう。

 

 

 

さて、一休みしたところで、ゴール地点「港まちポットラックビル」へと歩きだす一行。

 

 

すると、またしても面白そうな場所を発見。

 

 

「土足禁止」を書かれたこの公園内には、足つぼを刺激する「足踏み石」が。

 

 

謎の足つぼ公園を後にし、

港まちの主要道路である江川線を横断……

 

 

続いては、「港まちポットラックビル」のすぐ近くにある「UCO」(旧・潮寿司)へ寄り道。

 

 

お隣の「ボタンギャラリー」も気になりつつ……

(UCOとともにこの場所も現代アート展「パノラマ庭園−タイム・シークエンス−」開催中)

 

 

ようやくゴール地点「港まちポットラックビル」に到着!

 

 

道中、さまざまなスポットを見つけては、舞台に置き換え、イメージを膨らませていたように見えた一行。

この後、すぐさま「アッセンブリッジ・ナゴヤ」ディレクター陣とのミーティングに。

 

 

「足踏み石があった公園は、裸足でやったら楽しそうだよね」

「あのUCOの雰囲気、すごく好きだな~」

「税関寮はすごく音の響きがよかったよ」

「橋の上を歩いている時、港らしい音が聞こえてきて楽しかった」

 

 

それぞれに印象に残った港まちスポットを声に出して、演奏の舞台を決めていく過程は、

まるで、新しいバンドを組んで、各々楽器の担当パートを決めていくようでもあった。

 

 

本番となる12月3日(日)は、

それぞれのソロ曲をやったり、時に合奏をしたり、やや即興的な演出もありつつ、

まちの音にも耳を傾けるような企画も盛り込まれていきそうそうだ。

 

 

港まちのさまざまな場を舞台に、おそらく2時間ほどのライブツアーが繰り広げられるわけだが、

出演者たちにとっても、当日が一体どうなるかなんてはっきりと明言はできないだろう。

 

 

あなたも彼らと一緒に、未知なる冒険にぜひとも出かけてみてはいかがだろう。

きっと誰も思い描けなかったような、新しい音楽がこのまちに息吹く瞬間が訪れるはずだ。

 

 

最後に12月3日(日)当日のタイムテーブルと順路をおさらいしておこう。

みなと音めぐり TIME SCHEDULE
(※各所でのライブは予約不要。途中参加可。当日はかなり冷えることが予想されるので、しっかりと防寒着の準備を!)


16:30 スタート地点:水族館南側緑地

  ↓
まちなか各所
  ↓
17:30 経由地点:旧・名古屋税関港寮
  ↓
まちなか各所
  ↓
19:30-20:00 ゴール地点:港まちポットラックビル

 

※冒頭で触れたとおり、12月3日(日)「みなと音めぐり」においてテニスコーツ本人の出演はなく、音源と映像での参加となる。その代替公演「みなとのテニスコーツ」が、11月24日(金)港まちポットラックビルにて行われるのでそちらもお楽しみに!

 

 

テニスコーツ、池間由布子

Gofish

角銅真美

厚海義朗

 

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http://liverary-mag.com/feature/64739.html 2017-11-22 08:00:32
antenna 独自の感性で選び抜かれた1点モノを求めて。UNEVEN GENERAL STORE 恒例の「UNEVEN OBJECT STORE」がいよいよ開催。

 

今回で4回目の開催となったUNEVEN GENERAL STOREの恒例イベント「UNEVEN OBJECT STORE」が11月25日(土)〜12月10日(日)開催される。

今回もゲストとしてランドスケーププロダクツを経てSwimsuit Departmentを立ち上げた郷古 隆洋を招き、世界中のデザインオブジェクトから日本の民芸品まで、幅広く深みある貴重なコレクション・一点物のアイテムが店内に多数展開される。思いも寄らないオブジェクトとの出会いが今回も期待できそう。

 

 

 

「UNEVEN OBJECT STORE コンセプト」
そのモノがそこに存在するだけで心が豊かになる。 日常的に必要とされる消耗品ではない。 生活を便利にする道具でもない。 心を落ち着かせて、そのモノとの出会いを楽しむ。 ”やはり手に入れて良かった” その価値を決めるのは自分。 そう思えるオブジェクトに出会うための企画展。

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http://liverary-mag.com/lifestyle/64946.html 2017-11-22 04:54:08
antenna 「暮らしを作る新しい公共」をテーマとしたトークイベントが岐阜・各務原市で開催。ゲストは、カスタマイズ賃貸や大家の育成など、“新しい暮らし”を創造してきた青木純。

DIYやリノベーションをテーマに、「暮らし」についての講演会が岐阜県各務原市で12月10日(日)に開催される。場所は、中部学院大学・中部学院大学短期大学部各務原キャンパスにて。

ゲストは、昨年10月に開催されたセミナー「空き家を使ってじぶんらしく、まちをくらしをじぶんでつくる」にも登壇した青木純。同氏が生まれ育ったまち豊島区を市民のリビングにする取り組みから、住人と一緒に共同住宅を運営・主催する「大家の学校」まで、新しい「くらし」をテーマにトークを広げる。

同イベントは予約不要。先着300人限定となっている。

 
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http://liverary-mag.com/lifestyle/64720.html 2017-11-22 03:00:35
愛知出身SSW・mei eharaが、辻村豪文(キセル)プロデュースの1stアルバムを携え名古屋へ。ゲストに王舟、菅原慎一(シャムキャッツ)。   

デビューアルバム「Sway」2017年11月にカクバリズムよりリリースされたばかりの愛知県出身シンガーソングライター・mei eharaがリリースツアーを敢行。名古屋公演は11月26日(日)新栄・Live & Lounge Vioにて開催される。ゲストには、王舟菅原慎一(シャムキャッツ)を迎える。

 

 

mei eharaはこれまで、Yogee New Wavesnakayaan(ミツメ)などのアルバムにゲストコーラスで参加するなど音楽活動のほか、文藝誌「園」主宰、写真やデザインなどの制作活動も行ってきた。また「may.e」名義で計5作の自主制作作品をリリースしている。今作「Sway」はキセル辻村豪文が初めての全面プロデュース作品となっており、キセルの2人に加えmmm(Cho, flute)も楽曲に参加している。

 

 

 

〈以下、リリースインフォより〉

mei ehara / Sway

01. 戻らない
02. 狂った手
03. サイン
04. 蓋なしの彼
05. 頬杖
06. 道路
07. 地味な色
08. 毎朝
09. 街の様子
10. 冴える

どこか不思議で、人懐っこくも多々ある。メロディはすんなり気持ちよく響いて、ゆらゆらしながらも芯がある。メロディが良いもんだから、気付けば鼻歌も歌ってしまう。だからか、近い話のようで遠い話なような気もするし、とても身近な気分にもなる。色々な景色を浮かばせてくれる。 透き通った歌声の中にどこか濁りというか引っ掛かりがしっかりあって、独特の聞こえ方をする歌詞をより素敵に聞こえさせてくれる。 本当に稀有な才能がキセルの兄こと辻村豪文のプロデュースによって開花したと言えるでしょう。しなやかで逞しい。とても理想的で、楽しく嬉しいアルバムができました。mei eharaの1stアルバム「sway」、2017年必ず聞くべき1枚。是非とも聞いてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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http://liverary-mag.com/music/64909.html 2017-11-21 11:20:59
antenna 【SPECIAL INTERVIEW】歴史文化×まちの祭典「やっとかめ文化祭」と本×まちイベント「ブックマークナゴヤ」。名古屋のまちを舞台とする2大イベント主催チームが対談。 名古屋で開催される、秋の一大カルチャーイベント「やっとかめ文化祭」「ブックマークナゴヤ」。この2つのイベントは、「歴史・文化」と「本」とそれぞれにメインとなるキーワードは違うものの、名古屋というまちを舞台に県内外から好評を博してきた(「ブックマークナゴヤ」は残念ながら今年10年目の節目で終了となった)。

今回、LIVERARYでは両イベント主催者による対談を企画。「やっとかめ文化祭」主催チームとして、コミュニケーション・デザインを得意とする名古屋・大須のデザイン会社「クーグート」の高橋佳介さん、「ナゴヤをおもしろがる人を増やす」を合言葉に街中をキャンパスにしてきた「大ナゴヤ大学」学長・山田卓哉さん、そして「やっとかめ文化祭」に無くてはならない存在の事務局・吉田祐治さんが登場。一方、「ブックマークナゴヤ」主催チームは、ブックショップ&ギャラリー「ON READING」店主であり、「LIVERARY」編集部としても活動する、黒田義隆・杏子夫妻という計5名が集まった。

両者それぞれにどのような思いを持って企画してきたのか? 続けていくなかで、名古屋だからこそ見えてきたこととは? そして今後につなげていくべきこととは?など、話のフォーカスは自ずと名古屋というまちへと絞られていった。

 

SPECIAL INTERVIEW:

「やっとかめ文化祭」×「ブックマークナゴヤ」

Interview & Text : TakatoshiTakebe [THISIS(NOT)MAGAZINE, LIVERARY]
Photo:Sara Hashimoto [LIVERARY]

 


写真左から順に、高橋佳介さん、山田卓哉さん、吉田祐治さん、黒田杏子さん、黒田義隆さん

 

ー今年で「やっとかめ文化祭」って何回目だったんですか?

高橋(以下、高):実はまだ5回目で。「ブックマークナゴヤ」の10回に比べたらまだまだ半分です(笑)。

ー今年はこれまでに比べて、どこがどう違ったんでしょうか?

吉田(以下、吉):基本的には変わってないです(笑)。ただ、外部の方との連携企画みたいなのが増えています。ありがたいことに「一緒に何かやりたい!」って言ってくれる方々が増えてきたんです。それは5年続けてきた甲斐があったな〜と思えるところですね。取り上げているネタが、「歴史」とか「文化」ですので、とっつきにくいところもあると思うんです。でも、それを少しずつ噛み砕いたり、いろんな人と関係を作っていくうちになんとなく「やっとかめ文化祭」を気にしてくれる人が増えていって、参加してくれる人も増えてきて。「やっとかめ文化祭」自体が大きくなったわけでも、今年から突然何かを変えたとかもないんです。相変わらず、このまちにある文化や伝統だったりをみんなで楽しめるプログラムを組んでいった感じですね。

 


「やっとかめ文化祭」事務局・吉田祐治さん

 

ー今回の「やっとかめ文化祭」ってメインビジュアルの撮影場所が、最近開発が進んでいる名駅エリア周辺のささしまなんですよね。最初見た時、かなり違和感がありました。以前は有松とか、風情あるまち並みで撮影されていたのに。こういう場所をあえて背景にしたんでしょうか?

高:ささしまは意識的に起用しましたね。今まで名古屋の人たちが見たことない風景だよねっていう場所にしたかったというか。

 


今年の「やっとかめ文化祭」メインビジュアル

 

黒田杏子(以下、杏):かなり不思議な感じのビジュアルになっていて、面白いですね。

:ささしま周辺って突然できたまちだと思われがちなんですが、実は歴史があって、もともと名古屋駅はささしまにあったし、レジャックのところに大きな橋が架かっていて、みんな中村遊郭に遊びにいくときはその橋を渡って行ってたたなんて話もあります。今回、まち歩きコースの一つにもその周辺エリアである「柳街道」が組み込まれていて。この道、面白いんですよ。昔からある道なんですけど。納屋橋から繋がっていて。今では、道しかないんですけど。特に何もないけど好きな道なんです。昔の街道の面影を感じることができる。

ーなるほど…。ちなみに、山田くんは今回も大ナゴヤ大学として「やっとかめ文化祭」をお手伝いされていますが、まだかなり若いと思うんですけど、おいくつですっけ?

山田(以下、山):27歳です。

 


「大ナゴヤ大学」学長・山田卓哉さん

 

ー若っ!そんな若者から見ての「やっとかめ文化祭」ってどうなんだろう?って気になります。

:僕からの感想としては、知っておくと何だか大人になれる気がしてくるっていうか。先人たちの知恵を「やっとかめ文化祭」から学べるってのが大きいんじゃないかって思います。関わり始めた当時は、自分は社会人とはいえ子供だな〜って思っていたので。そんな自分が、名古屋の歴史や文化を知ることで、そういう話を大人と話すことができるようになった。あと、名古屋のことを勉強をしているはずなのに、歴史文化って、全国各地の地域とも繋がっでいて。色んな物事とリンクしていくのがおもしろいな〜って。そういうおもしろさがより多くの人に伝わればいいな〜と思っています。

ー同世代の友だちとかって、きっとみんな歴史とか文化とかってものになかなか興味を持てない年齢だと思うんです。そういう友だちとかお知り合いを「やっとかめ文化祭」に誘う時って、どうやって説明するのかな〜って。

:やっぱりパッと見てわかりやすくて、キャッチーな「ストリート歌舞伎」とか「芸どころまちなか披露」に該当するまちなかでの上演企画を紹介しますね。単純に観覧フリーでお金がいらないし、気軽に見れるんで。それをまず見に来てもらって、さらに興味を持ってくれるような人なら「まちなか寺子屋」とか座学系のイベントに誘ったりして、徐々にこっち側に引き込んでいく感じです。

ーなるほど。では、吉田さんに聞きたいんですが、「やっとかめ文化祭」って歴史・文化を学んで、その先にあるのはやっぱり自分たちのまちにもっと興味を持ってもらうことが目的なんですかね?

:そうですね。文化祭に参加した人と、まちとの関わりが生まれることを大切にしたいと思っています。まちとどう関わり、どうやって暮らしていくのかということの先に、まちの文化だったり、観光に繋がっていくと思うので。まち歩きのガイドの方々なんて、本当に自分が住んでいるまちが大好きな方たちなんですよね。

ーまち歩き取材同行をしたときもガイドのおじいさんたちが意気揚々とガイドされていて、その姿は微笑ましかったです。

 


やっとかめ文化祭2016:なごやまち歩きのレポート記事はコチラ。(http://liverary-mag.com/feature/54386.html/3

 

:「やっとかめ文化祭」ってコンテンツが違うだけで僕らがやってきた「ブックマークナゴヤ」と根底にあるメッセージは一緒だと思っていて。「名古屋は魅力がないまち」とか言われてるけど、本当に「魅力がないまち」なんてあるのかなって。それに気づく人が少ないだけの話だって思うんです。結局、住んでる人が色んなことを面白がることができたらそれがまちの面白さになる。名古屋がつまらないって言われてるってことは、イコール住んでいる人がつまらないって言われてるのと一緒なんですよね。聞いてみると「観光名所がない」ってだけで終わっちゃうけど、まちの魅力ってそこだけじゃないでしょって。実際、コンテンツ自体はあちこちにあるわけで、そこに積極的に参加することでまちを盛り上げることだってできる。まちに住んでいる人が、まちのおもしろさを知って、積極的にいろんなイベントに参加したり、いろんなお店を楽しむようになれば、まちなんてあっという間に面白くなるのになっていつも思います。

 


「ON READING」店主・黒田義隆さん

 

:私も「やっとかめ文化祭」にはシンパシーを感じていて。「ブックマークナゴヤ」って、主催側である私たちが企画をたてるだけでなく、何かをやりたい人のために機会を設けたいという思いがあって10年続けてきたんです。「やっとかめ文化祭」も歴史文化をテーマに据えた枠組みであって、その枠の中で「私ならこんなことをやりたい!」って、いろんな人が関わってきているわけで。つまり、まちの中に潜在しているプレーヤーを育てようとしている。

ー「やっとかめって文化祭」って「祭」ですもんね。「祭」ってもともと、みんなで役割を分担しながら、大勢でわいわい作り上げていくものだったと思います。

:みんなで作り上げていく感は関わっているこちらとして達成感があるし、単純に楽しいですね。

:そうですよね。でも、「ブックマークナゴヤ」をやる意図としては、そのいわゆる祭的な、一定期間だけ盛り上がるのが目的じゃなくて。イベントをきっかけにまち歩きをしてお店を巡って、そこで新たにお気に入りのお店を見つけてもらって、「ブックマークナゴヤ」が終わったあとでも足を運んでもらえたらいいな〜というのが真の狙いでもあるんです。

:「やっとかめ文化祭」もそれは同じ気持ちで。さっき山田くんが、「ストリート歌舞伎」を入り口にそこから他の企画にも興味を持っていってくれたらいいって話をしてくれましたが、どこかに興味を持ってくれたら、きっとその隣やまわりのことが気になるはずだし。だから、いろんな層の人に楽しんでもらえるプログラムを作りたいなと思っています。

:「やっとかめ文化祭」ってイベント数がめちゃめちゃ多いですもんね。あ〜私も土日休みのOLさんだったら、もっとたくさん参加できるのにな。

一同:(笑)。

:イベントの数が多いのは、やっぱり名古屋には素敵なもの、面白いものがいっぱいありますし、なるべくなら入り口をたくさんつくっていきたいという思いもあります。

ーでも、入り口をたくさん増やしていったとしても、コンテンツ自体が地味だと、メディア的には取り上げにくいから広まりにくいかもしれないですね。TVや新聞でフィーチャーされるのは、見た目的な派手なわかりやすいイベントが多い気がします。毎年「しゃちほこチャレンジプロジェクト」が取り上げられているイメージです。

 

 

:でもそれって、メディア側がマスっていうものを決めつけちゃってて、とってもつまんないことだと思うんですよね。それでメディアとしてちゃんと役割果たしているのかなって。届きづらい情報を届くようにするのが本来、メディアがやるべき仕事だと思うので。

マスメディアだと、たくさん流通して消費されるものが優先的に情報として流される傾向にある。そういう意味でも、一気に宣伝して人がどっと来るイベントよりか、じわじわと広がっていく方が健全で、良いイベントなんだと思います。

:集客においては地元の人の割合が多いんですが、回を重ねるごとに県外の人たちの数も増えています。あと、参加者の年齢層も少しずつ下がってきました。

:僕はデザイン会社「クーグート」として、「NAMO」という「やっとかめ文化祭」の前身的なプロジェクトから関わらせてもらっていて。「いかにこのイベントを継続させていこうか?」というところで尽力させてもらっています。僕自身、いろいろ知識を得ていってるところで。企画云々の部分は、皆さんにお任せして、僕はどっちかと言うとどうやってコミュニケーション取ればいいかを考える。これからの名古屋のことを考えると、名古屋の人たち自身が、今後どうこのまちという舞台で表現していくか、だと思っています。

 


株式会社「クーグート」・高橋佳介さん

 

ー「やっとかめ文化祭」がやっていない時の、日常へのフィードバックをどうやってつなげていくか?ってことにもつながりそうですね。

:そうですね。「やっとかめ文化祭」から派生して、今年「もーやぁこMAGAZINE」というオウンドメディアを立ち上げました。そこでマスメディアが拾いきれないような小さな動きとかもフォローしてあげて紹介していけたらと思っています。あとは、名古屋にもともとある文化をパッケージした新しいお土産ショップ「なんでゃーも商店」という動きも今後も展開していきたいですね。第一弾として「きしめん」と「コーヒー」をリリースしたんです。「やっとかめ文化祭」も俯瞰して見れば、一つのコミュニティだと言えると思っていて、そのコミュニティだから成り立つ文化や商品がここから生まれてくるといいな〜と思います。

 


「もーやぁこMAGAZINE」http://yattokame.jp/moyako

 

:もともと文化ってコミュニティから生まれるものですからね。

:今の時代って、地域コミュニティが希薄になってきているので、地域の文化を維持していくのってますます難しくなってきていると感じます。

ーまちのなかにひっそりと佇むお地蔵さんの世話をするような、そういう町内的なコミュニティがないと、知らないうちに消えていってしまうものってたくさんあるでしょうね。そういう意味でも「やっとかめ文化祭」や「ブックマークナゴヤ」がまちの文化を知ってもらって、それらを守るためのコミュニティを作ろうしているとも捉えられますね。

:「ブックマークナゴヤ」も終わってしまうのは寂しいですが、「やっとかめ文化祭」に何かしら受け継いでいけたらいいですね。

 

 

 

ー今年も「ON READING」さんは、「やっとかめ文化祭」との連携企画をやっていましたが、こちらの展示について教えて下さい。

 


「ON READING」黒田杏子さん

 

:今回は「熊彫」の展示企画で。トークイベントも組みました。

ー「熊彫」って、あの鮭をくわえてる木彫りの熊の置物のことですか?

:一般的に知られている北海道の木彫り熊はそうですよね。今回紹介している、八雲の木彫り熊はちょっと違います。北海道土産の木彫り熊って実はそのルーツに、尾張徳川家の「熊狩りの殿様」こと徳川義親さんが重要なキーパーソンなんです。義親さんが北海道・八雲の農民のためにスイスから持ち帰った工芸品の中に木彫り熊があって、それを手本に農閑期に工芸品を作ることを推奨したのが始まりだったんです。もともとは栄にある、古道具や古着を扱っているお店の「COMPASS」さんが木彫り熊をコレクションしていて、それを見せてもらったのがきっかけですごく気になる存在になって……で、今回の企画へと発展しました。今回展示しているのも、COMPASSさんと、東京のコレクターの方の木彫り熊をお借りしています。

:あと、上原敏さん(名古屋を掘り起こすカルチャーフリーマガジン『SCHOP』(現在は休刊中)や雑誌『VU』の制作などをしてきた編集人)と一緒に北海道の八雲町に行って取材して図録も作りました。

 

『熊彫 〜義親さんと木彫りの熊〜』1,500円(税抜) 詳細:https://artlabo.ocnk.net/product/5966

 

:今回の展示のイメージビジュアルにも起用したパッと見て熊だとわからないような熊彫をつくっているのが柴崎重行さんという方で。そのご子息の方や柴崎重行さんを応援する会の方たちと会って話を聞いたりしてきました。吉田さんと前話してた時に、明治以降の徳川家のことはとりあげられることが少ないて言ってましたよね。

 

 

:あまり知られていないですよね。

:その八雲町では徳川義親さんの銅像が立ってるくらいなんです。「徳川さん」という愛称で呼ばれてて、冬、寒い時に手編みのニットの帽子をかけてあげる方もいたみたいで。「徳川さん」は現地の人たちの中には浸透しているんです。徳川義親さんは、徳川美術館の創設者で徳川家が持っていた色んな宝物の保存、公開をした方なんです。

:公的な自治体の美術館ができたのって戦後の話ですもんね。それに先駆けて美術館という場をつくった徳川さんはかなり先見の明がある方だと思います。

ーへ〜……てか、木彫りの熊と名古屋にゆかりがあることも知らなかったですし、あの熊ができるまでの裏側にそんな物語があったんですね。

:そうそう。だから、名古屋にまつわる歴史文化、っていうひとつのキーワードから縦にも横にも広げていけるんです。

:何でもそうですよね。色んな視点をたくさんを持つことができたら、まち中にフックが見えてくる。

:どのレイヤーで物事を見るかってことですよね。色んなレイヤー持って見れば、まちは全然違う見え方をしてくるんだと思います。

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http://liverary-mag.com/feature/64705.html 2017-11-21 03:00:05
脱力系3人組ヒップホップグループ・E.S.Vが新譜レコ発で名古屋へ。メシアと人人、inahata emi、てんしんくんが共演。

脱力感とガッツを兼ね備えたラップで魅せるE.S.Vの『ぬけ道』レコ発 名古屋編が12月9日(土)に金山ブラジルコーヒーにて開催される。

E.S.Vは、これまでラップグループにも関わらず、バンドと対バンすることが多く、シーンにおいてオルタナティブ且つフラットに活躍してきたグループ。メンバーのmadoは東京のバンド・T.V.not januaryへの楽曲参加も果たしている。今回はアルバム『ぬけ道』を引っさげ名古屋に登場する。アルバム特設ページでは視聴もできるので是非聴いてみてほしい。

なお、共演に京都の2人組バンド・メシアと人人、柔らかく温かい唄声のinahata emiジョセフ・アルフ・ポルカてんしんくん。こちらもお楽しみに。

 

E.S.V

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http://liverary-mag.com/music/64690.html 2017-11-20 08:05:42
antenna 【SPECIAL INTERVIEW】「“ちゃんと音楽やる”って、どういうことだろう?」作曲もバンド活動も日常であり遊びの延長。The Skateboard Kidsと音楽の正しい関係性。 The Skateboard Kidsという名前を聞いた時に、“メロコア?パンクバンド?”と思ったほど、ステレオタイプなイメージの湧きやすい名前の名古屋のバンド。こんな風に書いたからには当然メロコアやパンクバンドではないのだが、かといってインタビュー中の本人たちの言葉にあるように“ポストロック”の枠だけで語るのも違和感がある存在だ。

実際に音源を聞いてみて印象的だったのは、エレクトロとかドリーミー・ポップ、サイケデリック・ポップなどと表現されるであろうサウンドと、透明感のあるボーカルにより織りなされる音の世界が、熱くもなく冷たくもなく至って平静なこと。それにBPMも低く、不思議な中毒性を感じられるのも特徴的。

 

The Skateboard Kids「Hallucination」

 

そんな彼らが10月18日、『ExExperience』という7曲入りのミニアルバムをリリースし、年末にはCLUB UPSETでのワンマンライブも行う。ということで、新作のリリースに伴う取材ではあったものの、新作についてだけにとどまらず、むしろ彼らのユルくて独特な曲作りのスタイルとメンバーの関係性を探る、そんなインタビューとなった。

 


写真左→右の順に、田保友規(Dr)、岡大樹(Ba)、花井淳巨(G/cho)、日置逸人(Vo/G/syn)

 

SPECIAL INTERVIEW:

The Skateboard Kids

Interview & Text : Toshio Sawai
Edit:Takatoshi Takebe [ THISIS(NOT)MAGAZINE, LIVERARY ]
Photo:Tomoya Miura

 

 

ギターを弾いて、ファミコンやって……
そんな日々から始まったバンド活動。

 

ーではまず最初に、バンドの成り立ちから教えてください。

日置逸人(以下、日置):最初は同じ大学の同級生だった花井くんとふたりで始めました。大学の近くのマンションの上下階に住んでて、花井君もギターを弾いていたので、一緒にやってみようって感じで。遊びの延長ですね。

ー上下階だったのは偶然?

日置:いや、もともと大学の友達だったので、一緒に同じマンションに引っ越しました。でも、さすがに隣同士はプライバシーの問題があるじゃないですか(笑)。

ーふたりで始める前から、バンド経験はあったんですか?

日置:メンバーみんな、それなりにはありました。僕は高校1年の時からバンドをやってました。

ー高校の頃はどんな感じのバンド活動を?

日置:今よりもガツガツしてて、ライブも全国を回りながら年間100本近くやってましたね。

ーどうしてそのバンドはやめたんですか?

日置:ちょっと頑張りすぎて、疲れちゃって。それで、もっとユルく、楽しくやってみようかなと思って始めたのが、いまのバンドです。

ーそれで始まりが遊びの延長なんですね。ちなみに、どんな風に遊んでたんですか?

日置:部屋に集まって、お酒飲みながら、よくtoeのライブ見てたよね。

花井淳巨(以下、花井):そうそう、ほぼほぼYOUTUBE見ながらダラダラと飲んで。そのままゲームしてました。しかもファミコン(笑)。

日置:いまのバンド名はその当時やってたゲームの名前「SKATEBOARD KID」から付けたんです。クソゲーなんですけど、朝まで延々とやり続けるみたいな感じで、集まった友達と盛り上がってやってましたね。部屋に集まって最初の1時間くらいふたりでギターを弾いて、いい感じになって、ゲームをやるっていう。そんな期間が3、4カ月はありましたね。

ーかなり優雅な大学生活(笑)。そんな遊びがいまのようなバンドになっていく過程に興味が出てきました(笑)。

 


左から花井淳巨(G/cho)、日置逸人(Vo/G/syn)。この二人の出会いからバンドは始まった。

 

日置:最初は僕らふたりと、いまとは違うベースがいて、曲を作ってたんですけど、4曲ぐらいできたタイミングで、専門学校に通ってる友達から“卒業制作のために4曲ぐらい録音したいから手伝って”と言われて。“じゃあ、やる!”と言ってレコーディングをしたんです。そうしたら思いのほか良い音源が出来て。ちゃんとやっていこうかなと思って、そこからドラムを探しはじめました。

ーその時の曲は、作りたいものがあって作った感じ?

日置:特に“こういうものを作ろう”っていう話はせず、自然にできた感じですね。みんなの好きなバンドが似てたので、自然と同じ方向に行ったとは思います。

ーどんな音楽が好きだったんですか?

日置:当時はSPANK PAGEのライブに花井くんと一緒に行ったり、聞いたりしてました。あとAureoleっていう東京のバンドとか。海外のバンドだとベタですけどシガー・ロスとか、あとカイトアルバム・リーフとかですね。そういうポストロックみたいなのがルーツのひとつではあります。

ーちゃんとやっていこうと思って、ドラムを探し始めるところが、バンド好きなんだなって思いますね。

日置:家でも結構音を出してたんですけど、やっぱり打ち込んだドラムを流して合わせてるのは面白くなくて。それでメンバー募集サイトで探したんです。ただサイトで探しても、好きなバンドの欄がONE OK ROCKとかのバンドの人が多くて、なかなか僕らが求めてるような人が見つからず。そんな時に、好きなバンド欄に“miaou”ってだけ書いてあった田保を見つけて。

 


田保友規(Dr)。彼が4人の中では最年長。

 

ーmiaouだけって、なかなか気になりますね。

日置:すぐに“こいつしかいない!”と思って一緒にやることになりました。

 

miaou


 

曲作りは4人揃ってスタジオで
“せ~の、ドン!” その一択。

 

ー当時バンドやるとなったらポピュラーなのは、それこそONE OK ROCKとかだと思うんですけど、どうしてポストロックに興味を持つようになったんですか?

日置:僕は親や兄の影響が大きいですね。父親がめちゃくちゃプログレ好きで、小さい頃からレコードでキング・クリムゾンとかピンク・フロイドとかジェネシスを普通に聞いていたので、それがポピュラーなものだと思ってました。その後に流行ってるものを知ったので、ONE OK ROCKとかの方が攻めてるオルタナだなって感じてて。兄も60年代~80年代の音楽に詳しいので、それを借りて80年代のバンドも好きで聞いてたんですが、大学に入ってからはわりと2000年代以降のインディーを聞くようになって。やっぱり80年代のバンドは古い音って印象が個人的にあって、でも2000年代のバンドはすごい洗練されてるなと。さらに、2000年代のバンドはルーツが見える感じも面白くて。“あ、このバンドは、あのバンドが好きなんだろうな”っていう。そんなところがすごく新鮮で、興味を持って聞くようになりましたね。

ーそれで自分もそんな音楽をやってみたいと?

日置:最初は宅録のような感じで、アコギと鉄琴とかを使って録ったんです。そしたら自分でもできるじゃんと思って、それで作り始めました。

ー曲作りはいまもそんな感じで?

日置:いや、曲作りは家ではやったりしないんです。スタジオにメンバー4人で集まってから、“せーの、ドン!”って一緒に作ります。本当にそれでしかやってないです。作り方はその一択のみ(笑)。

ー誰かがアイデアを持ってきたりとか、デモ音源作るとかってやり方もしてないんですか?

日置:ほんとに一切ないんです。めちゃめちゃアナログです(笑)。だからできる時は10分ぐらいでできて“やったー!”みたいに、軽い感じでできます。近くのスタジオをめっちゃ長い時間、安く使わせてもらってて、下手したら半分ぐらいの時間は休憩したりしながら、ユルくやってます。僕が思ってるのは、ストイックにやるのが一番いい方法ではないと思ってて。僕らの曲の作り方は、スタジオでせーので音を出して、ゼロから一気に100に持っていく作業だと思ってるんで、4人で過ごしてる時間とかも、曲作りの一環とは思ってないですけど、曲作りに繋がってるんだとは思ってて。だから頑張りたいと思う反面、ストイックにはなりたくないなと思ってます。それにCDを出せることになったからと言って、大きな気持ちの変化もなく、ちゃんとやらなきゃってのもなく。そもそも「“ちゃんと音楽やる”ってどういうことだろう?」みたいな気持ちもありますね。

 

 

ーそういう作り方だと、曲のコンセプトや伝えたいメッセージなどの意識は強くはなさそうですね。

日置:メッセージと言われると伝えたいことは特にないかもしれないですけど、コンセプトとして4人の中であるのは、やっぱり「美しいものを見せたい」という感じですかね。それは根底にあります。あと曲に関しては、特に今回の制作でそうだったんですけど、僕ら4人って仲がよくて、ずっと一緒にいるので僕がメンバーにいろいろ話をしてるんです。

ーどんなことを話してるんですか?

日置:今回のアルバムの制作時だと、“最近こういうことがあって、ダメだ、死にてぇ”みたいなこととかですね。それをメンバーが理解してくれてるというか、僕の状況とマインドを知ってもらったうえで“せーの!”で曲を作るんです。だからか今回は本当に自分の身に起こった体験とか経験にすごく音がリンクしてると思って。“これはあの時のあれだ!”みたいな景色が見える音になったというか。聞いてると自分の中にある感情とか記憶とかと結びついたので、あとはその曲に言葉を乗せていく作業になって。そういう意味では、メッセージがなくはないと思ってて。歌詞で伝えたいというより、ちゃんと自分がその時に思ったことや気持ちを音として表現できてると思ってるんで、それがメッセージになってるのかなと、なんとなくは思ってます。

ーそれが美しく届いたらいい?

日置:美しい、だけだと語弊があるかもしれないです。人の価値観はそれぞれなので、一面のお花畑が美しいと思う人もいると思うんです。でも僕はそれも美しいと思うけど、それよりは崖に垂れ下がって頑張って咲いてる一本の花みたいな、儚さとか泥臭さもある中の美しさも音で表現したいなと思ってます。

 

バンドで作曲するときの源が、
メンバーの失恋話!?

 

ーその美しさの感覚は、アルバムを聞いた印象とリンクします。ちなみにメンバーは日置さんの話を常に聞かされているわけなんですね。最近聞かされた話は?

花井:(日置の)失恋話(笑)。

ーじゃあ、3人は話を聞くだけ?

3人(田保+岡+花井):ですね(笑)。

日置:スタジオに入ったら、最初に田保と岡でリズム練を1時間するんで、その間に花井くんとふたりでたこ焼きか焼きそばを食べに行くのがルーティンなんです。そこで延々と話をして。東京でライブがある時は、(レーベルの)山田さんの実家に泊まるんですけど、僕と岡が同じ部屋に泊まるんで、そこでは岡に話します。話す内容は、その時にあったネガティブな話が多いですけど、ポジティブな話もしてるから、大丈夫です!

ー「大丈夫です!」って(笑)。話を延々と聞かされる立場の3人はそれでいいんだ?!

日置:いやいや、大丈夫だよね(笑)。

3人(田保+岡+花井):はい、大丈夫です(笑)。

日置:今回のアルバムを作るにあたって、意図的にそういう話をしてるつもりはもちろんなかったんですけど、アルバムができあがってみて、みんなに日常的に話をしていたことが「めっちゃ音に反映されてる!」って気づいて、自分でも不思議で。作りこんで作ったわけじゃないし、本当に一瞬でできた曲なんですが、みんなはただ相槌を打ってくれてただけじゃないんだなって(笑)。

ーその感覚は、前のアルバムでも同じように感じてました?

日置:前のアルバムの時もメンバーの関係性は変わらないし、何でも話をしていたとは思いますけど、前の時はアルバムを作るって決まる前からあった曲が半分くらい入ってるし、ポジティブな曲ばかりだったので、少し違うとは思います。今回は制作してる時期は常にネガティブだったし、いろんなことが上手くいかなくて、あまり明るい曲ができず、っていうのも自分の心を映し出してるみたいで面白いですね。

ー日置くん以外の3人は出来あがったアルバムを聞いてどう思いました?

 


写真右:岡大樹(Ba)

岡:今、ラジオ番組をひとつやらせてもらってるんですけど、そこでアルバムの歌詞について日置が言ってることが“そうだったんだ!”って思うことが結構あって。だからスタジオで作ってた時は意識してなかったですけど、彼の普段の会話からバンド全体のモードや雰囲気ができていたんだろうなとは思います。個人的には単純に自分の中でやりたかったことやフレージングがアルバムの中には出てますね。

花井:制作してる時は特に意識してなかったですけど、スタジオに入る前に哀しい話を聞かされて、激しいギターを弾こうとは思わないし、自然と日置の気分にメンバーも寄ったのかなとは思います。いま思えば、ですけどね。

ー落ち込んだり、ネガティブになったら、“焼肉とビール!”みたいなストレス発散法もあると思うんですけど、スタジオに戻って曲作りするってところが面白い。音楽をやることがストレス解消になったりしてます?

日置:めちゃめちゃなってますね。ライブは最高のストレス解消ですし、曲作りに関しては、哀しいことをふまえて曲ができた時に、その哀しいことは自分の中で終わるというか。哀しいことがあったから、それを曲にしようってわけでもないですけど、自然とそういう時期に曲が出来たりするんで、できた瞬間はすごい嬉しい気持ちと、その瞬間に哀しい気持ちが落ち着くんです。

ー今回のアルバムのクリエイティブの源泉は、日置くんのネガティブな体験かもしれないですね(笑)。でも、アルバム聞いてみるとネガティブな印象はそんなに受けないんですけどね。むしろニュートラルな印象です。

日置:そこは自分の中でも不思議な部分です。考えてみれば、ネガティブなことが曲作りの前にあったとはいえ、スタジオでは音楽として成立させたかっただけなんですよね。だから聞いてくれる人が元気になっても、僕と同じように落ち込んでもらっても構わないです(笑)。あと僕のイメージでは、前のアルバムは1曲1曲に色があって、この曲は青っぽいなとか、ライブで照明をお願いするにしてもこの曲は赤っぽく、というのがあったんです。でも今回は全部白だったり黒だったりのイメージ。だからジャケットもアーティスト写真も白黒。感情はあるんですけど、色はないっていう気持ちでした。

岡:無機質な感じかな。

ー日置くん自身は全然無機質な人間じゃなさそうですけどね(笑)。

一同:間違いないですね(笑)。

 

The Skateboard Kids「Dreamend」

 

ー音楽だけで生活していきたいっていう欲はないですか?

日置:結果としてそうなったらいいなってのはありますけど、あんまりそこを目指してガツガツするのは変かなと思ってます。

ーいまは大学生だよね?

日置:えっと、4月に卒業して、いまはフリーターです。

ーじゃあいまは音楽をなんのためにやってる?

日置:自己満足じゃないですかね(笑)。ほぼそれかなと思います。

岡:その方が健全な気がします。あとは聞いてもらえたら嬉しいっていう気持ちですね。

日置:自己満足に付き合ってくれてるレーベルの人はいい顔しないかもしれないけど(笑)。でも、名古屋でも広がってほしいとは思ってますよ。

ーでも、広げるために自分たちらしくないことはしたくないのでは?

日置:そうですね、その辺のこだわりみたいな意識はすごく強いかもしれないです。こういうことしたくないとか、こういうことがやりたいとか。

ー話を聞いてきて、ユルい印象がありつつも、こだわりは結構強いですよね。ということは、バンドとしての目標はあったりします?

日置:ありますね。まず名古屋でやっていきたいってのはあります。OGRE YOU ASSHOLEとかめちゃ好きなんで、ああいうスタンスがカッコいいと思います。それに自分たちがいいと思うものをやりたいです。僕らはそんなにアンダーグラウンドな音楽をやってるわけでもないと思うんで、ポップスやオーバーグラウンドとの架け橋というか。あくまでも自分たちがいいと思うものを作るだけなんですけど。あとは人を選ばず聞いてもらえるものでもありたいです。僕らの上の世代ですけど、名古屋のバンドだと、tigerMosが好きだったんで、彼らには憧れます。あ、活動休止したいとかじゃなくて(笑)。

 

tigerMos  ※sound cloudの音源から瞬く間に話題になり、アルバムを一枚リリース。その後、現在は活動休止中。

 

ー(笑)。tigerMosは、突如現れた感もあって、どこの国のバンドだろう?って思わされる音楽の凄みがありましたよね〜。そんな理想型のバンドになっていきたいとして、そのイメージはもうある?

日置:似ててもいいし、ルーツが見えてもいいけど、アイデンティティがあって、自分たち以外には替えのきかない、自分たちにしかできない音楽が見い出せれば、と思ってます。

ーでも、日置くんが哀しいエピソードをメンバーに喋って、それでスタジオ入ったらそのまま自動的に曲ができるみたいなシステムって、すごくオリジナリティありますよ!

日置:そうかもしれないですね(笑)。最近は哀しいエピソードがなくて、ポジティブな話ばかりメンバーにしてるから、新しくできてる曲は今回のアルバムとは全然音が違って、壮大で柔らかい感じになってきてます。

ーちなみに日置くんはしゃべらない時がなさそう!?

田保:ずっとしゃべっとるね。

岡:車の中とかすごいです。ライブで名古屋から東京行く時なんか、ほんとにずーっとしゃべり続けてます(笑)。

日置:いや、でも、最高に落ち込んでる時はさすがに何もしゃべってないよ!

ーその無言になってることが、ある意味ボディランゲージになってる気がしますね。

岡:確かに、いつも喋ってるのに急にしゃべんない!って思いますもんね(笑)。

 

 

インタビューを終えてから彼らの音楽を改めて聞いてみると、日置くんの言うネガティブな出来事が少し分かった気になりましたが、とはいえ個人的には共感というよりも、けだるく漂うような感覚になる時もあれば、覚醒させられる時もあるという不思議な音楽だと再認識。

ひとつ言えることは、決して煽って興奮を強いる音楽ではなく、聞く人それぞれの感受性やタイミングにより感じられるものが変わる“ユルさ=奥行き”のある音楽

 

The Skateboard Kids『ExExperience』

 

インタビューをきっかけにまさかの追加イベントが決定!

今回のインタビューを機に、彼らの音楽的興味や、人となりをダイレクトに知るきっかけになるようなイベントができたらいいかもね〜なんて飲みの席で(半分冗談で)話していたところ、本当にLIVERARYofficeにてアフターパーティー(という名の打ち上げ?)が開催されることに!

彼ら自らがDJを行うほか、アコースティックセットでのライブも初披露!さらに、バンド名の由来であるTVゲームコーナーも。ファンの方もそうでない人ももちろんOK!ライブには間に合わないけど……なんて人もぜひ気軽に遊びに行ってみて。※詳細は以下、イベント欄にて。

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http://liverary-mag.com/feature/63768.html 2017-11-17 13:14:24
antenna 世界的に注目を集める、ブラジル・サンパウロ発のアンダーグラウンドパーティー「VOODOOHOP」のDJ陣、YA△MA(newtone records)、GR〇UN土らを迎えた濃厚イベントが豊橋で開催。

 

ブラジル・サンパウロにおいて毎回数千人を集めるアンダーグラウンドDiYパーティー/コレクティブ「VOODOOHOP」。ヨーロッパでもそのムーブメントは拡大し続け、新しいムーブメントとして世界的に注目を集めている。その主体メンバーである、THOMASHPETER POWERURUBU MARINKAA MACACAを迎えたスペシャルなパーティーが11月25日(土)〜翌26日(日)までの2日間に渡り豊橋・cafe enbeachで開催される。

VOODOOHOP」クルーの来日は、静岡の野外フェス「frue」や、配信番組「DOMMUNE」出演などを経て、すでにコアな音楽ファンを中心に国内でも話題に。今回の2DAYSイベントが、彼らの来日ツアーの最終章とも言えるだろう。

今イベントでは「VOODOOHOP」コレクティブの他に国内のアンダーグラウンドシーンで活躍するDJらが多数集結する。浜松を拠点に活動するINTERSPECIESクルーをはじめ、大阪からはGR〇UN土ChillMountainクルー。さらに「newtone records」のバイヤーとしての顔も持つDJ、YA△MAも登場。また、フードやアパレル・雑貨などの出店も多数あり。2日間に渡るパーティーを遊び尽くせる、盛り沢山の内容となっている。

 

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http://liverary-mag.com/music/64655.html 2017-11-17 09:01:17
antenna 知られざる東海エリアの魅力を堪能!「大ナゴヤツアーズ」冬の新プログラムがスタート。有松絞りのストールや、西尾の牛乳で作るチーズ作り体験も。

 

知っているようでまだまだ知らない、東海エリアの魅力を集めた体験プログラムツアー「大ナゴヤツアーズ」。個性的で愛情あふれるガイドがナビゲートする、今冬のプログラム30コースが公開された。注目のプログラムの一部をご紹介。

 

世界に1つだけの凹凸絞りウールストールづくりツアー
~有松鳴海絞り4代目が教えるオリジナルストール。3色から選べます!~

 

 

名古屋市緑区で400年以上続く伝統工芸『有松鳴海絞り』。その絞りの美しさと技術力の高さで、世界のファッションやインテリアの業界からも注目を集めている。

有松に本社を置き、ドイツで自社ブランド「suzusan」も立ち上げた㈱スズサン。五代目の代表取締役村瀬史博さんによる、風情あふれる有松のまち歩きと、四代目からの指導のもと作り上げる絞り加工のウールストールづくりがセットになったプログラムだ。ストールの色は赤・白・グレーの3色から選べる。
フランスの有名ブランドにも注目された立体形状の絞りを使った、世界に1つだけの絞りのストールで、冬のお洒落を楽しんでみては。

日時:12月3日(日)13:00~17:00
参加費:1万2000円(3色から選べるウールストール作り体験費用込み)
集合場所:スズサン(名古屋市緑区)
ガイド:村瀬史博 / 株式会社スズサン代表取締役

 

オーセンティックバーで嗜む、BAR&カクテルの世界
~「マティーニ」「ジントニック」「ギムレット」の3種類で学ぶカクテルのベーシック~


AUTHENTIC BAR(オーセンティック・バー)とは、”AUTHENTIC”つまり”本物”という意味。お酒をメインに、カクテルを作る確かな技術や知識を持ち合わせたバーテンダーが所属している本格的なBARのこと。
名古屋を代表するバー、 Bar Kreis(クライス)オーナー田原春久さんにバーの楽しみ方、カクテルの基本を教わるこの講座。提供するカクテルは「マティーニ」「ジントニック」「ギムレット」の3種類。バーテンダーの技術が集約され、奥深いカクテルの世界への入口となる3杯をじっくりと味わいたい。

日時:1月14日(日)17:00~19:00
参加費:6000円(3杯のカクテル試飲付)
集合場所:AUTHENTIC BAR Kreis(クライス)(名古屋市中区)
ガイド:田原春久 / BAR Kreisオーナー

 

搾りたての新鮮な牛乳からつくる「生モッツァレラチーズ」づくりツアー
~酪農家北村さんがご案内、チーズ2種食べ比べからアイス試食まで~


西尾市の酪農家、北村克己さんがガイド。〝乳を搾っておしまい〞の酪農ではなく、新鮮な牛乳の良さをたくさんの人に知ってもらいたいと始めた北村さんの手作りチーズは、風味を生かした美味しさで大人気商品に。中でも搾りたての生乳をつかった生モッツァレラは格別の味わい。
今回のツアーでは、まずは美味しい牛乳をつくる牛を知るために牛舎見学へ。その後、加工工場へ移動してモッツァレラチーズを作りを体験。また、カチョカバロというひょうたん型のチーズと、新鮮な牛乳を使用したアイスクリームの試食もあり。チーズ好きにはたまらない一日となりそうだ。

日時:2月11日(日)11:30~13:30
参加費:3500円(手作りモッツァレラチーズ持ち帰り、チーズ2種&アイス試食)
集合場所:合同会社 酪(北村牧場)(西尾市)
ガイド: 北村克己さん / 合同会社 酪 副代表

他にもバラエティに富んだコースが目白押し。東海エリアの「街」と「人」の魅力に触れる冬のツアーに出かけてみてはいかがだろう。

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http://liverary-mag.com/lifestyle/64643.html 2017-11-17 05:29:49
antenna 加賀美健、平山昌尚らと共に“TRENDY ART CLUB”のメンバーの一人としても活動するTOWN BOYくんの個展が開催!

 

加賀美健平山昌尚たんちゃんと共に“TRENDY ART CLUB”としても活躍中のペインター/絵描き、TOWN BOYくんの個展が11月23日からKAKUOZAN LARDERにて開催される。

日本人離れした色使いと空間センス、タイポグラフィー、サイン、グラフィティ、メッセージまでユーモアの中に充分な毒気を含ませながらも作品は人懐っこく、そしてストリート感もポップに昇華する作風が魅力の彼。名古屋では2年ぶりの展示となり、展示にあわせ、同店との新作コラボグッズや、TOWN BOYくんグッズも販売する。

また個展初日には、オープニングパーティーが開催され、DJ陣が盛り上げるほか、LIVE PAINTINGやワークショップも予定されている。

 

 

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http://liverary-mag.com/art/64624.html 2017-11-16 12:20:30