これまでに数々の著名人の撮影を手掛けるなど、日本を代表する写真家の一人である加納典明の展覧会が、9月23日から、SHUMOKU GALLERYで開催される。

1942年名古屋市に生まれた同氏は、名古屋市立工芸高等学校を卒業後、写真家を志し、名古屋市在住の写真家･小川藤一に師事。その後上京し1962年に写真家･杵島隆の助手として活動を始めた。翌63年にはフリーランスの写真家として独立し、数々の重要な写真集を発表、また広告写真、ポートレートなど様々な分野で活躍し今日に至る。本展では、1960年18歳の終わりに名古屋で撮影した、同氏にとって初めての作品となる、静物写真を中心に約30点が展示される。

また、9月23日（水祝）には、アーティストトークも開催。写真家の生の声が聴ける、貴重な機会となっている。