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アジアでも活躍する劇団・範宙遊泳が震災以降の緊張感を描いた代表作を名古屋で再演。

2015.10.01.Thu - 10.03.Sat | 愛知県芸術劇場 小ホール(愛知|栄)

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2007年に東京で発足し、山本卓卓がすべての脚本・演出を手がけている劇団、範宙遊泳。

彼らが2013年に初演した『幼女Xの人生で一番楽しい数時間』が、10月1日(木)から3日(土)の3日間にかけて、愛知県芸術劇場小ホールにて再演される。
本公演は、代表作『幼女X』と、新作『楽しい時間』の2本立て。
『幼女X』は、連続幼女強姦殺害事件が発生している2013年の東京を舞台に、金持ちの夫とタワーマンションで暮らす姉と小さな娘、貧しい弟、姉の元彼で「敵」を探して歩く男などを通じて、現代の緊張した空気感と祝福を描いている。
これまでに東京、横浜、クアラルンプール、バンコクで上演し、バンコク・シアター・フェスティバル2014では最優秀作品賞・最優秀脚本賞を受賞している。
『楽しい時間』は初演から2年を経て、様々な時間を同時に描く新作へと変化。物語は、例えば結婚式であり葬式であり新妻の一瞬の気の迷いであり宇宙についてであり人類の滅亡と誕生についてだったりする。すべて幼女Xでフィクションと化した世界の先の時間で、あらゆる要素を串刺しにして、その断層を見るような時間。

範宙②『幼女X』より 撮影|加藤和也(FAIFA)

範宙①『楽しい時間』より 撮影|加藤和也(FAIFA)

近年の範宙遊泳は、文字・写真・映像・影などの2次元の要素と、3次元の俳優を組み合わせた<2.5次元の演劇>とも呼ばれており、『幼女Xの人生で一番楽しい数時間』も、出演者の大橋一輝・埜本幸良・福原冠が、文字としてのキャラクターとコミュニケーションを取りながら物語が進行する。
なお、『楽しい時間』の音楽は、サンガツ、蓮沼執太フィルを始めとした様々なユニットに参加する他、岡田利規率いる劇団・チェルフィッチュの音楽も手がけてきた、千葉広樹が担当している。

範宙遊泳『さよなら日本-瞑想のまま眠りたい-』

イベント情報

2015年10月1日(木)〜3日(土)
遊泳『幼女Xの人生で一番楽しい数時間』
会場:愛知県芸術劇場 小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)
時間:
10月1日(木)19:00開場 19:30開演 10月2日(金)19:00開場 19:30開演
10月3日(土)13:30開場 14:00開演 / 17:30開場 18:00開演 (3日のみ2回公演)
出演:大橋 一輝、埜本 幸良、福原 冠
作・演出:山本 卓卓
料金:
全席自由
前売 一般3,000円 学生2,000円 高校生以下1,000円
当日 一般3,500円 学生2,500円  高校生以下1,500円
チケット:
範宙遊泳 WEB http://www.hanchuyuei.com
愛知芸術文化センター内プレイガイド TEL 052-972-0430  
チケットぴあ Pコード 446585  WEB http://t.pia.jp/  
問:範宙遊泳 info@hanchu-yuei.com

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範宙遊泳
東京を拠点に海外での公演も行う演劇集団。現実と物語の境界をみつめ、その行き来によりそれらの所在位置を問い直す。生と死、家族、感覚と言葉、集団社会、など物語のクリエイションは山本がその都度興味を持った対象からスタートし、より遠くを目指し普遍的な「問い」へアクセスしてゆく。近年は、舞台上に投写した文字・写真・映像・色・光・影などの要素と俳優を組み合わせた独自の演出と、観客の倫理観を揺さぶる強度ある脚本で、日本国内のみならずアジア諸国からも注目を集めている。『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 Best Original Script(最優秀脚本賞)とBest Play(最優秀作品賞)を受賞。『うまれてないからまだしねない』で第59回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート。

 

posted by LIVERARY

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