自然からインスピレーションを受けた物を形にする造形作家、LAVVO（結城伸子）による個展『リンネの採集旅行』が、2月26日から、ミュシカ　Myshica Antikにて開催される。

タイトルにある「リンネ」とは、18世紀スウェーデンの博物学者、カール・フォン・リンネのこと。彼は、ラップランドの地で自然とともに慎ましく誇り高く生きているサーミの人びとの暮らしや文化に興味をもち、膨大な観察記録を行ったという。本展では、サーミの民族衣装に身を包んだリンネの肖像画に見られるようなピューター刺繍入りトナカイ革の採集袋をはじめ、LAVVO定番アイテムである王冠の針山、ドングリの編み針、標本函などが展示される。

また、 2月27日（土）には、「サーミのピューター刺繍入りペンダント」をつくるワークショップも開催される。