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【SPECIAL REPORT】“サウンドパフォーマンスとは何か?”をテーマに掲げ、愛知県芸術劇場・シニアプロデューサー藤井と、アートスペース・spazio ritaを主宰する菊永がトークセッション。

2016.02.27.Sat - 02.28.Sun | サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2016
TALK SESSION:2月1日(月)@spazio rita 出演:藤井明子(愛知県芸術劇場)× 菊永よいち(spazio rita)

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伊東篤宏、空間現代、Sachiko M、捩子ぴじんといった4組のゲストと、公募された中から選出された県内外の7組の出演者たち、それら11組のアーティストたちが2016年2月27日(土)、28日(日)の2日間に渡りライブを行う、「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2016」。会場は、愛知県芸術劇場・小ホールにて。

この本番ライブ当日に先駆けて、LIVERARYでは、実際に各出演アーティストの映像を見ながら、それらの表現の意味するところを探る、トークイベント「サウンドパフォーマンスとは何か?」を2月1日(月)に企画/開催した。

 

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トークイベントの進行は、LIVERARY編集部・武部敬俊と、芸術文化センターでアシスタントスタッフを務める、村松里実。そして、ゲストスピーカーとして、「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2016」を企画・主催者である、藤井明子シニアプロデューサーと、新旧アンダーグラウンドカルチャーについて精通し、今回の会場も提供してくれた名古屋・栄のオルタナティブ・アートスペース「spazio rita」オーナーの菊永よいちが登壇。

 

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spazio ritaオーナー・菊永よいち

 

今回は、小難しい印象の強い、現代アートや現代音楽、それらを紹介するうえで、より多くの方に興味を持ってもらうことを念頭に、冗談も交えながら、ゆるく楽しくトークで予習してみよう!といった企画。内容としては、「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム」の成り立ちから始まり、今年の出演者アーティスト全11組について、実際に彼らのパフォーマンス映像やPVを見ながら、早足で実況(即興)解説していった。

 

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当日は、平日にも関わらず、満員御礼。ありがとうございました。

 

実際、このイベントに出演する地元アーティストらも数名駆けつけており、途中コメントを求められるシーンや、単純に解説を言葉でするだけでなく、「ボキャブラ天国」的なやや強引なマッピングにより、各アーティストを分析するといった場面も。普段なかなか現代アート/現代音楽といった類のものに触れる機会がない方も、ビール片手にラフに楽しんでいたように見えた。

 

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オルタナティブアートスペースを企画してきた、spazio ritaの代表という立ち位置の菊永と、公的な文化施設である「愛知県芸術劇場」側の立場として語る藤井。トークセッションが進む中で、菊永は、やや斜に構えながらも、率直な意見を述べ、会場に笑いを起こせば、藤井プロデューサーがそれに対して生真面目且つ丁寧に返答をするといったやりとりも見られた。彼(彼女)らの共通項として浮かび上がるのは、そもそも、規模や背景は違えど、同じアートを取り扱う“場”である、ということだろう。LIVERARYとしては、その2点の線を引く立場として関わらせていただけたことは、ローカル/カルチャーマガジンとしての役割をほんの少しだけ果たせたのかもしれない。

さてさて、このレアな機会に参加できなかった人も、当日本番のライブへ足を運ぶきっかけになってくれれば……ということで、ダイジェストの記録映像をここに掲載します。予定の終了時間をオーバーし、計2時間ほどに膨れ上がった当日のトークセッションの空気感とともに、「サウンドパフォーマンス」について予習し、2月27日、28日の「プラットフォーム」へとぜひ足を運んでみてください。

 

「サウンドパフォーマンスとは何か?」前編

「サウンドパフォーマンスとは何か?」後編

「サウンドパフォーマンスとは何か?」まとめ編

イベント情報

2016年2月27日(土)、2月28日(日)
サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2016
時間:2月27日(土)14:00~/2月28日(日)17:00~
会場:愛知県芸術劇場・小ホール(名古屋市東区東桜一丁目13番2号 B1F)
出演:
<2月27日(土)>
Kaseo 「ファミトロン」(伊東篤宏推薦)
成田拓弘+伊藤彰教 「Tokyo Sound Communication / 東京音響対話」
PERCEPT. 「Resonance」
Mad Tapes Erase Group 「時間軸の伸縮と音の分裂」(空間現代推薦)
【ゲストアーティスト】
伊東篤宏 「OPTRON Live : Feb 2016」
空間現代 「擦過」
<2月28日(日)>
njp(きょうと)「プレステージ#03」(捩子ぴじん推薦)
長谷部勇人 「樹ギター」
山本雅史 「4 PINGPONGS」(Sachiko M推薦)
【ゲストアーティスト】
Sachiko M 「Sachiko M : sinewave solo」
捩子ぴじん 「Purgative Rhythm Mix」

料金:
【全席自由】
一般:2日通し券 3,500円/1日券 2,500円
学生:2日通し券 2,500円/1日券 1,500円(25歳以下・要学生証)
高校生以下:無料(電話 052-971-5609 又はメール event@aaf.or.jp にて要予約)
チケット販売/問:
愛知芸術文化センター内プレイガイド/TEL:052-972-0430
チケットぴあ[Pコード:281-943]http://t.pia.co.jp/
店頭購入:チケットぴあ店舗 セブンイレブン サークルKサンクス/TEL:0570-02-9999
※購入方法によりチケット代金のほかに手数料が必要になる場合があります。
主催:愛知県芸術劇場

posted by LIVERARY

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