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「アサヒ・アート・フェスティバル2016」の開幕を記念した、記者発表会+トークイベントが名古屋で開催。

2016.06.17.Fri | アートラボあいち大津橋(愛知|中区)

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6月17日(金)、アートラボあいち大津橋にてアサヒ・アート・フェスティバル(AAF)2016の開幕を記念した記者発表会+トークイベントが開かれる。※どちらも一般の参加が可能。

AAFとは、全国の市民グループやアートNPOと、アサヒビール株式会社が協働で開催する芸術祭。北海道から沖縄まで全国各地から多彩な40プロジェクトが参加しそのネットワークを使った同時多発的に開催されるアートフェスティバルと言える。

今回の記者発表会には、本フェスティバルの関係団体のほか、長者町まちなかアート発展計画、パルルを支援する会あいちトリエンナーレ2016、Minatomachi Art Table等、愛知エリアにおいてアート関連事業を展開してきた関係者らが登壇。AAFがこれまで推進してきた“アートによる地域創造”というテーマと愛知/名古屋における現代的な動きを、多面的に紹介する内容となる。

 

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また第二部として、トークイベント「場所の感覚—アートプロジェクトがひらく世界とのつながり」が行われる。ゲストに、港千尋氏(Art Bridge Instituteディレクター/あいちトリエンナーレ2016 芸術監督)× 芹沢高志(AAFネットワーク実行委員会 事務局長/さいたまトリエンナーレ2016 ディレクター)が登場。両者ともに、国際的な視点と、国内のさまざまな地で開催されるアートプロジェクトの双方を知る人物。そんなふたりの対話を通して、それぞれの土地に根ざした小さなプロジェクトの可能性について、ともに考えてみてはいかがだろう。

 

スタダン

 

今後、AAF関連企画は全国的に展開されていく。東海圏では、10月9日(日)に「~雑多な音楽の祭典~スタ☆ダン!!」が静岡で開催される。この企画は、認定NPO法人クリエイティブサポートレッツによるもの。「障害のある人と向き合うなかで、自分と他者の間にある垣根そのものが変化していくこと、それは障害のある人に限定したことではなく多くの人から感じることである」という同法人の趣旨に基づいた音楽イベントへの出演をかけた公開オーディションとなる。こちらの審査員には、日常編集家として知られるアサダワタル、バンド・たまとして活動していた石川浩司らが参加する。

 

イベント情報

2016 年6月17日(金)16:30~(受付16:00 より)
AAF2016オープニング記念 記者発表会+トークイベント@名古屋
会場:アートラボあいち大津橋2階多目的スペース(名古屋市中区丸の内三丁目4-13 愛知県庁大津橋分室)

<第一部>
記者発表会
16:30~17:30
一般席:当日先着順/定員30名程/予約不要
参加・関係団体:
長者町まちなかアート発展計画、パルルを支援する会、『あいちトリエンナーレ2016』地域に根ざした活動:港千尋氏(あいちトリエンナーレ2016 芸術監督)、Minatomachi Art Table, Nagoyaの活動:吉田有里氏(Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]プログラム・ディレクター)、アッセンブリッジ・ナゴヤ2016の活動:吉田祐治氏(アッセンブリッジ・ナゴヤ 2016 事務局)

<第二部>
トークイベント:港千尋氏+芹沢高志『場所の感覚–アートプロジェクトがひらく世界とのつながり』
18:30~20:00
要事前申込/参加無料/定員50名。申し込みフォーム

主催:AAFネットワーク実行委員会
共催:長者町まちなかアート発展計画、パルルを支援する会
http://www.asahi-artfes.net/news/2016/06/aaf2016-8.html

 

<AAF関連企画の一例>
2016年10月9日(日)
~雑多な音楽の祭典~スタ☆ダン!!
場所:鴨江アートセンター 静岡県浜松市中区鴨江町1番地 ※浜松駅から徒歩15分
応募締切:2016年7月31日(日)必着
審査員:アサダワタル(日常編集家)、石川浩司(ex. たま)、片岡祐介(音楽家)、輪島裕介(大衆音楽研究)
応募資格:
◯自薦、他薦、プロ、アマ、障害の有無、犯罪歴など問わず。音楽ジャンル問わず。やる気は問う!!
◯決勝ステージ(公開オーディション)に参加できる方
※通訳や介助などのサポートが必要な方はご相談ください。
※会場までの交通費は各自でご負担ください。
HP:http://cslets.net/

港 千尋
写真家・著述家・あいちトリエンナーレ2016 芸術監督・Art Bridge Instituteディレクター。 1960年神奈川県生まれ。写真家・著述家。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授(映像人類学)。早稲田大学政治経済学部卒業。2013年より国際交流基金国際展事業委員を務める。群衆や記憶など文明論的テーマをもちつつ、研究、作品制作、展覧会、出版、キュレーション等、幅広い活動を続けている。著作『記憶-創造と想起の力』(講談社/1996)でサントリー学芸賞、展覧会「市民の色」で伊奈信男賞を受賞。2006年に釜山ビエンナーレ共同キュレーターを、2012年に台北ビエンナーレ共同キュレーターを務める。2007年にはヴェネツィアビエンナーレ国際美術展日本館のコミッショナーも務めた。NPO法人 Art Bridge Institute 代表理事。あいちトリエンナーレ2016 芸術監督。

芹沢高志
P3 art and environment 統括ディレクター・AAFネットワーク実行委員会 事務局長・さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。 1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。89 年にP3 art andenvironmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展『デメーテル』の総合ディレクター(2002年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003年~)。横浜トリエンナーレ2005 キュレーター。別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年、2015年)。また現在、P3 art and environment 統括ディレクター、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長。さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。

posted by M.TSUBOUCHI

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