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ミステリアスな映像美と高い完成度の映像作品でカルト的な人気を博すクエイ兄弟によるアジア初の回顧展が開催。

2018.04.07.Sat - 05.20.Sun | 岡崎市美術博物館(愛知|岡崎)

クエイ兄弟『ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋』より デコール《プラハの錬金術師》1984年 photo © Robert Baker

 

人形アニメーション界の奇才、クエイ兄弟の展覧会、「クエイ兄弟―ファントム・ミュージアム」展が4月7日より岡崎市美術博物館にて開催される。

双子のスティーヴン・クエイとティモシー・クエイは、1947年にアメリカに誕生。フィラデルフィア芸術大学在学中に「ポーランドのポスター芸術」展を目撃し、東欧の文化に強い関心を持つようになる。その後、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに修了し、東欧の文化芸術に強い影響を受けつつ、短編アニメ映画制作で才能を開花させる。 1986年には『ストリート・オブ・クロコダイル』にて、カンヌ国際映画祭短編部門にノミネートされ、アニメーション制作者として世界に名を知られるようになる。現在、クエイ兄弟はロンドンを拠点に、アニメ、映画制作、CM、舞台美術など幅広い分野で活躍し、その幻想的な雰囲気の中に軽やかなユーモアも感じさせる作風で、全世界にカルト的な人気を博している。

本展では、フィラデルフィア芸術大学在学中に制作した作品をはじめ、影響を受けたポーランドのポスター、素描、アニメーション撮影のセットを再現したマケット、映像作品に登場したパペットやタイトルの原画など、初期作品から近年の活動に至るまでの展開を紹介し、クエイ兄弟の創作活動を振り返る。

 


クエイ兄弟『ストリート・オブ・クロコダイル』より デコール《仕立屋の店内》1986年 photo © Robert Baker

イベント情報

2018年4月7日(土)~5月20日(日)
「クエイ兄弟―ファントム・ミュージアム」
会場:岡崎市美術博物館
愛知県岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料:一般(高校生以上) 1,000円 小中学生500円
休館日:月曜日、5月1日 ※ただし4月30日(月・祝)は開館
問:0564-28-5000
http://www.city.okazaki.lg.jp/museum/index.html

posted by Y.KURODA

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