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第29回自主製作映画フェスティバル:名古屋シネマテーク年末恒例の自主フェス。大注目の傑作インディーズ映画が集結!

2015.12.19.Sat - 12.21.Mon | 名古屋シネマテーク(愛知|今池)

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毎年年末の恒例となっている、名古屋シネマテークが選りすぐったインディーズ映画の祭典、第29回自主製作映画フェスティバルが、いよいよ12月19日より開催される。

<Aプロ>
『THE COCKPIT』『Playback』の三宅唱監督の軌跡。
映画美学校での講座から生まれた『4:45 2nd Chance』は、死者の魂を現実と交錯させる一瞬へのエチュードドラマ。注目作、『無言日記/201466』は、boidマガジンで配信された映像断片を集成。iPhoneで撮影された日常の風景が、期せずして三宅唱的な《何かの瞬間の事前と事後》を写し出す。あらゆる可能性の一例としての”日常”を独自のフラットな視点で捉えた実験的映像となっている。

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<Bプロ>
東京藝大大学院で、諏訪敦彦、黒沢清の薫陶を受けた五十嵐耕平監督の特集。
有名な漢詩の一節をモチーフにした『夜来風雨の声』は、詩人になりきれない青年を中心に混交する異文化と表現の接点を探る。Cinema Digital Seoul 2008 Film Festival にて韓国批評家賞を受賞した。『息を殺して』は、静かに操業される工場での年の瀬の数日を描く。透徹した視点と美しい構図に支えられ、彼岸と此岸が交錯する物語は、気持ちを落ち着けてじっくりと対峙したい逸品となっている。本作はロカルノ国際映画祭新鋭監督コンペ部門にも正式出品された。

<Cプロ>
暴走気味に自ら演じ、異彩を放つ嶺豪一監督特集。
『息を殺して』にも出演し、森岡龍監督の『ニュータウンの青春』での怪演が印象深い。
多摩美大での卒業制作『よもすがら』は、昭和風味溢れる一家の日常を描くデフォルメホームドラマ。過剰な演出に才気が溢れる25分。『故郷の詩』は第34回PFFで審査員特別賞受賞作。スタントマンを夢見る青年を軸に、熊本出身者のために実在する男子寮有斐学舍での愛すべき愚かな日常がノーテンキに、そして繊細に描かれる。銀杏BOYZの峯田和伸をして「永遠に語り継がれるべき、最高の青春映画」と言わしめた傑作だ。

<Dプロ>
関西で製作を続ける安川有果監督特集。
女性監督による短編映画祭「桃まつりpresentsうそ」の一編『カノジョは大丈夫』は10年越しの初恋に翻弄される青年(『よもすがら』と同じく前野朋哉主演!)の顛末を描いた。『DressingUp』は、’11年大阪映像文化振興事業CO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪)の企画作品。主演の祷キララがCO2新人俳優賞受賞、TAMA NEW WAVEではグランプリと最優秀女優賞受賞し話題を呼んだ。エキセントリックな中学生の娘と彼女を案じる父の葛藤の物語。アイドルオーディション「ミスiD」のファイナリストでもある、成長した祷キララが見られる『pray』も必見の短編。

なお、開催期間中の連日20:50からは、こちらも恒例となっている「何でも持って来い!」。公募作品を上映する、若手作家にとっての道場破り的企画も開催される。

イベント情報

2015年12月19日(土)~21日(月)
第29回自主製作映画フェスティバル
<Aプロ>三宅唱監督特集
boidマガジンの『無言日記』第1回:http://boid-mag.publishers.fm/article/4219/
<Bプロ>五十嵐耕平監督特集
『息を殺して』公式サイト:http://ikikoro.tumblr.com/
<cプロ>嶺豪一監督特集
『故郷の詩』公式Facebook:https://www.facebook.com/kokyonouta
<Dプロ>安川有果監督特集
『Dressing Up』公式サイト:http://dressingup.jp/

※入場料や上映時間は公式HPにてご確認ください。

上映劇場:名古屋シネマテーク 千種区今池1-6-13今池スタービル2F
http://cineaste.jp/

posted by LIVERARY

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