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『ひそひそ星』 : 構想25年!国内外から注目を集める鬼才、園子音が、本音で撮り上げた珠玉の野心作!

2016.05.14.Sat - 06.10.Fri | 名古屋シネマテーク(愛知|今池)

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「地獄でなぜ悪い」「ラブ&ピース」など、常に時代を挑発し、世の常識に疑問符を投げかけてきた映画監督・園子温が、構想25年を経て結実させたモノクロSF作品『ひそひそ星』が、5月14日から名古屋シネマテークにて公開される。

主人公のアンドロイド・鈴木洋子“マシンナンバー722”は、レトロな宇宙船に乗り込み、滅びゆく絶滅種となった人間たちに、大切な思い出の品を届けながら広大な宇宙を何年も旅している。荷物を受け取る人々の反応は様々だが、誰もがとても大切そうに、荷物をひきとっていく。30デシベル以上の音をたてると人間が死ぬおそれがあるという“ひそひそ星”では、人間は影絵のような存在だ。洋子は注意深く音をたてないように、ある女性に配達をする。すると…。

2014年10月に撮影された本作は、園子温の伴侶である女優・神楽坂恵を主演に、インディーながらも日本映画の最前線で活躍する実力派スタッフたちが集まり作り上げられた。東宝スタジオに大きな宇宙船のセットを組むと同時に、”3.11″の傷跡濃い福島県の富岡町、南相馬、浪江町にてロケを敢行。いまだ仮設住宅で暮らす地元の人々の協力を得て、記憶と時間、距離への焦燥を、“ひそひそ”声のトーンを落とした特異なセリフ回しで描き出した。またカリスマ・ミュージシャンの遠藤賢司、ベテラン女優の森康子らが数少ない“人類”の役で出演している。

本作は、昨年のトロント映画祭で「ミニマリスト・サイファイ(Minimalist Sci-Fi)が現れた」と絶賛され、最優秀アジア映画賞が授与された。“ひそひそ”声の静けさに耳を傾ければ、独特の詩情世界が染み渡る。アートと共鳴した、今までにない園子温を体感できる重要作だ。

イベント情報

2016年5月14日(土)~6月10日(金)
『ひそひそ星』
公式HP:http://hisohisoboshi.jp/
監督・脚本・プロデュース:園子温
出演:神楽坂恵、 遠藤賢司、 池田優斗、 森康子、 福島県双葉郡浪江町の皆様、 福島県双葉郡富岡町の皆様、 福島県南相馬市の皆様  他
2016年 100分

上映劇場:名古屋シネマテーク 千種区今池1-6-13今池スタービル2F
http://cineaste.jp/

posted by LIVERARY

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