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『裸足の季節』 : 世界各国の映画祭を席巻した、ガールズムービーの最高峰!少女たちの気高き反逆と、自由を掴む奮闘に打ちのめされる。

2016.06.18.Sat - | 伏見ミリオン座(愛知|伏見)

hadashi

カンヌ国際映画祭での上映を皮切りに世界中の映画祭を席巻し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートと、公開前から大注目されている『裸足の季節』が、6月18日から伏見ミリオン座にて公開される。

トルコ黒海地方の保守的な村に暮らす5人姉妹は、10年前に両親を亡くし、いまは祖母の家で封建的な思想の叔父と暮らしている。初夏のある日、下校途中の浜辺で、男子生徒と騎馬戦で遊んで帰宅した彼女たちを待っていたのは、非難と叱咤の嵐だった。世間体を気にする大人は、文字通り柵を作って少女たちを”かごの鳥”にしてしまう。携帯電話やパソコンを取り上げ、体のラインを隠す、くすんだ色の衣装に身を包むよう強制するようになった。やがてひとり、そしてまたひとりと姉妹は見知らぬ男のもとへと嫁がされてゆく中、末娘のラーレだけは自由を求めて行動を起こす―。

監督デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンは、本作が長編デビュー作にもかかわらず、オスカー候補となったほか、第68回カンヌ国際映画祭ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞など38の賞に輝き、米バラエティ誌の「注目すべき映画監督10人」に選ばれた新鋭だ。また音楽を担当しているのは、ニック・ケイヴ率いるTHE BAD SEEDSや、インストゥルメンタル・トリオDIRTY THREEなどの一員として知られる、ウォーレン・エリス。更に、『EDEN/エデン』、『わたしはロランス』、『パラノイド・パーク』など、数々のヒット作を世に出してきた新鋭·シャルル・ジリベールがプロデュースを務めている。

ソフィア・コッポラ監督の「ヴァージン・スーサイズ」を想起される方も多いだろうが、ふわりと儚く消えてゆく彼女たちと違い、本作の少女たちは自由と自立を勝ち取るために立ち向かっていく。いま私たちがどんな世界に生きているのか、女性の置かれている立場や条件、価値観を見直し、寄り添ってくれる作品となっている。重たいテーマを瑞々しく軽やかに描き出す監督の手腕に魅力されるだろう。

イベント情報

2016年6月18日(土)~
『裸足の季節』
公式HP:http://www.bitters.co.jp/hadashi/
監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン
音楽:ウォーレン・エリス
出演:ギュネシ・シェンソイ、ドア・ドゥウシル、トゥーバ・スングルオウル、エリット・イシジャン、イライダ・アクドアン、ニハル・コルダシュ、アイベルク・ペキジャン
画像:© 2015 CG CINEMA – VISTAMAR Filmproduktion – UHLANDFILM- Bam Film – KINOLOGY
配給:ビターズ・エンド
2015年/フランス=トルコ=ドイツ
94分
第88回アカデミー賞®<外国語映画賞>ノミネート

上映劇場:伏見ミリオン座 名古屋市中区栄1-4-16
http://www.eigaya.com/

※その他の上映劇場は公式HPにてご確認ください。

posted by Y.KURODA

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