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『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』:韓国で700万人を超える動員を記録!名優と気鋭の監督が描く、単なる救出劇では終わらない韓国映画史に残る傑作。

2017.06.10.Sat - | 名演小劇場(愛知|栄)

 

 

「チェイサー」「お嬢さん」など数々の話題作に出演する演技派、ハ・ジョンウが主人公を務め、「空気人形」「クラウド アトラス」など日本やハリウッドでも活躍するペ・ドゥナが主人公の妻・セヒョン役で共演した、映画『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』が6月10日(土)より名演小劇場にて公開される。

巨大なコンクリートの残骸に閉じ込められた男。かつてない孤独と渇きが、その身を蝕んでいく。微かに灯された命は、儚くも消え去るのか。それとも、この果てしなき絶望に光は射すのか―。自動車のディーラーとして働くジョンスは、大きな契約を成功させ、意気揚々と妻のセヒョンと娘が待つ家へ車を走らせていた。しかし、ジョンスが山中のトンネルに差し掛かった時、突如頭上から轟音が鳴り響く。尋常ではない音と、揺れに不安がよぎったのも束の間、トンネルは崩落しジョンスは車ごと生き埋めになってしまう。ジョンスが目を覚ますと、周囲は巨大なコンクリートの残骸に囲まれ、手元にあるものはバッテリー残量78%の携帯電話、水のペットボトル2本、そして娘への誕生日ケーキだけだった。一方、トンネル崩落のニュースは瞬く間に国内を駆け巡り、救助隊長のキムらが現場に駆け付けるが、その惨状は想像を遥かに超えるものだった―。

監督は、韓国映画界の話題を独占し、ジャンルにひねりを加えることや、斬新な監督手法で知られる「最後まで行く」のキム・ソンフン。本作は、お決まりの見慣れた設定やストーリーを避け、災害映画というジャンルの約束事に背を向けた映画となった。トンネルの内と外で展開する状況や、時間の経過につれてジョンスとトンネルの外にいる人々との間に生じるギャップを平行して映し出すことで、現代社会の実情をも鮮明に映し出してみせた。

 

 

 

イベント情報

2017年6月10日(土)~ ロードショー
『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』
公式HP:http://tunnel-movie.net/
監督・脚本:キム・ソンフン監督
出演:ハ・ジョンウ/ペ・ドゥナ/オ・ダルス 2016年/韓国/127分
英題:Tunnel
配給:アルバトロス・フィルム
画像:COPYRIGHT © 2016 SHOWBOX, ANOTHER SUNDAY, HISTORY E&M AND B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.

上映劇場:名演小劇場 名古屋市東区東桜2丁目23番7号
http://meien.movie.coocan.jp/

posted by M.TSUBOUCHI

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