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『希望のかなた』: フィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキ監督、待望の最新長編にして引退作!?

2017.12.24.Sun - 01.26.Fri | 名古屋シネマテーク(愛知|今池)

「ル・アーヴルの靴みがき」(2011年)以来となるアキ・カウリスマキ監督、待望の最新長編『希望のかなた』が12月24日から名古屋シネマテークにて上映される。

ヘルシンキの港。船に積まれた石炭の山から煤まみれの男カーリドが現れる。内戦が激化するシリアから逃れてきた彼は、難民申請の面接の中で、故郷の惨状と、家族でただ一人生き残った妹と生き別れになったことを語る。カーリドの唯一の望みは妹を探し出すことだが、当局の下した決定はトルコへの強制送還だった。一方、この街に暮らす中年男ヴィクストロムは、それまでの仕事をやめてレストランを開業したばかり。手に入れた店は、料理の品数も少なく、常連客はビールを飲むだけで儲けは見込めそうになかった。だが、ヴィクストロムはここを自分の居場所と定め、気のいい従業員たちと共に新たな一歩を踏み出す。そんな頃、店のゴミ捨て場に、収容施設を脱走したカーリドが潜んでいたことから、二人の男の人生が交わり始める……。

前作に続き難民問題に踏み込みつつ、とぼけたタッチと渋く痛快な音楽でドラマを彩る作風はさらに磨きがかかり、名実共に最高傑作の呼び声高い必見作。アキ・カウリスマキ監督は、フィンランド公共放送協会へのインタビューで、映画制作をやめると語っており、本作が引退作となる可能性も。

 

イベント情報

2017年12月24日(日)~2018年1月26日(金)
『希望のかなた』
公式
HP:http://kibou-film.com/
監督・脚本・プロダクションデザイン:アキ・カウリスマキ
出演:シェルワン・ハジ 、サカリ・クオスマネン 、イルッカ・コイヴラ 、ヤンネ・フーティアイネン 、ヌップ・コイブ 、カイヤ・パカリネン 、ニロズ・ハジ 、サイモン・フセイン・アルバズーン 、ヴァルプ 、カティ・オウティネン 、マリア・ヤンヴェンヘルミ  他
2017年 98分
コピーライト:(C) SPUTNIK OY, 2017

上映劇場:名古屋シネマテーク 愛知県名古屋市千種区今池1−6−13 今池スタービル2F
http://cineaste.jp/

 

posted by Y.KURODA

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