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糸りとり 第25回|多田 玲子

_shi_ri_to_ri_ by なるじあき

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しりとりと読みます。日頃、糸を使ったり使わなかったりするアーティストの方々に、「糸」を使った作品を制作してもらい、作品タイトルを「しりとり」でリレーしていくという、ゆるカッコEコーナーです。

 

第25回目のゲスト作家は、多田 玲子さん。
多田さんを知ったのは、2人組パンクバンドkiiiiiii(現在活動休止中)でのレイキンさんとして。10年…もうちょっと前かも。当時HP見て、レイキンさんのシール&イラストワークが、自分の好きどストライクで興奮したもんです。そんなレイキンさんに参加頂けるなんて不思議な気分。
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「け」➡『ケンカをやめて』

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物語を想像してみる
いつものケンカが始まった!
仲良しの馬くんが止めに入ると…

 

reikin2

ニャンニャンきゃいきゃい
ケンカじゃなくて仲良しでした。あ〜よかった!

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内心はバッチバチ!?
裏ではビーム飛びまくりのマジケンカ!!!(笑)

 

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多田さんに質問でーす。

 

なるじ:
タイトル「ケンカをやめて」は、どうやって決まったんですか?
反射的に、「2人をとめて~♪」と思わず脳内PLAYしてしまうリアル河合奈保子世代ですっ!笑

 

多田:
わたしもリアル河合奈保子世代です~、ジャッキーチェンもセットで!
「け」でバトン渡されて、思い浮かんだのが「けんだま」と「ケンカをやめて」だったので、物語性のある方にしました。ケンカじゃなくて、むしろニャンニャン仲良ししてる感じになってしまいましたが。。。

 

なるじ:
糸作品として、刺繍を選んだのはどうしてですか?

 

多田:
刺繍作品を見るのは大好きだったんですが、自分ではほとんどやったことが無くて、良い機会かなと。

 

なるじ:
ポイントはどの辺りですか?意識したこととか。
ペンで段々畑みたいに塗りつぶしたステッチと、明るい色使いがレイキンさんらしい楽しい作品ですね!

 

多田:
つたない可愛さとか、頼りない可愛さが大好きなので、やり方や本を読まずに自己流でやりました。刺繍だと「つたな良い感じ」が顕著にでて、刺してる時、無になれるのも良いですね。

 

なるじ:
こどもの描く絵の無計算バランスとか最高ですよね!自己流にやることで、その無邪気さに近づいたのかも。見てると楽しいです。今回、糸を使ってみてどうでしたか?以前個展では、フェルト作品を作られてますが、糸作品は初めてですか?

 

多田:
糸作品は初めてです。フェルトはチョキチョキ作業するのがすごく楽しいんです。でも今はそれやる時期じゃない、他にやることあるんだって思いでフェルトの楽しさに逃げないようにしてます。

 

なるじ:
↓このフェルト作品めちゃカワなので、いつか時が来たら、フェルトオンリーの作品展とか見たいです。
20140327_1040853 20110727_waitingroom3_v のコピー

 

 

 

 

 

過去のインタビューで「今のPOPな色使いは、小さい頃に渋い色の洋服しか着せて貰えなかった反動かも」とあって、興味深かったです。初めて自分で買った服の色とか覚えてますか?

 

多田:
初めて買ったのは小6。表が紺、裏に蛍光黄緑とグレーの総柄っていうリバーシブルトレーナー。ほぼ紺の方しか着ませんでしたが、蛍光黄緑を秘めてるっていうのは、なかなかニヤケるものがありました。

 

なるじ:
いざという時は蛍光黄緑の方着たる!と思いつつ着ないっていうじれったくて可愛いなぁ。

参加作家の皆さん、小さい頃キレイだなとか好きだったもの、見ていた景色の色、親の仕事道具や趣味とか、様々なルーツがあったりするんですが、抑えていたキレイな色の服着たーい!ていう純粋な欲求が開放されて、今の明るくて自由な作品に繋がるのかも知れないですね。

 

多田
どうなんでしょうね。でも実際は、地味な色の方が似合うので最近はめっきり紺、緑、グレーばっかりです。

 

なるじ:
結局ルーツに戻るんですかね。
私も小学生の頃、親が選ぶ地味な茶色やグレーのネップツイードのスカートとかが嫌で、お小遣い貯めては一人で服買いに行ってたの思い出しました。でも今は渋いツイードも大好き。どちらも私のルーツなんだなぁ。

小さい頃から絵を描くのが好きだったようですが、それ以外にずっと好きな趣味とかありますか?

 

多田:
映画館に行くのが大好きです。映画が好きというか映画館が大好き。手っ取り早く旅に行く感じがするのかな。コーヒーとドーナツ持って行けると最高です。あとはメモ。とにかく自分と話すが如くメモします。コーヒーとドーナツを食べながらメモ。

 

なるじ:
とにかく、コーヒーとドーナツはマストなんですねっ!笑
今興味あること、今後やってみたいことはありますか?

 

多田
ポエムと絵と話と漫画で本作り。

 

なるじ:
何だか盛り盛り楽しそうな本!いろいろ仕掛けもつけたりなんかして。
東京から京都へ拠点を移されましたが、いかがですか?変わったこと、変わらないこと。環境の変化、気持ちの変化。

 

多田:
初めは京都の山科に住んで、昨年北の方へ引越してやっと落ち着きました。自営業で子持ちの自分と似たような、気の合う友達が何人かできて、子供も良い友達ができて、ここで生活できて良かったなぁとよく思います。でも実家は東京だし、仕事や展示で頻繁に東京帰ると、楽しいな~!友達に会えて嬉しいな~!って心底思います。

 

なるじ:
最近名古屋方面に来られたのは、昨年の蒲郡で開催の「森・道・市場」でしょうか?その前は名古屋パルコのフィジカルテンポとか?展示はされたことないですか?

 

多田:
展示ないです~。愛知、岐阜にとても興味があるので、展示して長期滞在して、突飛な食事メニューを堪能したいです。名古屋に行くと必ずパルコ地下のアイス屋でアイス食べることにしてます。

 

なるじ:
名古屋での展示ぜひとも!
最後に、現在休止中のU.Tさんとのバンド、kiiiiiiiは、復活予定はありでしょうか?

 

多田:
おばあちゃんになったらやろうかな~と2人で言ってます。

 

なるじ:
生けたら(生きてたら)行きます。

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次回は「て」
バトンタッ~チ!!!?

これまでの糸りとり

第1回「あ」➡『赤い輪っか』成地 亜紀(2013.11.05 UP)
第2回「か」➡『風立ちぬ』遠山 敦(2013.12.01 UP)
第3回「ぬ」➡『ヌクアロファ』TMTM/Tomoe Miyazaki(2013.12.28 UP)

第4回「あ」➡『あたらしい家』松尾ミユキ(2014.2.2 UP)
第5回「え」➡『えびでたいをつる』田口美早紀(2014.3.4 UP)
第6回「る」➡『ルウェンゾリの山男』wassa(2014.4.7 UP)
第7回「こ」➡『コイル』都筑 晶絵(2014.4.29 UP)
第8回「る」➡『留守の部屋』Nobue Miyazaki(2014.6.5 UP)
第9回「や」➡『やみよやまねこやすみの国』鈴木 いづみ(2014.7.5 UP)
第10回「に」➡『二期作』塩川 いづみ(2014.8.3 UP)
第11回「く」➡『鯨のランプ』nakaban(2014.9.6 UP)
第12回「ぷ」➡『プレイバック』山口 洋佑(2014.10.3 UP)
第13回「く」➡『空中分解』狩野 岳朗(2014.11.4 UP)
第14回「い」➡『意図的な神の意思』村橋 貴博(2014.12.4 UP)
第15回「し」➡『short short show』fancomi(2015.2.3 UP)
第16回「う」➡『』藤田 道子(2015.3.12 UP)
第17回「み」➡『水揚げされた切り身』松井 一平(2015.4.18 UP)
第18回「み」➡『ミンティ』前田 ひさえ(2015.6.5 UP)
第19回「い」➡『いつもの』井本 幸太郎(2015.8.2 UP)
第20回「の」➡『野武士』大橋 裕之(2015.9.1 UP)
第21回「し」➡『親友』片岡 メリヤス(2015.10.1 UP)
第22回「う」➡『噓』FLANGER maki(2015.11.8 UP)
第23回「そ」➡『ソニアリキエルです。』佐藤 紀子(2015.12.2 UP)
第24回「す」➡『スケスケ』間芝 勇輔(2016.1.3 UP)

PROFILE

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多田 玲子
1976年生まれ。イラストレーター 京都在住。
著書に「ただいま おかえりなさい」「八百八百日記」(いずれも戌井昭人との共著)漫画「ちいさいアボガド日記」
「てきとうかんたんたん」(自主制作)がある。

http://tadareiko.com

http://www.kiiiiiii.com

tadasan

企画/ディレクション:成地 亜紀
題字:遠山 敦

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