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FEATURE / 特集記事 Nov 30. 2016 UP
【#LIVERARY_TOYOTOMI 】
古き良き文化を受け継ぎ、新たな価値を創造する。
ストーブを通じて考える、本当の豊かさについて②
Cafe Dufi、STUDIO LA CAUSE、THE APARTMENT STORE

SPECIAL REVIEW:TOYOTOMI “Classic CL-25E”

ストーブを始めさまざまな冷暖房機器メーカーとして、愛知を代表すると言っても過言ではない「TOYOTOMI」。その歴史は旧く、創業から今年で67年。そんな老舗メーカー「TOYOTOMI」が2014年から発売開始した石油ストーブの新シリーズは原点回帰的アプローチのものに。

かつてのストーブが持っていたデコラティブな装飾なども取り入れ、古き良き時代を思わせるあしらいが施されたこの新しくて懐かしい新機種は、灯した炎が七色に見える名機RB-2「レインボーストーブ」、そして月明かりのような炎が特徴的なML-20「ムーンライター」という2つの炎を受け継ぎ、復刻デザインされたもの。その名も「クラシック」(略称:CL)。

 

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左から順に、「レインボーストーブ」、「ムーンライター」、そして、「クラシック」。

 

「CL」に込められた思い。それは、昔懐かしい「ストーブのある風景」を思い起こさせるノスタルジーだけではない。とことんまで無駄を排除していくコスパ重視の世の中に対する提案のようにも感じられる。「本当の意味での豊かさとは何か?」そんなことまで考えさせてくれる。

LIVERARY編集部では、〈古き良き伝統を受け継ぎつつ、新たな価値を見出していく〉という意味でのCLのスタイルとリンクする、6つの場所をセレクト。西アサヒCULTURE CLUBCafe DufiSTUDIO LA CAUSE、THE APARTMENT STORE、そして同店のオーナー宅……この6つの場所の主たちがどんなことを考え、今を生きているのか?「CL」の七色に輝く、優しい炎で暖まりながら、じっくりお話を伺ってきました。

※各お店の店頭では実際に「CL」を使用していただいています。実際に足を運んで「CL」の炎をご体感ください。
前回取材した西アサヒ、CULTURE CLUBの記事はコチラから。

 

LIVERARY × TOYOTOMI |名古屋の “Classic” を巡る。その②

Cafe Dufi、STUDIO LA CAUSE、THE APARTMENT STORE

Text & Edit : Takatoshi Takebe [ LIVERARY, THISIS(NOT)MAGAZINE ]
Photo : Takayuki Imai

 

 

#03

Cafe Dufi

新しいことに挑戦した方が絶対におもしろい

 

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今年で創業15年目を迎えるという「Cafe Dufi」。カフェブームが到来する前からこの場所に店を構えたオーナーの水野俊之さんは「もともと計画性なんてものはなかった」と話す。カフェをやる前はサラリーマンとして15年勤務。その後、会社を辞め奥さんといっしょにまずは世界旅行へと出かけたという。

 

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「世界旅行と言っても貧乏旅行だった。その時、アジア、ヨーロッパを中心に巡って…。フランスに行った時に現地でオープンテラスのカフェへ行って、そしたら寒いのにみんな外でコーヒーを飲んでいて、その姿がすごく印象的で、かっこよかったんですよね。ほんとそれだけの理由で、この店を出す時絶対にオープンテラスの店にしたいと決めました(笑)。」と水野さん。

 

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寒空の下、カフェのテラス席で飲むホットコーヒー。あの一口飲んだときの幸福感はたまらない。

 

フランスでの経験をもとに思いを形にしたいと帰国。その後、店を出す物件探しを始める。通りに面した一軒家の物件という条件で1年かけて探したという。吹き抜けの天井が心地よいこの物件は、もともとは炭の倉庫だったのだそう。自分たちで壁を塗り直したり、床板を貼り直したりしたDIY感は、時を経てまるで海外の店のような異国感を自然に宿し、この店に流れる独特の空気感につながっているように思える。

 

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メニューはどれもリーズナブルな価格で「腹いっぱいおいしいものを食べてほしい」という水野さんの気持ちが込められている。

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大盛りのパスタはオープン当初から人気メニューで、その数20種以上。

 

現在では、このCafeDufiの他に3つの系列店を運営している水野さん。しかしながら、系列店舗はいずれもカフェではなく、スペインバル、ベトナム料理、イタリアンピザ店といずれも異ジャンルの店を出店。「だって、新しいことをやったほうが絶対におもしろいからね」と笑う。水野さんならではの人生観と自然に培われた海外的なセンス、そこから常に挑戦し続ける冒険心を失わない経営スタンスが生まれたと言っても過言ではないだろう。

 

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CL-25Eはこれまでの歴史と現代への適応力を備えた、老舗メーカーTOYOTOMIの新たな挑戦心を感じさせるものに。

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SHOPDATA:
CafeDUFI
愛知県名古屋市中区新栄3丁目17−11

TEL : 052-263-6511
http://cafedufi.com/cafedufi

 

続いては、革小物ブランド「STUDIO LA CAUSE」のアトリエ兼ショップへ。

 

#04

STUDIO LA CAUSE

シンプルなものづくり、シンプルな商いを続けていきたい

 

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名古屋市名東区の猪高緑地という広大な自然公園のすぐ近くで、ひっそりと店を構える「STUDIO LA CAUSE」。紛れもない精巧な美学が打ち込められた同店の革細工はすべてこの工房兼ショップで、一点一点丁寧に作られていく。現在は、代表の栗山元さんと奥さん、その弟さんの3名だけで制作〜販売までを行っている。

 

 

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メインで使用しているミシンは日本製のSEIKO「TE-2S」。生産数が少なかったため、現存しているのが非常に珍しいものだそう。

 

「古着店で勤務しながらも、スタッズベルトや革ジャンのカスタムに夢中になっていた」と話す店主・栗山元さん。以来、革小物の道へと進み15年、今年で独立してから10年目を迎えるという。

「STUDIO LA CAUSE」のモットーは制作物の美しいフォルムを一目見ればわかるとおり〈シンプルであること〉。

 

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何万通りとある糸と革の組み合わせの中から見た目だけでなく、使う際の用途を大切にしながら日々ミシンをまわす。

 

さらに、その売り方も特徴的だ。基本的に小売店への卸しやネット販売を行っておらず、自分たちが店頭に立って直接お客さんとコミュニケーションをとることができるポップアップショップや催事での出店か、自店での販売をメインとしている。それは、ちゃんと自分たちの思いを伝えられるように、作り手と売り手を同じ人が行いたい。そして、お客さんたちの言葉もダイレクトに受け取りたい、という思いから。

 

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革をなめす際に使う器具は先端を熱して使うことも。「冬場はストーブの天板を利用してやってみようかな」と栗山さん。

 

「自分たちの手の届く範疇、目の見える範囲で続けていきたいですね。作って、売って、それでまた材料を買って、次の製品を作っていく…その繰り返しが昔からの手仕事の在り方だと思うんです。そこは、シンプルに考えていきたい。」と栗山さん。

 

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革のフチにぐっと線を引くことで、革を丈夫にするこの作業は「念を引く」というのだそう。

 

ものを消費するために買うのではなく、ずっと長く使ってもらうことを前提に、一点一点丹精込めて作られた製品を手にとってじっくりと確かめてみてほしい。彼らの思いが革の手触りと細部のこだわりから、じわりと伝わってくるはずだ。

 

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SHOP DATA:
STUDIO LA CAUSE
愛知県名古屋市名東区社が丘3丁目910
TEL : 052-702-5620
http://studio-lacause.com/

 

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CL-25E(A)
「ストーブで料理をする母の姿で冬を感じた」「家族や友人とストーブを囲んで談笑をした」現在では、なつかしい存在となっている石油ストーブ。炎の優しいあたたかさや、その上に置いたポットから立ち上る湯気、石油ストーブには他の暖房機器にはない「ぬくもり」があります。“心まであたたかくなる炎”をコンセプトに、CL-25Eを通して石油ストーブの良さを知ってもらえたらと思います。懐かしさのあるデザインは、和・洋のどちらのお部屋にも馴染みます。また、お部屋に置いておくだけでもアクセントになります。あなたのお部屋にもぜひ「CL」をどうぞ。
http://www.toyotomi.jp/design/cl/

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