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FEATURE / 特集記事 Apr 15. 2017 UP
【SPECIAL INTERVIEW|ホンマタカシ】
写真家・ホンマタカシによるドキュメンタリー映画4作品が名古屋で一挙上映。
山城大督との対談トークショーも開催。

センチュリーシネマ(愛知|矢場町)

 

SPECIAL INTERVIEW:

TAKASHI HOMMA

Interview:Takatoshi Takebe [ THISIS(NOT)MAGAZINE/LIVERARY ] & YOSHITAKA KURODA [ ON READING /LIVERARY ]

 

 

-TOKYO SUBURBIAの頃からホンマさんは、継続して新しいドキュメンタリーの在り方を提示されているように思います。ドキュメンタリーというものに興味を持つようになったのは、写真を撮り始めるようになってからですか?それともドキュメンタリーに興味を持って写真をはじめたのでしょうか?

きっかけは覚えていませんが、ドキュメンタリーというか何か「リアル」に興味があるのだと思います。

-ジャーナリズムというか、物事の真相を追究する能動的な行為のようなものとして、わたしたちはドキュメンタリーという言葉をイメージしがちですが、ホンマさんの作品は、もうちょっと受動的な態度ですよね。でもそれゆえに様々な問いが内包されていて、実は観る人にとってかなり挑発的な作品になっているのではないかと思います。ホンマさんはご自身の考えや観方よりも、鑑賞者が何を見出すかに興味があるのでしょうか?

そうですね、自分の中より、外に「リアル」があるという態度ですね。

-映像を撮るという行為と、写真を撮るという行為とでは、ホンマさんの中で何か決定的な違いがあるのでしょうか?

ほとんどありません。何をどう見るのか?という問題なので。

-『After 10 Years』について伺います。そもそもあの作品を撮ろうと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

色々な条件が重なり、かつ直感が働いたからでしょうね、きっと(笑)。

-映画監督で影響を受けた方がいれば作品名とともに教えてください。

フレデリック・ワイズマンの全ての作品。

-『After 10 Years』の作品の中で、何度も掃除をしている人の姿が映し出されていたのが印象的でした。10年間ずっと掃除し続けているんじゃないかと思ってしまうくらいに。どのような意図があってあのような編集をしたのでしょうか?( 普段意識していないような日常の所作/動作が、何だか味わい深く感じられました。これは確かに映像ならではの試みですよね。)

そのとおり。津波以来10年ずっと掃除しているのです。

-写真や映像、そのほかの手段でも、作品を作るにあたって、いちばんのモチベーションになるものは何ですか?

違和感 あるいは、そうすることしかないという切実さ。

-作品づくりに向き合う中で絶対にこれだけはやらない、ということがあれば教えてください。

他人の顔を伺うようなこと?よくわかりませんが(笑)。

-写真も映像もすべて辞めてしまいたい、と思ったことはありますか?

あはは、ありません。あったら辞めてるよ!(怒)(笑)。

-最近、近しい人の死について考えることが多くなったのですが、暗い気持ちになった時にそこから這い上がるためにすること、考え方などあれば、こっそり教えてください。

どうせ、みんないずれは必ず死ぬわけですよね。だから死ぬまでやりたいことをやりたいようにやるだけです。当たり前ですけど。

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イベント情報

2017年4月15日(土)~4月28日(金)
ホンマタカシ ニュードキュメンタリー特集上映
監督:ホンマタカシ 出演:飴屋法水/中平卓馬/森山大道 他
プログラム:
A:「After 10 Years」(101分)
B:「最初にカケスがやってくる」(68分版)
C:「あなたは、あたしといて幸せですか?」(70分)+「女優」(15分)
D:「きわめてよいふうけい」(40分)+「暗室」(20分)
制作:between the books
配給協力・宣伝:mejiro films
画像:(C)Takashi Homma New Documentary
上映劇場:センチュリーシネマ (名古屋市中区栄3-29-1名古屋パルコ東館8F)
上映プログラムスケジュール:http://ameblo.jp/starca-t/entry-12263437315.html
公式HPhttp://betweenthebooks.com/
公式Facebook: https://www.facebook.com/Newdocumentary2016/

2017年4月22日(土)
トークショー付き上映

時間:18:30~の回(19:30~トークショー)
※当日の上映作品は、プログラムDの「きわめてよいふうけい」(40分)+「暗室」(20分) 
会場:センチュリーシネマ センチュリー1 (154席)
登壇者:ホンマタカシ監督、山城大督 
料金:通常料金(※前売鑑賞券・各種割引使用可/招待券使用不可)
販売方法:当日劇場オープン時10:00〜劇場窓口にて入場券を販売。
※前売券等をお持ちの方も入場券との引換えが必要となります。
※入場は受付先着順、全席自由席となります。
詳細:http://www.eigaya.com/event/2017/03/31/honmatakashi/


ホンマタカシ
1999年『東京郊外』(光琳社出版)で第24回木村伊兵衛写真賞受賞。2011年から2012年にかけて、個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内3ヵ所の美術館で開催。著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)がある。2016年イギリスの出版社「MACK」より、カメラオブスキュラシリーズの作品集『THE NARCISSISTIC CITY』を刊行した。

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