2014年にグッドデザイン賞を受賞した井澤幸住宅設計室×名城大学谷田真研究室による「四観音道の家」を自由に見学する事ができるオープンハウス展「textures in everyday life」が昨年に続き開催される。本邸宅の設計者でもある施主が実際に住み始めて1年を経過したリアリティのある空間を見学する事ができる。

このオープンハウスでは住空間の見学の他にも、様々な作家によるアートや工芸品、映像作品なども展示される。また、コクウ珈琲によるコーヒーを出展作家によるうつわで楽しむ事も可能だ。従来のオープンハウスとは一味違った楽しみ方で、住空間を満喫してみてはいかがだろう。

<以下、主催者コメント>

住宅というものは建物として完成したときが本当の始まりであり、そこから住み手が生活をしてい くその時間によって空間がつくりあげられていきます。しかしながら、一般的には竣工したときに しかその姿を目にすることができず、メディアにおいても住み始めてからの状態にフォーカスが当 てられることは限られています。

そのような状況の中で、多くの方々に実際に住み始めてからの住 宅を体感してもらえる機会をつくり(しかもこの場合は設計者自身が住み手です)、今一度「住む」 ということについてこれまでとは異なる視点を持ってもらえればというのがこの企画の意図です。

関連リンク：
自宅 “時々” ギャラリー　− textures in everyday life −  2014.3.29-30　＠四観音道の家
http://sachitanilab.p2.weblife.me/gallery20140329.html