ラシック1Fイベントスペース(愛知|栄)Presented by Brother
2017年9月23日(土)24日(日)に栄のラシック1Fにて、ワッペンとトートバッグを使ったワークショップを通じて絶滅危惧種を知る「Brother Earthアカデミー」が開催される。
世界的なミシンのメーカーであり、プリンターなど情報機器の分野でも業界をリードする企業として知られるブラザー工業株式会社。名古屋に本社を構える同社は「Brother Earth」をスローガンに掲げ、環境保全活動に積極的に取り組んできた。
特に注目を集めているのが「絶滅動物園×Brother Earth~私たちが知らない物語~」というWEBコンテンツだ。
動物園の人気者たちも、実は絶滅危惧種だった
ゾウ、ライオン、ゴリラやチンパンジーに、コビトカバやコアラ。動物園でおなじみのこうした動物たちは、実は絶滅の危機に瀕している「絶滅危惧種」なのだ。
例えばトラは、この100年でなんと生息数が95%減少した。20世紀初頭には9種だったトラの仲間のうち、3種は絶滅し、現在生き残っている6種も絶滅危惧種。人間が開発のために森を切り拓き、トラの居場所が無くなったことが原因とされている。
乱開発や戦争によって環境が壊され、多くの動物が絶滅の危機に追いやられている。名古屋市の東山動物園にも、50を超える絶滅危惧種がいるという。
「絶滅動物園」は、コンテンツプロデューサーの佐々木シュウジ氏らが取り組むプロジェクト。絶滅の危機にあえぐ動物の状況を知る『東山絶滅動物園ツアー』や、東山動物園の絶滅危惧種の動物たちの写真集『東山絶滅動物園』を出版してきた。
「絶滅動物園」とブラザー工業の環境保全活動が出会って始まったのが「絶滅動物園×Brother Earth」だ。
経済成長だけを追い求めるのではなく、環境への負荷を低減しながら新たな技術を開発し、自然と人間のより豊かな関係を生み出すものづくりとビジネスを進めたい。ブラザー工業の思いと「絶滅動物園」のコンセプトが重なったというわけだ。
「絶滅動物園×Brother Earth」は、東山動物園の絶滅危惧種の生き生きとした表情を捉えた写真と、人間の欲望が動物たちを厳しい状況に追いやったことを伝えるメッセージで構成。環境問題の現状がリアルに感じられる、多くのことを考えずにはいられないコンテンツとなっている。
動物たちの現状を、より身近に感じる体験イベントが開催
動物園は希少な動物を保護し、環境問題について教育する場であると同時に、楽しく動物とふれあう場所でもある。シリアスな現状を受け止めながらも、自然や動物を身近に感じるきっかけは多様であっていい。
そんな中、9月23日(土)24日(日)の2日間、ラシック1Fイベントスペースにて「Brother Earthアカデミー」が開催される。同イベントはこれまでのブラザー工業の環境保全活動から派生したもの。このイベントを通じて、「より多くの人に絶滅危惧種について知ってもらいたい」と願う。
イベント当日は、動物たちの姿をかたどったブラザーならではの刺しゅうのワッペンを使って、オリジナルのトートバッグをアレンジするワークショップが体験できる。大人も子どもも楽しみながら、環境や生物多様性について楽しく学べる「Brother Earthアカデミー」。「絶滅危惧種」について改めて考えてみることは人類が同じ地球上に住む生物として当たり前のことだろう。この機会にぜひ足を運んでみてほしい。
今回のWSイベントスペースのイメージ図
2017年9月23日(土)・24日(日)
Brother Earth アカデミー
会場:ラシック 1Fイベントスペース ラシックパサージュ(名古屋市中区栄3-6-1)
時間:11:00-20:00
参加費:無料
問:event@brotherearth.com
主催:ブラザー工業株式会社 http://www.brotherearth.com/ja/special/academy01/
※トートバッグやワッペンの配布は先着順です。各アイテムがなくなり次第、配布を終了させていただきます。
※ワッペンはトートバッグの中に入れてお渡しするため種類は選べません。
※絶滅危惧動物のイラストの一部は、表現をわかりやすくするためにデフォルメしています。また、絶滅危惧の理由は、多様な理由の中から一部を抜粋して紹介しています。
※イベントスタッフによりイベントの記録・広報用に写真撮影・録画・録音などを行い、ウェブサイト等で使用させていただく場合がございますのでご了承ください。
※その他、イベント開催中における来場者の傷病、盗難、紛失などのトラブルについては一切の責任は負いかねますのでご了承ください。
Brother Earth
ブラザーグループが掲げる環境活動のスローガン。開発する商品に最新の省エネルギー技術を搭載するとともに、製造過程での環境負荷の低減、世界中のブラザー社員が参加する各地での植樹活動や、生物の生態調査などに取り組んでいる。
http://www.brotherearth.com/ja/
絶滅動物園
「絶滅動物」たちにフォーカスすることで、これからの地球や人間の振る舞いを考えるプロジェクト。ミッションの一つは15世紀後半から人間が絶滅に追いやった動物たちを最新のテクノロジー(CG、VR、8K等)で甦らせ、もう絶滅することのない、大型映像のエンターテイメント動物園を作ること。もう一つは絶滅危惧種を通して、子供達の地球や自然を見る目を育てるコンテンツをリリースすること。その一つに、動物園の絶滅危惧種全てを撮影しドラマチックな写真集を作る『〇〇動物園』がある。第1弾『東山絶滅動物園』は2016年4月に発売され、現在第2弾『上野絶滅動物園』を制作中。
https://www.facebook.com/zetsumetsuzoo/