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FEATURE / 特集記事 Jul 01. 2018 UP
【SPECIAL COLUMN】
“ (N)ICI TO MEET YOU! ” #02 
柴田聡子 × 吉澤 翠(HAIR ICI TRE)

 

コラム「(N) ICI TO MEET YOU(ナイス・トゥ・ミート・ユー)」のコーナーでは、各界のクリエイターやアーティストたちが、ヘアサロンHAIR ICIのスタッフに実際にカットやスタイリングなどを受けながら、ざっくばらんにお喋りをするややゆるめの対談企画です。

美容院に初めて訪れた時、「はじめまして」から始まって、ちょっと緊張しながらも、その緊張が徐々に解かれていき、気づいたら美容師さんとすっかり仲良くなっていた…….あの素敵な体験/関係性がこの連載の中でも展開されていけたらいいなと思います。

さて、前回(STOMACHACHE.・宮崎ともえ×「Fen.hair ici」店長・吉崎由祐)からかなり間が空いてしまいましたが、第2回目のゲストは、唯一無比の世界観と歌声を持ちあわせる人気女性SSW・柴田聡子がご来店!

 
柴田聡子

 

お相手は、古巣・御器所からJR鶴舞駅沿線の高架下に移転し、リニューアルオープンを遂げた「HAIR ICI TRE」のディレクター/スタイリスト・吉澤 翠さんです。

 


吉澤 翠

 

柴田聡子といえば、今年4月にHAIR ICI TREを会場に行われたフェスイベント「(N)ICI Fest 2」に大トリで出演したことでも話題に。

 

 

同イベントでは、出演者のヘアセット・アレンジ・メイクなどをHAIR ICIスタッフが手がけライブに臨んでもらうという名物コラボ企画があり、今回はその出番前の時間にヘアセット&取材撮影を行いました。

果たしてどんなトークが繰り広げられたのか?いつも店内BGMで柴田さんの歌声を聴いているうちにすっかりファンになってしまったという吉澤さんと、これまであまりヘアスタイルを変えてこなかったという柴田さん。ふたりのナイストゥーミートユーな時間がスタートしました。

 

 

 

(N)ICI TO MEET YOU!  #02 

柴田聡子
×
吉澤 翠( HAIR ICI TRE )

Text & Edit : Takatoshi Takebe [ THISIS(NOT)MAGAZINE, LIVERARY ]
Photo : Tomoya Miura
Hair Styling:Midori Yoshizawa & Sora Ito

 

 

 

 

吉澤:今日は何時に名古屋に着いたんですか?

柴田:三時くらいですね。

吉澤:他、どこか行ってないんですか?名古屋観光とか。

柴田:行ってないですね。名古屋はちょくちょく来てるんで。先月も来たし、来月も行くし。今日は30周年記念イベントってことですが、30年って結構な老舗ですよね。

吉澤:そうですね。最近うちのお店は以前の御器所ってところから、ここの鶴舞に引っ越してきたんです。柴田さんは、美容院はいつも決まったところに行くんですか?

柴田:最近、知り合いが独立してお店を出したんで、そこに行くようになったんですが、前まではあんまり決めていなくて。結構、美容院難民してました。

吉澤:試してみるけど何か違うって感じですか?

柴田:そうですね。私の顔が原因なのかな?

吉澤:いやいや違いますよ(笑)。自分から「この髪型にしてください」って雑誌の切り抜きとか何か持って行くタイプですか?

柴田:持っていきますね。私、とにかく外人になりたいんです。

吉澤:え?!そうなんですか。ちなみにどこの国ですか?

柴田:フランス人になりたいんです。でもフランス人、黒髪いないですもんね。

吉澤:だいたい金髪のイメージですよね。

柴田:でも、あんまりカラーしたことないんです。

吉澤:ずっと地毛なんですか?

柴田:地毛です。

吉澤:でも、ちょっと茶色いですよね。

柴田:そうですか?

吉澤:はい、真っ黒じゃないです。ちなみに髪色は変えたくないんですか?

柴田:いや、そんなことはないんですけど、運気とかの影響はどうなんだろうって(笑)。

吉澤:意外なところ気にされるんですね(笑)。外人になりたいけど、運気気にするみたいな。

柴田:でもそもそも黒以外、似合うのかな?

吉澤:私の担当じゃないんですけど、柴田さんの髪型にしたいってお客さんがいらっしゃいましたよ〜。

柴田:まじですか?嬉しい!私、髪の毛が細いのでハゲるんじゃないかとも思ってて。

吉澤:え!絶対大丈夫ですよ(笑)。

柴田:女性って意外と薄くなってくるじゃないですか。

吉澤:そうですね、ボリュームが出なくなりますね。今、男性の方だと坊主頭とかにしちゃうのが流行ってますね。

柴田:そうなんだ。坊主ってかっこいいですよね。私もっとキリっとしたいんですよね。

 

吉澤:柴田さんといえば、メガネのイメージですが、メガネは絶対付けてるようにしてるんですか?たまにはライブとかで外してみたらどうです?

柴田:あ〜、マラソンランナーが走りながらサングラス外すみたいな感じでやってみようかな。

吉澤:あんなに潔く捨てれないですよね(笑)。

柴田:できれば、潔く、イケてる風に変わりたい願望はあるんですけど、どうすればいいのか?何をどうしたらいいのかなって、もう髪型については10年間くらい悩んでます……。

吉澤:え〜10年も(笑)! 私は充分イケてると思いますけどね。柴田さんから醸し出されてるオーラというか、世界観というか、すごい素敵ですよ。

柴田:自分の世界観、あんまり把握してないんです。

吉澤:え?え?本当ですか?めちゃめちゃ把握してつくり上げているイメージだったんですけど。歌にすごい世界感あるじゃないですか。歌詞とかは普段どんなときに書いてるんですか?

柴田:自分でも未だによくわからないんです。家でも、うーんってなりながら作曲の作業してます。

吉澤:「よし、今日は書くぞ!」って感じですか?

柴田:そうですね。あんまり決めてないんですけど、本当は作曲作業は、9時-17時でやりたいなって思ったりしてます。

一同:(笑)

 

 

吉澤:9時-17時ですか、会社員みたいですね(笑)。

柴田:理想はそうなんですけど、何時に作業するとか定まってないんですね、結局。

吉澤:じゃあ、なんとなく今日は書けるかも!ってときに作業される感じですか?

柴田:寝起きは結構イケますね。

吉澤:私も寝起きは意外と頭冴えてたりします。

柴田:その冴えてる時間が欲しくて、わざと一回寝たりしてます。

吉澤:(笑)。

柴田:寝たり起きたりを繰り返したりして、寝起きの冴えを何度でも使ってますね。

吉澤:自分は疲れ切ってくると冴えてくる時がきますね。ランナーズハイみたいな(笑)。

柴田:コツがわかんないですね。ふと一息入れた時にハッと降りてくる時もありますし。逆に質問していいですか?美容師さんってお客さんを見て、その瞬間でカットのイメージがパッと浮かぶんですか?

吉澤:お客さんと一緒に相談しながら決めることが多いんですが、作品撮りしたりクリエーションみたいなことをすることがあるんで、そういう時は、めちゃめちゃ疲れてる時とかお風呂に入ってる時に一番イメージが降ってききますね。

柴田:お風呂!それ、ありますよね!万国共通ですね。誰かから「水に触れてるといい発想が湧きやすい」って聞いたことあります。

吉澤:お風呂のバスタブとかに指でメモ書きしたりしますよ。実家に住んでたときは、結構浴槽が大きいお風呂だったんで、バスタブの余ってる部分に指でイメージを描いたりもしてましたね。

柴田:へー、なんかかっこいい!

吉澤:柴田さんは朝型なんですね。

柴田:夜よりは実は朝の方がいいですね。でも、変な曲を作ろうと思ったら夜のほうがよかったりしますね。夜中の2時、3時とかにつくると、本当に変な曲になってしまうこと多いです。

吉澤:そういうときの勢いって大事ですよね。

柴田:ふっと思いついたときに形にするの大事ですよね。

 

 

吉澤:ちなみに、柴田さんのMVも好きなのが多くて。なんだか気になって見てしまうような映像が多いと思うんですが、あのMVも自分で考えてらっしゃるんですか?

柴田:もう全て任せてますね。

吉澤:これやってって言われて、はい~って感じですか?

柴田:最初に撮ってもらった人にずっと頼んでますね。

吉澤:「いきすぎた友達」とかあのMVすごいなって思いました。衝撃です。あれは、夜書いた曲ですか?

柴田:いや、あれは違うんですよ。「こういうタイプの曲は13番くらいまでないと面白くない」って知り合いに言われて。

吉澤:それで増やしていったんですか!?

柴田:最初、3番くらいまでしかなかったんですけどね、そっか〜って。さだまさしとか長い曲がたまにあるもんな〜って。「親父の一番長い日」って曲はすごい長いんですよね。娘が生まれて結婚するまでの曲なので。すごい最高ですよ。最近LP買ったんですけどね。

 

 

 

吉澤:さだまさしも好きなんですね!私、音楽にそんなに詳しくはないんで言われてもわからないかもしれないですけど、柴田さんって誰に音楽の影響を受けてるんですか?

柴田:自分でもよくはわからないんです。人生で100回くらい考えてるんですけど。

吉澤:勝手なイメージだと、オザケン(小沢健二)さんとか。

柴田:実は私、オザケンにそんなにハマったことなくて。『LIFE』を知ったのも7年くらい前ですし。ユーミンはずっと好きですね、くるりとかレッチリも。

吉澤:へー!(笑)

柴田:この前ツアーの帰りにみんなで車の中でレッチリ聴いてたんですけど、胸がいっぱいになりました。私の好きだった音楽はやっぱこれだ〜って。

吉澤:レッチリみたいな音楽やりたいと思いますか?

柴田:やれたらいいなと思います。でも、私の場合はバンドメンバーとも出会わなかったですし。

吉澤:ギターを始めたきっかけは?

柴田:ギター始めたきっかけは、最初ゆずが弾きたくて始めました。作曲したのは大学の時の先生で、クレイジーなおじいさん先生がいてその方から「お前は、歌うか、踊るかだ!」って急に言われて。「え?」ってなって。踊りよりは歌かなと思って。

吉澤:そんな分岐点が(笑)

柴田:踊りも最近したいんですよね。その自分の殻を破りたいって気持ちがあるんです、きっと。ちゃんとしたダンスの踊りじゃなくて、音楽に合わせてノリで踊ってる感じで、アース・ウィンド・アンド・ファイアみたいな感じとか、ジャスティン・ビーバーとか。ああいうえげつないダンスをしたいんです。

 

 

 

吉澤:私も踊りたい願望あります!(笑)体硬すぎて、多分ダメですけど。

柴田:体操の内村航平も体硬いらしいですよ。

吉澤:そうなんですね(笑)。歌を歌える人はリズム感があるからダンスも踊れそうって思っちゃいます。

柴田:そうですよね。私もそう思ってるんですけどねぇ……。

 

さて、ようやくヘアアレンジが出来上がったようです!

 

ー吉澤さんは、今回、もともとこういうアレンジにしようとか?って事前に考えていたテーマとかあったんですか?

吉澤:柴田さんの後ろ髪が片方の肩にかかってくる感じは、私の中での柴田さん像だったので残したいと思っていました。そこは絶対残して、それを踏まえていろいろやってみました。ちょっと後ろ見せますね。

柴田:ドキドキする〜。

 

鏡越しに後ろを確認すると……

 

柴田:え!すごーい!ありがとうございまーす!すごーい!

吉澤:ウェーブもいい感じに出せました。

ー正面から見た柴田さんのイメージを崩さずに、後ろから見ると大変なことになってる!みたいな。これは見たことないヘアスタイルですね!

 

 

吉澤:今日お話していて、内に秘めているものを感じたんで。

ーあー、本当はレッチリがやりたい!とかフランス人になりたい!って話ですか?(笑)

吉澤:正面で何かするよりは、後ろの方の隠れたところにポコポコ編んで、ヘンテコな感じにしてみました。自分の中では柴田さんの歌詞の世界観を出せたらいいなって。

ーいや〜なんとなく柴田さんの変なところが形になって出てきてる感じします!さっきの会話からもこのヘアスタイルにつながっていったんですね〜!

柴田:今日はありがとうございました〜。少しはフランス人に近づけたような、全然違うような。

吉澤:(笑)。こちらこそありがとうございました〜。お店でも柴田さんの曲が流れたりしてるので自然と耳にするようになって、私、柴田さんの「後悔」の曲をテンションあげたい時に自分で聞くようになったりしてて、あれもMVが可愛いですよね。私カラオケでも歌いますよ。

 

柴田:えー、嬉しい!!本当ですか?じ、じ、自信持っていこうかな!人のテンションを上げられる曲なんてあまり持ってないから嬉しいです。

吉澤:そしたら、みんな「何、この曲!?」って反応がきますけど。

柴田:それも、嬉しい!

吉澤:PVも友達にも見せました。今日、その友達もライブ楽しみに来てくれます。

柴田:わ〜嬉しいです。アッパーの頂点です!ライブがんばります〜!

 

 

ということで、話した内容も盛り込まれたスペシャルなヘアアレンジにテンション上がりまくりの柴田さん。ふたりのトークもかなり盛り上がりました。「(N)ICI TO MEET YOU!!」次回は一体、誰がヘアアイスに訪れるのか?お楽しみに!

 

吉澤 翠
1983年生まれ。岐阜県出身。HAIR ICI TRE ディレクター/スタイリスト。好み、ライフスタイルを考えながら、お客様に似合うスタイルを探していくのが得意です。パーマ大好きです!趣味は、ファッション、音楽、アート、写真、映画、視覚を刺激されるものが特に好きです。最近は旅行も好きになってきました。http://www.hair-ici.com/

柴田聡子
1986年札幌市生まれ。大学時代の恩師の一言をきっかけに、2010年より都内を中心に活動を始める。近年は弾き語りのほか、「柴田聡子inFIRE」名義でのバンド形態でのライブも精力的に展開しつつ、既に次作の構想を着々と練っている。2018年3月には昨年発売した4thアルバム「愛の休日」を待望のLPレコードで発売。http://shibatasatoko.com/

 

 

 

 

 

 

 

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