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FEATURE / 特集記事 Aug 30. 2019 UP
【更新|緊急インタビュー】
ビーサンからヒトへ……
Alfred Beach Sandalが、本名・北里彰久として新作アルバムをリリース!
レコ発ツアー名古屋公演はodd eyes、nutsmanと共演。

2019.10.05 Sat|Live&Lounge Vio(愛知|新栄)

 

Alfred Beach Sandal北里彰久名義のソロアルバム『Tones』のレコ発ツアーを敢行。名古屋公演は105日(土)、新栄・Live&Lounge Vioにて開催される。

北里彰久は、これまでAlfred Beach Sandal名義で、ソロ弾き語りや、光永渉(Dr)、岩見継吾(Ba)とのトリオバンドセット、ラッパー・5lackSTUTSとのコラボなど、さまざまなジャンルのスキルフルなアーティストたちとの共作やライブを行なってきた。それらのタームを経て、4年ぶりとなる新作『Tones』は「制作を進めていく中で、よりパーソナルに、より歌にフォーカスした音楽性へと変化していったこと」に同調する形で、本名・北里彰久名義でのリリースに至ったようだ。

ツアー名古屋公演には、北里とも交流の深い京都発ハードコアパンクバンド・odd eyes、岐阜を拠点に構え全国的な活動を見せる人気DJ・nutsmanが出演。

 

 

 

名古屋公演直前ということで、以前、北里本人に行ったメールインタビューの第二弾を掲載。聞き手は前回のインタビューに引き続き、名古屋拠点の謎のレーベル・SummerOfFanチーム

 

SPECIAL INTERVIEW WITH

北里彰久

Interview : SummerOfFan Team

 

ー以前もお願いしましたが、名義が違うようなので簡単に自己紹介からお願いします。

こんにちは!北里彰久です。ビーサンです。

ーバンド形態も変わってのツアーも終盤ですが、調子どう?

だいぶいいよ。景色開けつつある。もっといきたい

ー共演のodd eyes、nutsmanについて紹介して下さい。

odd eyesめちゃくちゃかっこいい。スピードが速すぎて止まって見える。人の形をとどめなくなる。nutsman最高。懐が深い。どこか気高い。大いなるものを追い求める。

 


odd eyes

 

ー最初、ツアーが発表された時、驚きました。名古屋飛ばしたから。

だって、君ら最近全然つきあい悪いじゃん。

ー次に改名するなら何ですか?

名前というものを捨てる。

ー昨日は何をしていましたか?

近所にライブ見に行って飲んでた。

ー今目の前に見える景色について何を想いますか?

海に沈む夕日見てるよ…。ほんとうに美しいな

ー悲しみと幸せは結びつくと思いますか?また、結びつくとすればどのような形だと考えますか?

ボルヘスの小説で『不死の人』っていうのがあって、永遠の世界では一回性のものがなくなって全てが等価だから、主観としては何も起こってないのと同じになってしまうっていう……となったら個にとっての幸せって常に喪失と結びついてる。

ー最近、何もおもしろいことがないんですが、どうしたらいいですか?

早起きしてみては?

ーオススメのYoutuberは誰ですか?

おれが知りたいな。

 

 

ー酒を飲むときの落ち着くルーティンがあれば教えてください。

いくら飲んでも心がありあまって仕方ない。ドラゴンボールでベジットが魔人ブウに「もうちっと強いのかとおもったがな…オレにださせてくれよ…本気を」って言ってたんすけど、酒飲んでるときはそれを世界に対して思ってる。

ー髪型がダサいです。

遊戯王の髪型にしたわ。

 

 

ー歌うことは鳥類及び、哺乳類の〜種の動物で確認されていますが、人間は歌うことをどんなふうに受容したと思いますか?歌が響く空間などのシチュエーションを含めて聞きたいです。

言葉があるっていうのはたぶんすごく大きい違いで、言葉によって人間にとっての世界の認識が可能になってるところがめちゃくちゃある。社会って言っていいかわからないけど。

ただ音として響かせるってもうちょいフィジカルだから、さらにちょっと拡張するってか、根源的なものとかはみでるものを感じようとして歌う人がいたのでは。

そして聴いてる人は恩寵として受け取っていたのでは。だから空間とか含めて宗教との関係はすぐに想像しますよね。

ー上記の質問に関連して、初めて唄を歌った人間は何について歌ったと思いますか?

んー、祈りに似たことじゃないですか。喜びや悲しみについて

ーSNSとの上手な付き合い方を教えて下さい。

ゲームのルールに乗っからない。行動する。

ー詩を書くときの自分なりのコツは?

おこがましいよ…おこがましい。とにかくジタバタしてるす。

ー今一番欲しいものは何ですか?

かっこいい自転車。

ー気持ち悪い眼鏡つけるのやめてください。

は?ビビってんの?

ー何に怒っているんですか?

外枠だけでふんぞりかえってるやつら。

ーありがとうございました。最後に一言お願いします。

ありがとう。愛してる。

イベント情報

2019年10月5日(土)
北里彰久 Tones release tour in 名古屋 supported by jellyfish
会場:Live&Lounge Vio(名古屋市中区新栄2丁目1-9 flexビル b2)
時間:18:30open/19:00start
料金:前売¥3,300 当日¥3,800(D別)
出演:北里彰久、odd eyes、nutsman
チケット予約:
事務局 https://reserva.be/jellyfish489
CNプレイガイド(0570-08-9999)
セブンチケット(http://7ticket.jp) セブンコード(077-848)
※6歳以上チケット必要。
※整理番号順のご入場。

北里彰久
2009年よりフリーフォームなソロユニットAlfred Beach Sandalとして活動開始。3枚ほどアルバムを作る。ロックからMPB、ブラックミュージックまでを三次元的にイビツに迷走していく手腕には一定の評価をいただく。「DJ的発想で曲を作っている」と言われ、いい気になって「そうですね」と答えたことがある。最近はよりひとりぼっち方面の活動が増え、歌にフォーカスしていく傾向がみられる。ギターもちょっと弾ける。
https://akihisa-kitazato.com/

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