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FEATURE / 特集記事 Dec 09. 2019 UP
【PHOTO REPORT】
名古屋城に轟いた重低音と歓喜の声。
C.O.S.A.、RAMZA、食品まつりらが出演した、
「BOILER ROOM NAGOYA」当日の熱気をフォトレポート!
多種多様なファッションで訪れた来場者たちのスナップも。

2019年11月16日(土) 「BOILER ROOM NAGOYA」名古屋城天守閣前(愛知|中区)


Photo:Norihito Hiraide

 

1012日(土)に列島を襲った台風第19号ハギビスの影響で開催順延となっていたBOILER ROOM NAGOYAが満を持して、1116日(土)、会場はそのまま名古屋城天守閣前にて開催された。

ロンドン発の世界的な発信力を持つミュージックコンテンツ「BOILER ROOM」が名古屋初上陸!ということで各カルチャーメディアでも取り上げられ、国内外の音楽シーンが注目を寄せたBOILER ROOM NAGOYA

ライブストリーミングメディアとしては国内最先端をゆく宇川直宏率いる「DOMMUNE」チームも当日会場入りし生配信が行われた。名古屋城という異例のロケーションに加え、名古屋に所縁あるアーティスト陣によって生み出された演出は、国内カルチャーシーンにとっても新たに刻まれた歴史的な一夜BOILER ROOM NAGOYAを写真とともに振り返る。

 


Photo:Norihito Hiraide

 

PHOTO REPORT:

BOILER ROOM NAGOYA

Text : Shota Kato(LIVERARY)、Takatoshi Takebe(LIVERARY)
Event Photo: Shota Kato(LIVERARY),Norihito Hiraide
Snap Photo:Yuki Shibata(LIVERARY)
Edit:Takatoshi Takebe(LIVERARY)

 

まず、会場入り口となる東門へと続く道のりには地元アーティスト・VUGによるインスタレーションがお出迎え。真赤に染められた通路にはマッドな雰囲気が立ち込める。会場へ向かう来場客たちを高揚させる仕上がりに。

 

 

門を抜けると名古屋城と舞台、そして手前に出店エリアが広がる。出店エリアには、岡崎市のラーメン店・銀界拉麺、今池の社交場・riverleskと移動販売カレー店・fiji on the curryの合体店舗をはじめとするフード出店から、銀界、菩提との誤字コラボTシャツ&パーカーが販売されたLIVERARY、DJとしての活躍もみせるyusuke uchidaが店主を務める岡崎のセレクトショップ・LOVEによるブースなどが立ち並び、終始賑わいを見せていた。

 


ライトアップされた名古屋城をバックに、能舞台さながらの木組みステージが出現。Photo:Norhito Hiraide


Photo:Norhito Hiraide


LIVERARY


Fiji on the curry × riverlesk

石窯PIZZA屋台boccheno、HOA BINH TABLE 、TAKIBI らフードカーの出店も Photo : Norihito Hiraide

 

赤い照明に照らされた舞台上に、配信機材やターンテーブルなど大量の機材が並べられる。背後には「BOILER ROOM」の文字とともに、和洋折衷、過去と現在をつないだ奇跡的な光景が名古屋城本丸御殿に浮かび上がる。

 


Photo:Nothito Hiraide

 

本プログラム主催のunlike.のオーナー・Yukiによるアナウンスが入り、宴がスタート。 


Yuki(unlike.) Photo : Norihito Hiraide  

 

まずは、英国ダブレーベル「Bokeh Versions」から作品リリースのあるDJ・AQUADABが登場。続いて、過去にBOILER ROOM」への出演経験を持つRAMZAMDM)。重低音とノイズ、ビートを来場者たちの体の芯まで打ち込んでいく。

 

AQUADAB


RAMZA

 

この日唯一のラッパー・C.O.S.A.が登場し、会場内の熱量が一気に上昇。愛知県知立市を拠点に全国的な活躍をみせる彼ならではの堂々たるマイクパフォーマンスで高らかに咆哮を上げた。

 


C.O.S.A. 

 

後半戦。今企画の主催者のひとりでもあるレーベル「AUN Mute」主宰・FREE BABYRONIAが登場し、再びノイズと電子音の波に夜が飲み込まれたRAMZAと同じく「BOILER ROOM」に出演経験のあるトラックメイカー・食品まつり a.k.a foodmanで一気に抜けのある音が流れ込み、会場の空気が一変。アンビエントやニューエイジに紐付いたアヴァンギャルド且つ変幻自在のスタイルを見せつけた。

最後は、新栄のクラブ・MAGOをベースに自主企画「FUCK SLEEP」を企画するなどしてきた名古屋テクノシーンの地下を暗躍するデュオ・SHIBAMASA。終始楽しそうな二人の笑顔が印象的だった。

 


FREE BABYRONIA 


食品まつり a.k.a foodman


SHIBAMASA

 

ローカルを拠点にそれぞれの道筋、シーンで活動してきたミュージシャンたち。彼らが一堂に会したことも、この夜が存在した確かな意義であろう。

 

 

いつもの名古屋城の景色を一変させたのは、会場演出や音楽だけではない。主催者である名古屋・栄のセレクトショップ「unlike.」のカスタマーたちもこぞって来場し、現場に彩りを添えていたことは明らかであったし、ステージ上で熱い抱擁を交わす外国人カップルや、東京など都心部からの来訪者たち、エッジの効いたパーティー・ピープルから、スケートボード片手にエフォートレスなストリートスタイルな若者まで、多様な人々が音楽のもとへと流れ込み、混ざり合っていたのは印象的だった。

 

 

 

名古屋の現在進行系のシーンを担うアーティストたちによるパフォーマンス、赤いライトと抜群のサウンドを浴び身体を揺らすオーディエンス。4時間だけ出現した幻のような夜は、あっという間に過ぎ去り闇の中へと消えていった。最後まで賑わい続けた出店エリアを含め、名古屋のランドマークの代表格である名古屋城が未だかつてない熱量に帯びていた(当初、延期開催されたことで恐れていた寒さの限界を迎えることなく、むしろ不思議と暖かかったことを記憶している)。

「BOILER ROOM NAGOYA」がつくりだしたこの4時間は、名古屋のクラブカルチャー史においての功績はもちろん、名古屋城という場が単なる観光地の粋を超越したという点においても歴史的な瞬間を生み出したと言えるだろう。

当日の模様はBOILER ROOM×DOMMUNEを通して世界に向けて発信されている。見逃してしまった人は是非チェックしてみてほしい。

 

イベント情報

2019年10月12日(土) 
2019年11月16日(土)
BOILER ROOM NAGOYA
会場:名古屋城 天守閣前(東門チケット売り場よりご入場ください。)
開場:17:00 / 開演:17:30
前売り:3000円(入館料込み)/当日:4000円(入館料込み)
出演:
AQUADAB
C.O.S.A.
FREE BABYRONIA
RAMZA
SHIBAMASA
食品まつり A.K.A. FOODMAN
and more… BOILER ROOM JAPAN satellite works by DOMMUNE
会場演出:VUG

出店:
fiji on the rivelesk
銀界
LOVE
LIVERARY
And More

主催: AUN Mute、unlike.、名古屋城
協力: DOMMUNE 、SOCIAL CASTLE MARKET、Otai Record、LIVERARY
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