《時間の標本#001》2007

クリエイティブユニットKIGI（キギ）の展示が4月2日よりヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。

「THEATRE PRODUCTS」のアートディレクションなど、綿密なコンセプトを持ち、物事やアイディアを理論的に具現化することを得意とする植原亮輔と、絵本『BROOCH』（文・内田也哉子）などで見られるような、柔らかな感覚で優しく繊細な世界を生み出し続ける渡邉良重。二人は1999年より共同で制作をはじめ、2012年にKIGIを設立。アートディレクションやプロダクトデザインのほか、オリジナルのアートワークの制作を行っている。近年は、2014年に滋賀の伝統工芸の職人達とブランド「KIKOF（キコフ）」を立ち上げ、2015 年には東京にギャラリー＆オリジナルショップ「OUR FAVOURITE SHOP」をオープンするなど、多岐にわたる活動を続けている。

本展では、近年美術館やギャラリーで発表を重ねてきたアートワークを中心としたKIGI のクリエイションを包括的に紹介。また、美術館の空間だけでなく、クレマチスの丘およびFloyd三島店においてサテライト展示も同時開催する。

「Hope Forever Blossoming」