写真家・名越啓介とノンフィクション作家・藤野眞功によって制作された写真集『Familia 保見団地』。本書の編集を担当したVice Media Japan・我孫子裕一、ブックデザインを手掛けた町口景（MATCH and Company Co., Ltd. ）を含めた制作陣4人が語るトークイベントが、1月28日（土）千種・C7Cに続き、1月29日（日）栄・丸善名古屋本店1Ｆイベントスペースにて15時より開催される。

撮影の舞台となった愛知県豊田市にある「保見団地」は、1990年の入管法改正以来、外国籍の住人（主に日系ブラジル人）が約3000人ほど暮らす地域として知る人ぞ知る特殊なエリアだ。〈撮り手の存在感を消して、限りなく被写体に近づき、撮影する写真家〉と称される名越は、これまでにもチカーノ・ギャングやスクワッターなどの撮影をしてきた人物。今回の制作も3年間、実際に愛知県豊田市に住み込み撮影を行ったという。名越ならではの撮影手法でしか収められなかったであろう、保見団地住人たちのリアルな日常生活の記録写真群からあなたは何を感じ取ることができるだろう。

なお、『Familia 保見団地』の写真展が千種C7Cにて、1月28日（土）～2月12日（日）の間、開催中なのでそちらも要チェック。

1月28日（土）には、同会場1Fのフォトスタジオを使用しトークイベントが開催される。トークゲストには、名越啓介（写真家）、藤野眞功（ノンフィクション作家）、町口景（MATCH and Company Co., Ltd. ）、我孫子裕一（Vice Media Japan）が登壇。4名によるクロストークが展開される予定だ。（終了しました）