写真家の嶌村吉祥丸が主催となり、全国4会場で同時開催される企画展「WAVES」が開催される。名古屋は、千種のC7Cにて、4月6日（水）〜24日（日）まで。

報道される世界の戦況に、ひとりひとりが声を上げてできること、考え続けることをテーマに、さまざまはジャンルの作品を展示予定。また、会場では来場者が自由に選択した作品をZINEとして持ち帰ることが可能だ。今回のプロジェクトをきっかけに、自身や知人との対話を交え、戦争について今一度考えてみよう。

＜以下、吉祥丸氏のInstagramより今企画のステートメント＞

今尚報道される戦況に、自身無力であることを実感しながら
言葉にならない思いを胸に抱えて、何かできることはないのか考え続けています。

戦争反対と表明したり、少しでも力になれればと寄付をしたり、ひとりひとりにできることを少しずつでも行動に起こすことが、目まぐるしく変化しているこの世界をほんの少しだけ良い方向に導いていくのだと信じています。

SNSやデモで声を上げること。社会や政治について対話をすること。歴史や国際関係について改めて知見を深めること。お家で祈ること。周りの家族や友人を気遣うこと。ひとりひとりが、ひとりひとりのペースで、ひとりひとりの知っている情報や意見が違うことを前提として、考えることをやめずに、誰かを責めたり貶すのではなく、人と社会に対して問いと対話を続けることが大事だと思っています。

こんなときだからこそ、いま、わたしたちが思っていること。わたしたち自身に問い、あなたと共有し、連帯するために。

ひとりひとりが少しずつでも、考え続けること。
いま、分断ではなく、連帯を。

 

 

 

 

 

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