一宮市「まちなかウォーカブル社会実験」の一環として、ものがたりがあつまるマーケットイベント「omnibus」が11月25日（土）に一宮駅前銀座通りにて開催。主催は、架空の本屋・美鶴堂が主催

美鶴堂は、店舗を持たずに出店をメインに活動している書店。ただ、本を売るだけでなく、”読書”という行為そのものにフォーカスをあて活動し、「あの人に借りたから読んでみた一冊」というような読書によって生まれるものがたりを楽しむことを大切にしている。

本イベントは、ものがたり（ストーリー性）のある書店や本好きの人たちの出店がメインとなり、そのほかにもコーヒーショップ・アパレル・花屋・レコードなど、計37店が出店予定となっている。

会場では、来場者が気軽にくつろげるよう人工芝を敷き読書スペースをつくる予定だ。読書スペースでは当日、2回ほど（11:00～,13:00～）各30分の予定で保育士による読み聞かせイベントも開催。

また、音楽ブースでは、京都の五条楽園を拠点に活動する雑談系podcast・ネオ五条楽園とのコラボトークイベント、出店者らによるDJや読書に合うプレイリストの配信も。

その他、短歌ユニット・toi toi toiによるストリートファニチャーを使った短歌インスタレーション、ナチュールワインとクラフトビールのセレクターズチーム・mirrorによる小説の世界観に合わせたお酒のペアリングや、フィルム写真の秘密基地・.LAB RAINROOTSによるフィルムカメラのレンタルワークショップなどコンテンツも充実。

ぜひマーケットを楽しみながら、訪れる人やモノのストーリーが交錯する、オムニバスのような１日を愉しんで。