大ナゴヤ大学とG-netが共同開催しているトークイベント「しごとバー＠名古屋」。今回は『コーヒーで物語りナイト』と題し、ゲストに焙煎士・尾藤雅士を迎えて1月27日（水）に上前津の喫茶アミーゴで行われる。

「しごとバー」とは、地域の様々な分野で働く人をバーテンダーとして招き、気軽にお酒を飲みながら話を聞いて語り合うトークイベント。いろいろな生き方・働き方に出会える場だ。今回、バーテンダーとして登場する尾藤雅士は、名古屋市・伏見に位置する純喫茶神戸館の店主。海外より仕入れた豆を自家焙煎し、こだわりの一杯を提供している。コーヒーへの熱い想いを胸に設立した株式会社Beans Bitou（ビーンズビトウ）で代表を務める同氏は、海外のコーヒー豆農園の支援から、フェアトレード、店舗開業支援事業など、コーヒーを軸にした活動を幅広く手掛けている。

同トークイベントでは、海外から仕入れたフェアトレードコーヒー豆を焙煎後に、福祉施設で障害者の人たちが欠点豆をハンドピックすることで生産される『Toricot（トリコ）コーヒー』の話など、持続可能な国内外フェアトレードの物語が語られる。近年のブームで注目されているコーヒーにまつわる興味深い話が聞けるトークイベントとなるだろう。また、コーヒーの物語を通して尾藤氏の「しごと」への想いを知ることで、自分の生き方・働き方を考えるきっかけになるかもしれない。