9月2日（土）〜9月15日（金）まで、東区筒井の料理店・ZEZEにて、ノイズミュージシャンとして活動を続ける藤原草太朗によるドローイング展が開催される。

初日はオープニニングパーティーとして、 GOFISHによるライブ、藤原草太朗、ビートメイカーでZEZE店主でもあるRAMZAによるDJも。クロージングパーティーの出演者は今後発表となる。

＜以下、ステートメントより＞

この狂気的な絵は、金銭を求めるものでは無く、尊敬や称賛を勝ち得るための執着でも無い。
ましてや芸術やアートと言われる絶望的な規則性に追従するものでも無い。
これは彼自身の無限の虚空であり、内なる空白と深遠なる心理の欠如、葛藤や孤独の発露である。
そしてその同時出力として奥深い洞察と不完全性への解を彼の個体特有性へ産生する物だ。
多くの表現者が芸術やアートという概念から自由を奪われているが、
彼はタバコを燻らせ焼酎を煽りながら、本来性の矛先に向かってそこから解放される。
この逆説的視座は内なる知覚と精神性の発見を示唆出来るのか。またはその先深くに眠る原始的可能性にアクセスする事が出来るのか。
彼の「あともう一杯」に応えながら少しの時間だけ思索に耽りたい。
ZEZEという最後の郊外で。

Text by ZEZE