2013年から、鉄道会社とコラボして音楽イベントを共催してきた、情報科学芸術大学院大学（IAMAS）が、今年、岐阜県の長良川鉄道と連携し、関〜北濃間を運行しながら音楽を楽しむ「奥美濃ソウルトレイン」を8月1日（土）に開催。現在、参加者を募集している。

夏真っ盛りに開催される今企画では、奥美濃地方で夏の風物詩として知られる郡上踊りと白鳥踊りをクラブミュージックに合わせて踊るという今までにない試みを実施。郡上発の下駄ブランド・郡上木履の協力を受け、オリジナルの踊り下駄「蛍駄（KETTA）」を制作。地面を蹴る動作に合わせて光る仕様になっているので、リズムに合わせ変化する光とともに岐阜の伝統的な盆踊りを車窓からの景色や音楽を一緒に楽しむことができる。

これまでIAMASではAR（現実拡張）を搭載させた「クリスマストレイン」、地域資源をふんだんに活用した「柿カフェトレイン」、そして音、光、映像と鉄道を融合させた「クラブトレイン」…など、鉄道を一つのメディア空間と捉え、鉄道ファンとの新しいコミュニケーションチャネルの構築を目指してきた。今後は他の移動体を活用して、様々な新しい体験を提供していくことも検討しているという。

＜以下、過去に行われたクラブトレイン企画の様子＞