栄・SLOW ART CENTER NAGOYAを拠点に、様々なカルチャーイベントを実施する「ODORIBA（踊り庭）」が、名古屋・栄と納屋橋の2ヶ所で3日間開催される。10月24日（金）は納屋橋、10月31日（金）、11月1日（土）は栄・SLOW ART CENTER NAGOYAにて。

「ODORIBA」は、これからの文化のかたちを想像し、「都市を、耕す。あいだで、遊ぶ。」をコンセプトに、狂言と音楽、食や文化体験などを通じて新しい世代の場づくりを目指すプロジェクト。

10月24日（金）納屋橋エリアでは、2025年度末に運行スタート予定の新たな路面公共交通システムSRTと連携し、SRTの主な走行ルートである広小路通を中心に、まちを回遊して遊ぶARスタンプラリーを実施。

さらに深津さくら・和田寛司（怪談師/おばけ座）、島田尚幸（あいち妖怪保存会 共同代表）による怪談トークイベントや、フード、ショップの出店、DJによる音楽も。納屋橋エリアの出店者、DJは以下の通り。

出店は、岐阜県多治見市・ながせ商店街にある酒屋・玉木酒店、中区橘に店舗を構えるスパイス呑み屋・Bar kanata、名古屋市内で最初のクラフトビールブルワリー・Y.MARKET BREWING、好きな釉薬を塗ってその場でオリジナルカップを焼くことができる七輪陶芸WS presented by かまや多治見×山の花。

DJには、DJ AKIRA（GOLD EXPERIENCE）、kaku69、NOIRI、YAMICAら名古屋ローカル勢が登場。

10月31日（金）、11月1日（土）の栄・SLOW ART CENTER NAGOYAでは、音と舞を愉しむ「PERFORMANCE」、地域の文化を再考し都市で活躍する方への学びの場となる「SCHOOL」、飲食や物販などで盛り上げる「MARKET」の3つの要素で空間を形成する。

日本の伝統芸能である狂言を開放的な空間で繰り広げる「青空狂言」や、トークイベントでは建築設計事務所「GROUP」共同主宰・井上岳が登壇。

また、お茶に特化したマーケットエリア「野良茶」、創作料理からパン、ワインや日本酒など個性的な店々が集まる「野良バー」、農業と本に特化したブース「市庭」（「いちば」と読む）など様々なコンテンツが一堂に。

出店者は以下の通り。

＜野良茶＞
●10月31日（金）
YATAGARASU（抹茶）／宇治抹茶をメインに日本茶を楽しむカフェ

●11月1日（土）
mirume（日本茶）／新しいお茶の楽しみ方を提案する伊勢茶専門店
名和靖高（チャイ）／全国を飛び回りチャイを淹れる流しのチャイ職人

＜野良バー＞
●10月31日（金）
岩嵩屋（パン）／サンドイッチのイベント出店などで注目の店
en vélo（ナチュラルワイン）／有松に店舗を構えるワインショップ
muku（創作料理）／蟹江に店舗を構える創作料理の居酒屋
たぐちごはん（発酵調味料・惣菜）／季節仕事や旬の食材をテーマにした料理教室

●11月1日（土）
BAKES（カフェ）／「人が集まるおいしい場所」をつくる店
岡田屋本店（ドリンク）／生産者を感じる三重県亀山の小さな商店
燦々（豚肉料理）／養豚農家が自分達で育てた豚を使って料理するごはん屋
MAISON YWE（カフェ）／食とカルチャーに特化したオールデイダイニング

●10月31日（金）-11月1日（土）
菓酒店jira（菓子・酒）／お酒とアテと時々お菓子の店
eight Sake Brewery（日本酒）／醸造場所を持たないファントムブルワリー

＜市庭＞
●10月31日（金）
とるたべる（農業ユニット）／南知多町の畑を拠点に農業体験を企画するユニット
●11月1日（土）
AINA FARM（Regenerative Organic Farm）／三重県菰野町に圃場を構えるオーガニック農園
●10月31日（金）-11月1日（土）
美鶴堂（架空の本屋）／’93生まれの3人が営む店舗を持たない書店。ODORIBAのコンセプトに合わせた選書と新たなZINEをリリース。
七輪陶芸WS presented by かまや多治見×山の花／多治見のセレクトショップ「山の花」と複合施設「かまや多治見」のコラボワークショップを開催。好きな釉薬を塗ってその場でオリジナルカップを焼き上げる。

今年はさらに企画盛りだくさんとなっている「ODORIBA」。ぜひ遊びに行ってみて。