FactaとK-LONEは、ロンドン出身のプロデューサー、DJ、マルチ・インストゥルメンタリストであり、エレクトロニック・レコード・レーベル、Wisdom Teethの共同設立者でもある。テクノ、ダブステップ、ガラージ、ハウス、ジャングルなど、彼らが育ったクラブ・サウンドと、アンビエント、ジャズ、ダブ、エクスペリメンタル・エレクトロニクスなど、より難解な音楽との影響を融合させ、独自の音像を築き上げた。そのため彼らの音楽は、ダンス・ミュージックのグルーヴ、機能性、身体性と、さらに遠くから引き出されたより挑戦的なアイデア、明るくカラフルでメロディアスな要素と、操作されたノイズやピコピコ鳴るエレクトロニクスのレイヤーとのコントラストを典型的に融合させている。彼らの音楽は、AUS、Fabric、Houndstooth、Young、Incienso、Livity Sound、Tempa、Idle Hands、Dr Bananaなど、同世代で最も重要なレーベルからリリースされているほか、2014年に共同設立した自身のレーベルWisdom Teethからもリリースされている。このレーベルは、Salamanda、Tristan Arp、Jorg Kuning、Yushh、AYA (fka LOFT)、Leif、Nick León、Batu、Parris、Steevioなどの国際的なアーティストからコンテンポラリー・クラブ・ミュージック、エクスペリメンタル、アンビエント、ダウンテンポをリリースし、世界的に認知され、尊敬されるレーベルへと成長した。

まずK-LONEのデビューLP『Cape Cira』がリリースされ、広く批評家の称賛を浴び、Facta（2021年）、Tristan Arp（2021年）、Salamanda（2023年）、H.TakahashiとKohei OyamadaによるユニットH TO O（2024年）のアルバムが続き、K-LONEの2枚目のLP『Swells』にはイギリスのスター、エリザ・ローズがヴォーカルで参加した。これらのリリースは、年末恒例のリストにランクインし、Pitchfork、Resident Advisor、DJ Mag、Mixmag、Crack Magazineなどで絶賛された。2023年にはDJ Magアワードのベスト・レーベル部門にノミネートされた。

2人はRinse FMでマンスリーのラジオ番組を持ち、BBC R1、BBC R6、NTS、Worldwide FM、Boiler Room、LOT Radio、Mixmag’s Labにゲスト出演している。彼らはヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、アジアをツアーし、Glastonbury、Freerotation、Love International、We Out Here、GALA、Bilbao BBK、Lost Village、Gottwood など、世界で最も愛されているフェスティバルの出演が決まっている。2024年には、ロンドンのICAで10 Years of Wisdom Teethの10周年のレーベルショーケースの一環として、新しいコラボレーション・ライブをデビューさせた。