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FEATURE / 特集記事 Mar 13. 2024 UP
DJとして各地で活躍するkotsu(CYK)のグラフィックデザイン展が今池・BYにて開催。
初日・最終日はkotsu本人によるトークやDJパーティーも。

2024.03.19 Tue - 03.31.Sun | BY & NORMAL(愛知|今池)

 

自身が所属するDJクルー・CYKほか、ソロとしても各地のフェスやパーティーに多数出演。さらにグラフィックデザイナーとして”フライヤー”というカルチャーを体現/表現してきたkotsuによるグラフィックデザイン展が京都、東京に次いで名古屋編として今池BYにて開催。会期は、3月19日(火)〜31日(日)まで。

展示初日3月19日(火・祝前日)と、最終日3月31日(日)には、kotsu本人によるオープニングトークや、展示会場から徒歩圏内にあるサウンドバー・NORMALも使用し、名古屋ローカル勢も多数出演するDJパーティーも開催される。

展示されるポスターは全て受注にて購入が可能。さらに今展示に合わせてグッズ販売なども予定されている。イベントやグッズの詳細は追ってアナウンスされる。

<以下、ステートメント>

世界のクラブミュージック・カルチャーの発展に寄与してきたものの一つにイベント・フライヤーがある。いつ? どこで? 誰が————? 様々な情報を伝達するメディアとして、クラバー達は時に紙を受け取り、時にデバイスをタップすることによってその晩に起きるドラマを掴み取ってきた。

フライヤーは具体的な情報のみならず抽象的なムードボードとしてもクラバー達の情熱を煽ってきた。グラフィックデザインのトレンドや潮流も取り込みつつ、音楽と共に発展してきたフライヤー文化において今回は、その情報伝達という価値が失効した“その日以降”(=イベントの当日以降)に残るもの/醸成してゆくものを再観測する。

本来の役目からは梯子を降ろしたフライヤーの価値の“残滓”。今回のアーカイブ中心の展示のタイトルは“残滓”の英訳『Residue』だ。“その日以降”にもスポットを当てることで、メディア的な側面も含めてフライヤーの価値を再考し、談じてみたい。そのプロセスはきっと“その日以降”に紡がれた未来をもアーカイブするだろう。

Text by kotsu


kotsu

 

 


WEAR

STICKER


ZINE

 

イベント情報

2024年3月19日(火)〜31日(日)
“Residue” Graphic Exhibition (BY}kotsu
会場:BY 
時間:15:00〜21:00
料金:入場無料
定休日:木曜定休(3月21日(木)、28日(木))

2024年3月19日(火)
“Residue” Graphic Exhibition (BY}kotsu
Talk & DJ Party

<TALK>
会場:BY
時間:17:00〜21:00
料金:入場無料(1Drinkオーダー)
※予約優先 ※定員あり
TALK;
トークテーマ「クラブとフライヤーカルチャー/独特デザイン論」
トークゲスト:kotsu
ファシリテーター:武部敬俊(LIVERARY)
DJ:
kotsu
水路

<DJ PARTY>
会場:NORMAL
時間:21:00〜27:00(予定)
料金:1500円
DJ:
kotsu
SBT
JION (MAKOSSA BOYS)
TAIHEI
yusuke uchida(LOVE)

2024年3月31日(日)
“Residue” Graphic Exhibition (BY}kotsu
Closing Party
会場:BY
時間:17:00〜23:00
料金:1000円(With Sticker) 
DJ:
kotsu
MAKOSSA BOYS(MrMr&JION)
Ayyu
jotarorr
and more?!

Kotsu
1995年千葉県生まれ。ハウス・ミュージック・コレクティブ「CYK」のメンバーとして国内外のクラブや『FUJIROCK』や『Rainbow Disco Club』などのフェスティバルにおいてDJ活動を行っており、2020年に京都移住以後も2023年までに国内で26都市でギグを敢行。今年3月には渋谷WWW XにてALL NIGHT LONG SETも行った。
また、DJ活動の傍ら2016年よりナイトクラブにおけるイベントのフライヤーの制作を独学でスタートし、CYKや個人主催でのイベントのビジュアルの他、国内のイベントのフライヤーを多数手掛ける。密かに文脈が埋め込まれたアイデアから出発しサンプリングやコラージュ、画像加工等の技法を使いながらファーストインプレッションの強さと情報伝達とのバランスを取った作品を生み出し続けている。また、他にも多数グラフィック作品を提供しており、過去にコラムが中心となったZINEの製作を行うなどあらゆるフォーマットでアウトプットを行なっている。”DJ”という肩書きに依拠せず活動する彼は、この時代に投下された一種の吸収体による純粋な反応に過ぎない。
他作品として、”Hiroshi Matsui – 『A Love From Tokyo』LPジャケットアートワーク、”PAL.Sounds – 『PAL.Sounds2』, ”kZm – Aquarius Heaven”等のアートワーク、『STUTS JAZZ JOURNEY』Podcastカバーアート、CYKのアパレルライン「EXTENSION」のデザイン、アパレルブランドへのグラフィック提供、デジタルZINE『Crossbreed』制作などがある。

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