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踊りと言葉は、どこから生まれるのか。島地保武と環ROYがその問いと向き合い続けて10年。国内外で上演を重ねてきた『ありか』が、さらなる変化を遂げて凱旋公演。

2026.09.19.Sat - 09.20.Sun | 愛知県芸術劇場(愛知|栄)

 

ダンサー・振付家の島地保武とラッパーの環ROYによるダンス&ラップ作品『ありか』が、9月19日(土)、20日(日)の2日間、愛知県芸術劇場 小ホールにて上演される。

異なる領域で活動する二人が、踊りと言葉の起源を問いながらつくり上げた『ありか』は、2016年の愛知県芸術劇場での初演以来、日本各地をはじめフランス、香港でも披露され、10年にわたって作品を育ててきた。本作で交わるのは、ダンスとラップというふたつの表現。身体の動き、言葉、音、リズムが互いに呼応し、即興を取り入れながら、そのとき、その場所でしか生まれない瞬間を描き出す。回を重ねるごとに変化を続けてきた本作は、上演する度に異なる表情を見せて変化してきた。

初演から10年。さまざまな場所で経験を重ねてきた二人が、再び愛知県芸術劇場へ。これまで積み重ねてきた時間を携えながら、いまの自分たちにしか生み出せない舞台を立ち上げる。

 

 

私はしまじをマイクパフォーマーだと思っている節がある。思えば2012年の秋、フランクフルトでのザ・フォーサイス・カンパニー公演で初めてしまじの身体表現に出会った際にも、ステージ上に設置されたスタンドマイクを掴んで放さず、声帯という身体をも用いて劇場を震撼させていた。屈指のマイクパフォーマーである環ROYさんとの邂逅は、必然だったのだとしか思えない。

森山未來(パフォーマー)
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2017年に、初めて見てからあっという間に月日がたった。
互いの領域を浸食しあいながら交錯するふたりからは、不安定なようでいて底知れない安定感が感じられ、その矛盾がすばらしいと感じた。

この10年で、わたしと彼らの間には互いの作品制作を通じいくばくかの交流がうまれ、かれらをすこしだけ内側から見るようになった。
そしてやはりふたりには中心がないと感じる。

とてもよい意味で中心がないので、だからなおさらにしなやかで、それでいて互いに石のような硬さをもっていて、そのやわらかな石たちの路上での戯れこそが「ありか」なのかもしれないと感じる。

やわらかくて、かたい。
かわったようで、かわらない。
今年また、同じ場所で違う風景が見えてくることをたのしみにしている。

さわひらき(美術家)
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ん? 10周年? ホントに?!
10歳トシを取った島地保武と環ROY、世界も10年分変わっている。
たぶん10年前より世界は良くない。でもだからこそラップしダンスする意味がある。
10周年おめでとうございます。

佐々木 敦(HEADZ)
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よく晴れた朝の駒沢公園、存在を確かめ合うように身体を動かす2人の撮影から宣伝美術 (三ッ間菖子) と特設サイトのプロジェクトは始まりました。
真っ暗な劇場の舞台、ダンスとラップでお互いを肯定しながら立ち上がったパフォーマンスがあの日から続き、ふたたび目の前に現れることが楽しみです。

石黒宇宙 (Webデザイナー・gm projects)

イベント情報

2026年9月19日(土)、20日(日)
愛知県芸術劇場製作 10周年記念凱旋公演
ダンス&ラップ『ありか』

会場:愛知県芸術劇場 小ホール(名古屋市東区東桜1丁目13−2)
時間:9月19日(土)14:00/19:00開演、9月20日(日)16:00開演
※ 開場は開演の30分前。
※ 上演時間:約70分
出演・演出・振付:島地保武(劇場ダンスアーティスト)
出演・演出・音楽:環ROY
チケット:全席自由・整理番号付 一般 4,000円(U25 2,000円)
愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス

アフタートークゲスト
【9/19(土)14:00公演 終演後】 ドミニク・チェン 氏(発酵メディア研究者)
【9/20(日)16:00公演 終演後】 塚原悠也 氏(contact Gonzoメンバー/KYOTO EXPERIMENT 共同アーティスティック・ディレクター)
※各回30分程度、司会は唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督)

https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/20260919.html

島地保武/Yasutake Shimajii
ダンサー・振付家。2006-15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)に所属。2013年に酒井はなとのユニットAltneu <アルトノイ>を結成。愛知県芸術劇場✕Dance Base Yokohama (DaBY)の企画では、「ダンスの系譜学」ウイリアム・フォーサイス振付『Study #3』に出演、環ROYと2作目となる『あいのて』にて演出・振付・出演。2024年には『Dance for Pleasure』で演出・振付・出演し、愛知・神奈川にて上演。DaBY ゲストアーティスト。愛知県芸術劇場ダンスアーティストとして新作創作中。
http://www.shimaji.jp/

環 ROY/Roy Tamaki
1981年、宮城県生まれ。ラッパー。言語と音と身体の関係を主題とする。これまでに6枚のアルバムを発表し、国内外の音楽祭に出演。その他、近年の活動に、インスタレーション「続・Fine Game」の展示(富山県美術館・26年)、絵本『ようようしょうてんがい』の刊行(福音館書店・25年)、TV番組「デザインあ neo」への参加(NHK教育・23年-)、演劇「掃除機」の音楽制作・出演(神奈川芸術劇場・23年)、展示「未来の地層」の音楽制作(日本科学未来館・19年)。ミュージックビデオ「ことの次第」が第21回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に入選。
https://www.tamakiroy.com

posted by Y.KURODA


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