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移民や越境の経験を映像から考える。アッセンブリッジ・ナゴヤ2026で上映会+トーク「On the other side」開催。アーティスト集団「刷音」の展示も。

2026.10.03.Sat | 港まちポットラックビル(愛知|築地口)

 

アッセンブリッジ・ナゴヤ2026のプログラムとして、上映会+トークイベント『On the other side』が10月3日に、港まちポットラックビルにて開催される。

本イベントは、名古屋市内でも外国籍の居住者が多い港区を舞台に、「第20回アジア競技大会」の開催にあわせ、さまざまなルーツを持つ人びとがつくる文化的なコミュニティや、国境を越えて生きることについて考えるために企画されたもの。

企画を手がけるのは、ドイツ在住のキュレーター・石塚洋介と、名古屋在住のアジア映画研究者・馬然。生活の拠点を別の国へ移した人びとや、そのコミュニティをテーマに、3部構成で映像作品を紹介する。

第1部では、ドイツで活動するアーティストに焦点を当て、移民や移民の子孫が経験してきたことを映像作品を通して考える。第2部では、アジアにおいて国境や境界を越えて生きる人びとの姿に迫る。そして第3部では、世界最大の日本人ディアスポラ・コミュニティを持つブラジルのアーティストの作品を通して、日本とブラジル、さらに沖縄をめぐる移民の経験へと視点を広げていく。

「移民」という言葉からは、ニュースや統計、社会問題といったイメージを思い浮かべることも多い。一方で、そこには一人ひとりの生活があり、アイデンティティや帰属意識、家族の記憶、食文化、ジェンダー、戦争の記憶など、さまざまな経験が重なっている。今回の上映では、そうした個々の経験を映像作品から見つめることで、「移民」や「越境」という言葉の内側にある文化や感情、記憶について考えていく。

また、上映会とあわせて、アーティスト集団「刷音(シュアイン)」を紹介する展示も開催。2018年にアーティスト・竹川宣彰を中心に活動を始めた「刷音」は、日本・中国・韓国の垣根を越え、さまざまな表現を持つ人びとが集まり、シルクスクリーン印刷会や音楽イベントなどを行ってきた。

国や文化の違いを越えながら、人が集まり、つくり、楽しむ。「刷音」の活動もまた、今回の上映会が扱う「越境」というテーマを別の角度から見せてくれそうだ。

上映終了後には、企画者の石塚洋介と馬然によるアフタートークも開催。映像を入り口に、国境を越えて生きること、その経験から生まれる文化やコミュニティについて考える時間となる。

イベント情報

2026年10月3日(土)
上映会+トークイベント「On the other side」
時間:14:30–17:00(開場は15分前より)
会場:港まちポットラックビル(名古屋市港区名港1丁目19−23 )
参加費:一般1000円 *学生500円(*要学生証提示)
定員:40名(予約優先→予約はこちら)
アーティスト 第1部|ライサン・ハミード(イラク生まれ、ドイツ在住)、ラジ・ウディン(パキスタン生まれ、ドイツ在住)、ヤコブ・エレク・セン(ドイツ生まれ、同地在住)
第2部|ビビ・シュ(中国生まれ、日本在住)、潘逸舟/ハン・イシュウ(中国生まれ、日本在住)、劉広隷/リュウ・グアンリ(中国生まれ、フランス在住)
第3部|タイス・大嶺(ブラジル生まれ、ドイツ在住)、ペドロ・ジェラルド(ブラジル生まれ、フランス在住)
展示:刷音/シュアイン(日本・中国・韓国によるアーティストコレクティブ)
企画:石塚洋介(インディペンデント・キュレーター)、馬 然(名古屋大学人文学研究科 准教授)
制作:Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya]
共催:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会、ドイツにおける移民とアートリサーチプロジェクト「We Are Islands」
https://assembridge.nagoya/2021-/23697.html

posted by Y.KURODA


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