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名古屋在住のビートメイカー・Ramzaが、京都の老舗茶問屋・宇治香園の創業百六十一年を記念した音楽作品をリリース。ジャケットアートワークは美術作家の伊藤潤が担当。茶園と日常風景を織り交ぜた映像作品も発表。

2026.09.21.Mon - | 【NEW RELEASE】

京都の老舗茶問屋・宇治香園の創業百六十一年を記念した音楽作品を、名古屋在住の音楽家・Ramzaが制作。『cause/effect』と題した7曲入りのアルバムを9月21日(月)にリリースした。

宇治香園では、毎年9月の創業記念日を「茶の起源再考」の機会とし、音と光で表現するTea+Light+Sound=“Tealightsound”というコンセプトのもと、茶を感じるクリエイターとともに音楽作品を制作してきた。そのシリーズ最新作を手がけたRamzaはHIPHOPを出発点とするビートメイカーであり作曲家。Campanellaをはじめラッパーたちへの楽曲提供も多数。また、これまでにOrganWorksの舞台音楽や、同郷の音楽家・FreeBabyroniaとのSplit EPなどを発表。名古屋をはじめ、全国さまざまな場所で精力的にライブ活動も行ってきた。

今作『cause/effect』というタイトルが示すのは、世界そのものを「原因と結果(cause/effect)のネットワーク」として捉える視点。山々、土、水、光、季節、摘む手、火を入れる手、待つ時間、偶然や記憶など、一杯の茶に至るまでに存在する無数の要素を“原因”として捉え、その先にある「お茶」という“結果”を観察/イメージしながら制作された。

全7曲、38分22秒を収録したCD作品で、マスタリングはKabamix(LMD)、アートワーク・写真・デザインは画家の伊藤潤が担当。

茶そのものから一歩引き、その背後にある環境や時間、記憶、感情までを音へと置き換えた一枚となっている。

<以下リリースにあたってのコメント>

一杯の茶は、茶葉と水だけでできているわけではない。
豊かな山々、土の奥で巡った水、光を受けた時間、季節の揺れ、摘む手、火を入れる手、待つ時間、偶然や記憶、またその情念であるとか。
それらの”原因”が手を取り合ってようやく「お茶」と呼ばれる”結果”が立ち上がるのではないかと。
家でゴロゴロして、怠惰を貪りながらそんな事を思い立った訳です。
『cause/effect』は、その複雑な”お茶”という原因と結果のネットワークを音で触れようとした作品と言えます。

「お茶そのものを表現する」という考えを手放し、お茶を成り立たせている”原因”を音楽に変換したのです。

私たちは、突然存在している訳ではなく
ふいに浮かぶ記憶や、名前のない感情、石ころや猫の匂い、マズい酒、突然庭に生えた雑草でも何でも良い
それら多くの存在が”原因”となって”結果”として形作られ存在しているという事。
受け取り、影響を与え、変わり続ける。その繰り返しのなかで、
私も、お茶も、今ここに在るという事。

大きな事を語るつもりはありません。
けれど、私とお茶の間に静かに生まれたこの感覚を、
音楽としてこの世界へ手渡してみたいと思いました。

宇治香園とのこの試みが、これからのお茶の在り方に新たな作用を及ぼす、ささやかな”原因”となる事。
さらに、この音楽が誰かのもとへ届き、その人の内側で次の思考や感情を生むまた一つの”原因”となる事を願っています。
そしてその連鎖の先に、まだ名づけられていない豊かな”結果”が立ち現れることを、静かに待ち望んでいます。

Text by Ramza

 
 
 
 
 

 

RELEASE INFO:
2026年9月21日(月)
Ramza『cause/effect』
Label: 宇治香園 Ujikoen Co. Ltd.
Format: CD
Contents: 7tracks / 38min 22sec
料金: ¥1,500+tax
Track Name:
construct
desire
runnin’
attitude
tea leaf dancer
bounty
science–poetry
Produced by: Ramza
Mastered by: Kabamix(LMD)
Artwork, Photograph & Design: Jun Ito
Executive Producer: Hirokazu Kojima(Ujikoen Co. Ltd.)
JAN: 4970277054259
詳細: https://www.ujikoen.co.jp/

Ramza
愛知県を拠点とする音楽家。HIPHOPを出発点とし、取り替え不可能なニューエイジビートを作る。2022年 ダンスカンパニーOrganWorksのコンテンポラリーダンス作品の舞台音楽『ひび割れの鼓動 hiddenworld code』を発表。2021年「GOOPY DRY REMIXES」を発表。2020年 FreeBabyroniaとのSplit EP「GOOPY DRY」を発表。2019年 mini Album『sabo』を発表。2018年 東京, 六本木の”21_21 DESIGN SIGHT”で開催された「都市写真-ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち」ではTakcomのインスタレーションにてサウンドデザインを担当。過去2度に渡りBoiler Roomに出演している。2017年 AUN muteよりFull Album『pessim』を発表。

posted by T.TAKEBE


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