愛知県瀬戸市在住の陶芸家・堀江まやが植物雑貨店・TUMBLEWEEDの一角にて展示販売を行う「まやの間」と題した個展が現在開催中だ。期間は2019年12月末日まで。

「まやの間」は、個展というスタンスではなく、常設展のような雰囲気で年末頃まで展示販売を行う予定。日常的に使いやすい湯呑みやお猪口、箸置き、お香立てなどが並ぶ。

堀江まや作品は、愛知県内では短期イベントでの販売を中心に行っている（11月末日まで開催中のLIVERARY Extraでも取扱中）。本展でゆっくりと手に取って作品に触れ、お気に入りの器を見つけてみてはいかがだろう。

企画展のビジュアルイメージは井本幸太郎（TUMBLEWEED）作。

〈以下、作家からコメント〉

陶芸の作業をするとしよう。土揉みをしている姿をトリミングすれば正常位か騎乗位にみえ、ロクロに座し土を据えた様は絶倫の根が生えたように、とろとろとした釉薬に手をくぐらせるとそれはスペルマ、窯の温度をあげていく行為はまるで女性を絶頂へ向かわせているように感じるのはわたしだけなのだろうか。

かつて遊郭街として栄えたエリアで日々植物のおしべめしべに向き合う小粋な花屋のTUMBLEWEED。その場のよさと自身のインモラリティがよき間合いとして成り立てば幸いです。

堀江 まや