instagram
twitter
facebook
FEATURE / 特集記事 Sep 28. 2017 UP
一柳慧、野村仁、L PACK.、山城大督、牛島安希子、テニスコーツら参画。
港まちで出会う、音楽とアート「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」
今年の見どころをピックアップ!

FEATURE:Assembridge NAGOYA 2017

 

「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」今年の見どころをピックアップ!


Photo:Takayuki Imai

 

Point 01 :MUSIC × CITY

アーティストが奏でる調べとともに港まちを味わう「サウンド・ブリッジ」

今年は多様な音楽ジャンルから多彩なアーティストが港まちに登場。かつての盛り場であった港まちの情景を残す酒場をハシゴする流し公演「みなと流し」にはEtt西尾賢が登場。厚海義朗、角銅真美、テニスコーツテライショウタは水辺の風や波の音、船の軋みに耳をそばだてながら、ビルや広場、桟橋を巡り歩き、さまざまな場所で音を奏でる「みなと音めぐり」でパフォーマンスを行う。

 


テニスコーツ


テライショウタ

 

20年間空き家になっていた元・寿司店(潮寿司)を改修したスペース「UCO」に、港まちのユニークなバー「猫と窓ガラス」が出店する「猫とUCOの窓ガラス」にも注目だ。11月12日(日)の夜に開催されるこのイベントには、旅する歌唄い寺田町磯部舞子のヴァイオリンの共演が楽しめる。

 


UCO

 

Point 02:ART × CITY

アーティストと語らいながら、まちとアートをめぐる

一柳慧 Photo:Koh Okabe

 

「アッセンブリッジ・ナゴヤ」アートプログラムでは「パノラマ庭園」をタイトルに、港まちエリアをひとつの「庭」に見立て、作庭するようにまちにアーティストや作品が入り込む。今年は日本の現代音楽シーンを代表する作曲家・一柳慧のピアノ曲に着想を得て、「タイム・シークエンス」というサブタイトルが加えられた。「シークエンス」は「多様なシーンの連続」を意味することば。アートを通じて港まちの様々な風景がつながっていく様子が感じられるはずだ。

10月14日(土)と12月10日(日)には、制作したアーティスト本人によるトークを聞きながらツアー型式で展覧会場を巡るアーティストトークを開催。初めて現代アートに触れる人にもおすすめのプログラムとなっている。

また、同時刻、同じ地域で一斉にピアノが演奏される約束を交わす、という作品《Time flows to everyone at the same time.》を過去に発表している、映像作家としても活躍するアーティスト・山城大督は今展のために港まちをリサーチし新作の制作を行う。今作もまちと共鳴するような内容になりそうだ。

 


山城大督《Time flows to everyone at the same time.》2009

また、昨年の「アッセンブリッジ・ナゴヤ2016」も参加し、これまで港まちで複数回に渡ってたとえば、いつもより早く起きて港街でモーニングを食べてみるとするを開催してきたアーティスト・ユニット、L PACK.が今年も「UCO」に登場。今回はテーマを、“人々が集う新たな「社交場」”とし、新しいメンバーを募りながら企画と運営を試みる。

 


L PACK.

 

Point 03 :  MUSIC × MUSIC

共振する音楽とアートのコラボレーションを体験


野村仁《‘moon’ score》1979 ©Hitoshi Nomura

5本の線を写し込んだフィルムで月を撮影し、月を音符に見立てた写真作品《‘moon’ score》を長年制作しているアーティスト・野村仁。11月11日(土)には国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙飛行士・若田光一が撮影した月の写真と楽譜、クレーターの位置情報から生まれた交響曲による《‘moon’ score: ISSCommander – Listening to it on Mars, now》の世界初演奏となる五重奏でのコンサートとアーティストトークが行われる。

11月19日(日)には一柳慧を迎え、ピアニスト・飯野明日香と《タイム・シークエンス》の演奏を中心に共演する。トークでは、一柳が過ごした音楽とアートが深く交わっていた1950-60年代アメリカの状況について、ジョン・ケージなど彼に影響を与えたアーティスト、一柳も参加していた前衛芸術運動「フルクサス」、《タイム・シークエンス》制作の背景についてなど刺激的な内容の話が聞けそうだ。

また、12月9日(土)には「みなとまちコンテンポラリー・ミュージックコンサート “みなとの永い夜” 」が開催される。牛島安希子、丸山達也、寒川晶子、亀井庸州、角銅真美ら新進気鋭の演奏家が、同時代に生きる作曲家の作品を演奏する。名古屋在住の現代音楽家・牛島安希子は、港まちをテーマに書き下ろした新曲を映像作品とともに初披露する予定だ。果たしてどんな曲が紡ぎ出されるのか。こちらもお楽しみに。

 


牛島安希子

 

日常に音楽とアートが溶け込み、見たことのない空間をつくりだす「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」。音楽やアートが架け橋となり、 まちと人が出会い、 新たな文化が育まれていく港まちを体験しに、ぜひ足を運んでみてほしい。

1

2

イベント情報

2017年10月14日(土)〜12月10日(日)※会期中の木曜、金曜、土曜、日曜開催
Assembridge NAGOYA 2017
会場:名古屋港〜築地口エリア一帯
主催:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会
構成団体:名古屋市、港まちづくり協議会、名古屋港管理組合、(公財)名古屋フィルハーモニー交響楽団、(公財)名古屋市文化振興事業団
問:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会事務局(名古屋市港区名港1-19-18 3F)
TEL:052-652-2511(受付11:00〜19:00)/メール:contact@assembridge.nagoya
http://www.assembridge.nagoya

【サウンド・ブリッジ】
11月12日(日)
猫とUCOの窓ガラス
会場:UCO(旧・潮寿司)
時間:19:00〜21:00(18:00開場)
料金:2500円(現代美術展パスポート付)1オーダー制
出演:寺田町、磯部舞子
企画・出店:猫と窓ガラス
チケット取扱:名古屋市港区名港2-10-11
nekomado@icloud.com 
TEL:052-654-3125(月曜~木曜:18:30‒26:00)
※未就学児の同伴・入場はご遠慮ください。

12月3日(日)
みなと音めぐり
会場:まちなか各所
出演:厚海義朗、角銅真美、テニスコーツ、テライショウタ
※時間や会場など、詳細は決まり次第、ウェブサイトなどでお知らせします。

12月8日(金)
みなと流し
会場:まちなか各所
出演:Ett、西尾賢
※時間や会場など、詳細は決まり次第、ウェブサイトなどでお知らせします。
企画・コーディネート:新見永治

【TALK】
10月14日(土)
アーティストトーク vol.1
集合場所:港まちポットラックビル1F
時間:15:00~16:00
参加費:無料(別途、展覧会パスポートが必要になります)
アーティスト:朝海陽子、小山友也、豊島康子、山城大督
定員:15名(予約不要)

12月10日(日)
アーティストトーク vol.2
集合場所:旧・名古屋税関港寮エントランス
時間:15:00~16:00
参加費:無料(別途、展覧会パスポートが必要になります)
アーティスト:L PACK.、冨井大裕、法貴信也
定員:15名(予約不要)

【CONCERT+TALK】
11月11日(土)
野村仁アーティストトーク・‘moon’ scoreコンサート
会場:港まちポットラックビル
時間:19:30~21:00(19:00受付開始)
料金:1000円(別途、展覧会パスポートが必要になります)
定員:60名(要予約)
http://assembridge.nagoya/2917.html

11月19日(日)
一柳慧アーティストトーク・≪タイム・シークエンス≫コンサート
会場:港まちポットラックビル
時間:19:00~20:30(18:30受付開始)
料金:2000円(別途、展覧会パスポートが必要になります)
出演:一柳慧・飯野明日香
定員:60名(要予約)
http://assembridge.nagoya/2920.html

【CONCERT】
12月9日(土)
みなとまちコンテンポラリー・ミュージックコンサート “みなとの永い夜”
会場:港まちポットラックビル
時間:19:45〜21:00
料金:500円
出演:牛島安希子、丸山達也、寒川晶子、亀井庸州、角銅真実
定員:60名
http://assembridge.nagoya/2315.html

RELATED
あなたにオススメする関連記事


PICK UP
特集・ピックアップ記事