2025.08.31.Sun | ON READING(愛知|東山公園)

舞台公演や映像作品でのコラボレーションも多数手がける、今最も注目される詩人の一人・大崎清夏による初めての書き下ろし連作小説集『湖まで』(palmbooks)の刊行を記念して、朗読&トークイベントが8月31日(日)にON READINGにて開催される。
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身体のまんなかのところに、大きな湖がある。
それはいつか八ヶ岳のどこかで見た、名前も忘れてしまった湖によく似ていて、鏡のように凪いでいることもあれば、風が吹けば水の波紋が立ち、大雨が続けば溢れ、日照りが続けば涸れかける。その湖の畔にしゃがみこんで、小さな女の子が木の葉や木の実を並べておままごとをするように、料理をし、洗濯物を干し、本を読み、買いものをして、わたしは日々の暮らしを立てている。
――大崎清夏『湖まで』(palmbooks)より
いまを生き、いまを描く詩人・大崎清夏による、詩と散文のさきに見出された光り溢れる初めての書き下ろし連作小説集。ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。みずからの世界の扉をひらく全5篇。
自分のなかにある湖で佇むこと、ふたり暮らしの部屋から引っ越しをすること、自分の仕事を始めること、ギターを買うこと、その日が記念日になるほどの特別な出会い。ゆるやかに連なっていく物語の登場人物たちは皆、それぞれに大きな喪失を抱えながら、人と出会い、自分と出会い直して、ゆっくりと新しい道を歩んでいく。
2025年8月31日(日)
大崎清夏『湖まで』刊行記念 朗読&トークイベント
会場:ON READING (名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2A)
時間: 開場 14:00 開演 14:30~
入場料:2,000円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:25名(要予約)
予約:https://onreading.jp/event/osaki/
大崎清夏(おおさき・さやか)
2011年、第一詩集『地面』刊行。『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。詩集に『暗闇に手をひらく』『踊る自由』『新しい住みか』、その他の著書に『私運転日記』『目をあけてごらん、離陸するから』などがある。協働制作の仕事に、奥能登国際芸術祭「さいはての朗読劇」(22、23年)の脚本・作詞、舞台『未来少年コナン』(24年)の劇中歌歌詞、オペラ『ローエングリン』(24年)の日本語訳修辞、ダンスパフォーマンス『渋谷への手紙 〜LOVE HATE SHOW 〜』(25年)の共同構成・語りなど多数。2025年春、山の暮らしをゆるゆると開始。
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