Text by Ayaka Torii(LIVERARY) | Photo by Kentaro Tsuda

STAFF COLUMN:
LIVERARY編集部スタッフが
Minato Running Clubのランイベントに参加して
名古屋・栄の街を走ってみた話。
Text by Ayaka Torii(LIVERARY)
Photo by Kentaro Tsuda
2025年5月31日の土曜日、栄・オアシス21で開催されたマーケットイベントSOCIAL TOWER MARKET 2025 MAY内の企画のひとつであるMinato Running Clubのランイベントに参加した。
きっかけは2024年の年末、Minato Running Clubの主催者である足立さんに声を掛けて頂いたこと。2025年5月のSOCIAL TOWER MARKET(以下、ソーシャル) でランイベントを行うので、参加してコラムを書いてもらえないか、と。

Minato Running Clubは名古屋港エリアを拠点に活動するランニングサークルだ。2022年2月に発足し、毎週水曜日に名古屋市港区でグループランを行っている。
岐阜県、名古屋城、豊田市など名古屋港以外の場所でもランニングイベントを企画し、名古屋シティマラソン及び名古屋ウィメンズマラソンへの参加、オリジナルTシャツの製作販売、シルクスクリーンワークショップなどその活動は多岐に渡る。
LIVERARYでソーシャルのイベント告知記事を書く機会が度々あったので、これまでも何度かソーシャルとコラボし、栄の街をランニングしていることはなんとなく知っていた。
面白そうだなと思いつつも遠目から見ていたMinato Running Clubから、コラムのオファーをいただく日が来るとは。そんなご縁でランニングに参加することになったのだった。
ちなみに私はランニングの習慣がない。運動に関しては、YouTubeに上がっているLE SSERAFIM・カズハの腹筋メニューを毎朝7分間やっただけで満足している。しかも忙しいことを理由にしてここ1ヶ月くらいサボっているという体たらく。ウエストが太るのを恐れて仕方なしにやっている節があり、健康診断の問診の「運動や食生活等の生活習慣を改善してみようと思いますか。」という問いに対して毎年「改善するつもりである(概ね6か月以内)」にチェックを打っている。
とはいえランニングは私にとって唯一かろうじて苦にならない運動だった。謎の持久力で小学生の頃のマラソン大会の順位は学年の半分よりは上、ギリギリ賞状が貰えるか貰えないかというレベル。これがもし草野球等の球技スポーツのお誘いだったら絶対に断っていたので、ランニングで良かった。日が近づいたら慣らしで近所を走ろうかな、と気楽に構えていたのだが。
しかし私は気づいていなかった。このランニングイベントが森道市場の1週間後に開催だということを。
今年の森道市場も例年の如く3日間フルで参加した。毎日名古屋から蒲郡・三河大塚駅まで電車で通い、朝から晩まで会場に滞在。
旅のZINEを制作し、遊園地エリアで開催されたZINEイベントに出展、LIVERARY企画イベントの手伝い、棍棒飛ばし大会への参加、美味しいご飯とお酒、楽しい音楽。
金土日と存分に森道市場を堪能し、余韻を引きずったまま翌日の月曜日から現実に戻って即仕事開始、金曜日まで休みなく働いていた。
正直疲れがないと言えば嘘になる。結局事前に慣らしで走る余裕もなく、気づいたら5月31日を迎えてしまったのだった。
起床。当日は雨の心配があったがなんとか曇り空で持っていた。
ベッドから出ておもむろに準備をする。ランニングってどんな格好で行ったらいいんだろう。専用のウェアなどを持っていなかったので、普段職場で履いている軽いスニーカー、ユニクロのジョガーパンツ、2022年にソーシャルの運営ボランティアをした際に貰った蛍光イエローのTシャツで行った。ソーシャル内でのランイベントだからということと、この目立つカラーリングならランニング中事故に遭ったりはぐれたりするのを防げそうだと思ったからだ。
家を出て11時頃にオアシス21に到着。

受付をする。参加費はランニング後の飲み物代を含めて500円。かなりお手頃だ。
荷物を置いたり着替えができるようにテントが用意されていたので、リュックを置いて手ぶらで参加者の方が集まっている中に向かう。
参加者の方々は常連のような人から友達同士で参加している人、私のように1人で参加している人と様々だった。


白いTシャツを着ている人が多いなと思っていたら、イラストレーターであり、デザイナーのCONVENIENCE YOUNGさんがデザインしたMinato Running Club設立3周年記念の限定Tシャツらしい。白地のボディに港をイメージしたイラストが爽やかだ。
そうこうしているうちに運営の方の挨拶が始まり、まずは走る前にラジオ体操をしてウォーミングアップ。


身体がほぐれたところで、いよいよランニング開始。オアシス21を出発して、矢場町方面に向かって走る。


今回のルートは、まずオアシス21から矢場町方面に向かい、アート、サウナ、フィットネス、飲食の複合施設であるSLOW ART CENTER NAGOYAで休憩、その後久屋大通方面まで行ってオアシス21に戻るという、約3キロのコースだった。


こんな街中でランニングをするのは初めてだ。普段買い物のために来るようなエリアを、荷物を一切持たず走るのは不思議な感覚だった。栄は終電が迫っている時しか走ったことがない。
ランニングと言っても本気で速く走るというものではなく、参加者の方々とおしゃべりしながら、街の様子を横目に見ながら、ゆっくりと楽しんで走ることがメインの企画だったので、スローペースで無理なく走ることができた。先頭と最後尾は運営の方が走っていて、みんなの様子を見ながら適度な速さを保ってくれる。
途中、声援を送ってくれる人や一緒に並走する学生集団がいたりと、思わぬ飛び込み参加があったりして面白い。
矢場町の光の広場に到着し、最初の記念撮影。


ここに来るのは2022年に行われたLIVERARY企画のイベントPXXX?以来だ。懐かしい。
そこからランニングを再開。



次に向かうのは給水ポイントのSLOW ART CENTER NAGOYA。ここでいったん水分補給をして、しばらく休憩。

Minato Running Clubのメンバーの方が愛犬のコーギーを連れてきてくれて、しばし癒される。


給水を終えて、久屋大通方面へ。ヒサヤオオドオリパークの中を走っていく。




徐々に中部電力 MIRAI TOWERに近づいていき、オアシス21に到着。出発地点に戻ってきたのだった。
みんなでハイタッチ。



どさくさに紛れて知らない少年たちもハイタッチに混ざっていた。
早い。あっという間に終わってしまった。トータル1時間弱くらいだろうか。参加者の方と喋りつつ緩やかに走っていたらいつの間にかオアシス21に戻ってきていた。
ランニング後はソーシャルの出店者である、知多市のブリュワリーOKD KOMINKA BREWING & SoN COFFEEのクラフトビールやアイスコーヒーで乾杯。



冷たい飲み物が美味しく感じる初夏、ランニング後のビールは格別だった。アルコールに強くない私でもついゴクゴク飲んでしまいそうになる。
ドリンクを飲みながら会話を楽しみつつ、ランニングイベントはお昼頃に終了した。
私はこの後DJブースでレコードをかけ、ソーシャルでお昼ご飯を調達したり雑貨を物色した。ランニング後にマーケットイベントを楽しむことができ、一粒で2度美味しい。
以下、Minato Running Clubに参加した感想をまとめてみた。
・森道市場3日間参加後即労働の身体でも意外と大丈夫なくらい緩やか。
・特にランニングシューズやウェアなどを揃えなくても、身一つで参加できる。
・初参加&1人参加だったが身内ばかりのイベントという感じではなかった。1人で来ている人もいたので参加のハードルはそんなに高くないと思う。
・みんな優しい。楽しみながら走るというコンセプトに沿っている。
・走っているとだんだん暑くなってくるのでタオルはあった方がいいかも。
・私はスマホをテントに置いて走ったので、デジタルデトックスになった。
・普段デスクワーカーなので、久しぶりに走って気分がスッキリした。
ちなみにここで出会った女の子と仲良くなり、後日飲みに行ったりもした。友達を作りたい、名古屋で何かコミュニティを探している、と行った人にもいいきっかけになるかもしれない。
Minato Running Clubは12月に開催されるSOCIAL TOWER MARKETでもランイベントを開催予定だ。
個人的には、Minato Running Clubが次のウィメンズマラソンに参加するなら、これをきっかけに私もウィメンズマラソンデビューしようかなと考えている。
活動内容は随時Instagramにアップされているので、気になる人は要チェック。

Minato Running Club
Run with port, Respect for sports, Accept all people.をコンセプトに、2022年2月から名古屋市の港区で毎週水曜日にグループランをしています。ランニングだけでなく、名古屋の港まちを盛り上げるべく色々なジャンルの方と一緒に走りたいという気持ちからクラブを発足しました。
Instagram: minatorunningclub_ngo
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