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東京を拠点に活動するアーティスト・一林 保久道による個展「BATTLEFIELD X」が栄・SPOTにて開催中。

2025.10.03.Fri - 10.21.Tue | SPOT(愛知|栄)

 

東京拠点のアーティスト・一林保久道による個展「BATTLEFIELD X」が栄・SPOTにて開催中だ。会期は、1021日(火)まで。

本展のタイトル「BATTLEFIELD X」は、「架空の世界の、いつかのどこかの戦場」を描くというコンセプトに由来。作品たちは、画面には現実と虚構のあわいに立つ戦士たちが極彩色の光を放ちながら登場し、伝統的な日本画の構図をベースにしつつ、現代のデジタル感覚を帯びた色彩とモチーフが独自の世界観を濃密に構築している。

一林が描く「BATTLEFIELD X」で、想像と現実の交錯する最前線を、ぜひその目で確かめてほしい。

 

【作家コメント】
架空の世界の、いつかのどこかの戦場の一幕。
人々は好みの鎧を身に付けて、世界のどこかの誰かと対峙している。
今日も世界のどこかで、誰かが好みのスタイルで戦っている。

 

イベント情報

2025年10月3日(金)〜1021日(火)
一林 保久道 Hokuto Ichibayashi 個展/BATTLEFIELD X
会場:SPOT(愛知県名古屋市中区栄3丁目23-9 3F
時間:13:00-19:00
休廊日:水・木曜日

一林 保久道
1992年生まれ。石川県出身。京都精華大学日本画専攻卒業。
卒業後も日本画を制作していたが、大学で学んだ天然物を扱うことに重きを置いた日本画の媒体から分派し、蛍光色等、より一層人工的なマテリアル(アクリル絵の具等)を用いて自分の色で表現することにスタイルチェンジした。そのスタイルに変更したきっかけは、モチーフとなる自然物をスケッチしに行く際、直に観た自然物より、小さい頃から慣れ親しんだTVやPCで観た綺麗な液晶で観た自然物の画像の方に美しさを感じたことが、自然物に囲まれた時代から高度経済成長を遂げ、人工物にまみれた現世で、人工物に美的感覚を覚えた自分の、デジタル移行のこの時代に生まれた人々のジンクスの様に思えて、この画材(媒体)の変更に至った。また、自分がメインモチーフに描くものも花鳥風月から人工的なものに移行する機会が多くなり、自分が関心するモチーフも社会的なものや歴史的なもの、世俗的な内容等が増えてきた。
現在、主に描く絵画には社会的なものや歴史的なものに、風刺を匂わせた作品が多く、特に自分が幼少期に遊んだゲームのニュアンスを含ませた俯瞰的な画面や、横スクロール等(ゲーム内の俯瞰図、歪んだ遠近感は元来古典絵画から着想を得たものなので、結果的には古典的な歴史的絵画等から関心を得たものであると考える)を織り交ぜた作品が主体となっている。

posted by H.USAMI_LIVERARY

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