2025.10.22.Wed - 10.28.Tue | ジェイアール名古屋タカシマヤ(愛知|名駅)

障がいを「異彩」と捉え、新たな文化創造を目指す「HERALBONY(へラルボニー)」が、ポップアップストアをジェイアール名古屋タカシマヤ1階にて開催。期間は10月22日(水)〜28日(火)までの7日間。
株式会社へラルボニーは、国内外で活動する150名以上の作家と契約を結び、アートを軸に多角的な事業を展開している。
今年3月には、東京・銀座に「社会の境界線をなくす実験室」をコンセプトにした「HERALBONY LABORATORY GINZA」、岩手・盛岡に旗艦店「ISAI PARK」をオープン。
国際アートアワードの主催を通して世界を巻き込む一方、南部鉄器の鈴木盛久工房や京屋染物店といった岩手の老舗企業ともタッグを組み、伝統工芸と異彩を放つアートの融合にも取り組んでいる。
2025年秋のポップアップのテーマは「まとう美術館」。アートをただ鑑賞するものとして受け取るのではなく、日常にひらき、人々が自由にまとい、共に生きる。HERALBONYが目指す世界観を、スカーフやシャツ、スカートなどの多彩なアイテムを通して体験できるラインナップになっている。
クルーネックワンピースのアートワークには、三重県在住の作家・奥亀屋 一慶氏の作品「地球を美しくしようと言う真鍋さん」を起用。こちらはポップアップストアにて先行販売される予定。

起用作品:《地球を美しくしようと言う真鍋さん》 奥亀屋 一慶(希望の家 三重県)

全面にアートが施されたクルーネックワンピース
既存の枠を飛び越え、伸びやかに表現する作家たち。この機会に、異彩に満ちたアート空間をぜひ覗いてみてほしい。
2025年10月22日(水)〜28日(火)
HERALBONY POPUP
場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 1階 南エスカレーター横イベントスポット
時間:10:00-20:00(最終イベントスポットは19:30閉場)
株式会社ヘラルボニー
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開している。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。
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【SPECIAL REPORT】
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