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ロンドンの音楽レーベル「Wisdom Teeth」より名古屋の電子音楽家たちにフォーカスを当てたコンピアルバムがリリース!abentis、Karnage、baptismaら8名が参加。

2026.02.06.Fri - | 【NEW RELEASE】

 

ロンドンの人気電子音楽レーベル「Wisdom Teeth」より、名古屋のミュージシャンたちにフォーカスを当てたコンピレーションアルバム『和やかな風』が2月6日にリリースされた。

主催のFactaK-LONEとともに共同キュレーションを担ったのは、名古屋拠点のプロデューサー・abentis。2022年「Wisdom Teeth」より自身の楽曲をリリース。2024年には同レーベル10周年のジャパンツアーを成功させ、彼らとの絆を強く深めた。

本作には名古屋の音楽愛好家達に親しまれた栄・club daughterや東別院・DUCT/ spazio ritaを運営し、Basic ChannnelやMalaなどベースミュージックシーンを率いるレジェンドの招聘からローカルアクトを支えてきたbaptismaや、世界中のレーベルからリリースを重ね、米国でも人気を誇るdubstepプロデューサーのKarnage、Muzan EditionやKankyo Recordsなどからリリースを重ねアンビエントシーンで頭角を表すAm Shharaといったジャンルレスな8名が参加。

アートワークは東京の名店「Kankyō Records」のインハウス・デザイナーであるYudai Osawaによるもの。写真はHayato Watanabeが担当。

「Wisdom Teeth」Instagramアカウントにて、本作参加メンバーへのショートインタビュー動画が掲載されているのでそちらも是非チェックしてほしい。シーンとして見えにくい名古屋カルチャーの水面下で育まれてきた、前衛的で自由な電子音楽家たちの世界観。この機会に触れてみて。

 



RELEASE INFO:
nagoyaka na kaze / 和やかな風 (quiet wind)
V.A. (WISDOM TEETH)

1. Am Shhara – Vase
2. Methodd – Xylophonica
3. abentis – Choreography
4. baptisma – Karula
5. Nasty Soupman – Clockwise
6. Karnage – Stargazing Dub
7. DHYAN – Swim Up
8. daiki hayakawa – Indri

イベント情報

 




nagoyaka na kaze / 和やかな風(quiet wind):日本の中部地方から届けられた、前衛的なエレクトロニック実験のコレクション。名古屋のアーティスト abentis が、Facta & K-LONEによるレーベル Wisdom Teeth と共同キュレーションした作品です。このプロジェクトは、名古屋市およびその周辺で活動する音楽制作者たちの結束の強いコミュニティに焦点を当てています。名古屋は日本でも有数の人口と工業規模を誇る都市である一方、その文化的な重要性は過小評価されがちです。ローカルシーンのオーガナイザーであり“abentis”としても活動するYuya Abeの協力のもと、このレコードは大都市の喧騒から離れた場所で、ジャンルを定義しにくい未来志向のエレクトロニック・ミュージックを作るアーティストたちの創造的エネルギーを捉えようとしています。

「名古屋にはアーティストをサポートする文化が強くあります。自分のやり方で音楽を追求しても、良いものであれば、自分のやりたいことを続けるように励まされる」とabentisは語ります。

「その環境の中で、僕らの世代はあらゆるジャンルの好きな要素を自由に取り込み、自分たちなりに組み合わせ、個性を表現できています。東京や大阪に行くと、そうした自由は当たり前ではありません。」

精神性の面では、名古屋はブリストル、デトロイト、メルボルンのような文化的ホットスポットの特徴を備えており、もっとも革新的なクリエイティブ・コミュニティの多くが首都圏の枠外から生まれることを示しています。デトロイト同様、名古屋は主に自動車製造の主要拠点として知られ、トヨタ自動車の本拠地として有名ですが、その裏側では、日本でもっとも活気があり先進的なエレクトロニック・ミュージック・シーンの一つを静かに育んでいます。「良い意味で、名古屋は最先端から少し距離があるので、いろんな音楽を作る人がいるんです」とKarnageは語ります。

「音楽を作っていればクルーの一員のように感じられ、年齢の違う人たちがあまりヒエラルキーなく混ざり合っている。」

この街の音楽シーンは、ジャンルを自由に行き来する姿勢と、あらゆる分野のクリエイターに開かれた姿勢が特徴です。参加アーティストたちはヒップホップからノイズまで多様なバックグラウンドを持ちながら、ジャンルを貪欲に横断するアプローチに共通点を見出しています。

そのため、作品は

・煌めくアンビエント/ニューエイジ(Am Shhara、DHYAN、daiki hayakawa)

・サイケデリックなミニマル・ハウス(Methodd、abentis)

・抽象的で低重心のダウンテンポ(baptisma、Nasty Soupman)

・スペースエイジなステッパーズ(Karnage)

へと自在に行き来します。

「アンビエントやニューエイジ的なサウンドデザインがダンスミュージックとうまく溶け合い始めているのは、新しい流れだと思います」と語るのは、クルー最年長で事実上のシーンリーダーであるbaptisma。

Basic Channel、Mala、Jan Jelinekなどを名古屋に招いてきた彼は、90年代から名古屋のアンダーグラウンド電子音楽を築いてきた中心的存在で、現在は次世代の育成にも力を注いでいます。

「アーティストやDJたちが、アンビエントやニューエイジをテクノ、ハウス、ベースミュージックとシームレスに混ぜている。とても面白い動きだと思います。」

nagoyaka na kaze のルーツは、2024年10月に開催された 10 Years of Wisdom Teeth Japan ツアーの一環として行われた単発イベントにあります。abentisがFacta & K-LONEと共同でキュレーションしたこのショーケースは、名古屋の主要ダンスミュージック拠点のひとつ Club JB’s にて、名古屋およびその周辺を拠点とする8組のアーティストによるライブセットをフィーチャーしました。本作には、彼ら全員が再び参加し、このプロジェクトのために制作したオリジナル作品を収録しています。

アートディレクションは、東京の人気レコードショップ「Kankyō Records」(H. Takahashi主宰)のインハウスデザイナーYudai Osawaが手がけ、渡邊隼人によるオリジナル写真をフィーチャーしています。

posted by M.INOUE_LIVERARY

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