2014.11.30.Sun | いとだ治療院(小牧)
小牧市のとある旧家の”中庭”にて、音楽イベント「中庭音楽祭 その弐」が開催される。
“基本的にアンプラグド。ステージは縁側である。旧家の中庭で自由に音楽を楽しむ” というコンセプトを元に行われているこのイベント。
もともとは、昨年九月末に金佑龍のレコ発ライブがきっかけ。ライブハウスではなく、中庭を使って面白くできないか?という発想から始まったのだそうだ。
今回の出演者は、NiceViewのテライショウタによる歌ものソロユニットGofish の他、ceroや伴瀬朝彦バンド等にも参加し、現在の東京インディーシーンに欠かせない存在となった厚海義朗、童謡のような親しみのあるメロディの歌を唄う野田薫、先月リリースされたアルバム「far/close」が音楽ライターや耳の早いリスナー達の間で好評な古川麦、そして名古屋を中心に活動しているバンド・ツクモクのメンバーでもあり生活に寄り添った歌を唄う万作。その他、DJたちも多数参加する。
普段は日常的な風景の一部である”中庭”という場に、さまざまな音楽家たちが集う特別な空気感を楽しみつつ、ゆったりと音楽に浸ってみてほしい。
<以下、出演者紹介>
Gofish
名古屋を代表するハードコアバンド、NICEVIEWのメンバーでもあるテライショータによる歌ものソロユニット。ぽつぽつと喋りだすような歌はどこか都市部のマンションの一室で鳴っているような静謐さと優しさに溢れており、眠りにつくまでずっと耳を傾け続けたくなるような魅力がある。今年の4月にアナログ7インチ「ねむりを待つあいだ/山ごもり」(SWEET DREAMS PRESS)をリリース。
厚海義朗
かつては、名古屋のバンドGUIROのベーシストとして所属し、その後はceroや伴瀬朝彦バンドや藤井洋平&TVSCOTなど、現在の東京のインディシーンの中核を担うバンドのサポートベーシストとして各バンドの屋台骨を支えている。その一方でソロとしても活躍しており、安定した優しいメロディと歌声を聴かせてくれる。
古川麦
中庭音楽祭の第1回の出演者でもあるオルタナティブ・フォークユニット「表現(Hyogen)」のメンバーが今回はソロとして出演。先月にソロとしてリリースした1stアルバム「far/close」が岡村詩野、佐々木敦を始めとしたライターや耳の早いリスナーから激賞を受ける。ジョアン・ジルベルトから影響を受けたという弾き語りのスタイルには「表現(Hyogen)」からも一貫しているどこかの歌だが、どこにもない歌、という不思議な響きがある。
野田薫
東京を中心に活動するシンガーソングライター。童謡のような人懐っこいメロディと穏やかな歌声が陽光のように暖かい。神保町にあるライブスペース、試聴室を中心に自身でもイベント「マン・ツー・マン」を定期的に開催し、これまで藤井洋平や轟渚など様々なアーティストと共演している。
万作
名古屋を中心に活動する農業系バンド・ツクモクのメンバーである竹内拓郎こと万作がソロで出演。飾らないストレートな言葉と歌声で生活の中の風景や気持ちをロックに、フォーキーに、そしてブルージーに唄いあげる。
Text&Edit by Ryuichiro Noda
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尾張旭市の老舗旅館で2日間開催される「宴会旅館フェス」。出演者発表第二弾は、ラッキーオールドサン、浪漫革命、ニーハオ!!!!、AWANDA、BLUEVALLEYら。
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