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映像、ドローイング、セラミック、詩やエッセイ、写真など様々な手法を用い、土地と人間の関りを探り続けているアーティスト、エレナ・トゥタッチコワの個展がON READINGにて開催。

2024.03.30.Sat - 04.14.Sun | ON READING(愛知|東山公園)

モスクワ出身、京都在住のアーティスト、エレナ·トゥタッチコワによる作品集『聴こえる、と風はいう』(ecrit、東京、2022年12月)の刊行記念展が、3月30日(土)からON READINGにて開催される。

同書は、作家自身が置かれた環境、そして世界が大きく変化する転換の時期となった2019年からの3年間に制作されたドローイング、セラミック、詩やエッセイ、インスタントフィルム写真などを収録した作品集。

本展では、『聴こえる、と風はいう』に掲載された作品の他、新作のドローイングやセラミック作品を展示。また、3月30日と31日の二日間は、展示空間がオープンスタジオとなり、トゥタッチコワが在廊しながら制作を行うほか、この二日間のみ、18時から20時までの間、書籍と同じタイトルの映像作品『I Hear, Says the Wind』を上映する。

在廊中に制作された作品は、会期中に展示される。

イベント情報

2024年3月30日(土)~4月14日(日)
Elena Tutatchikova Exhibition『 I Hear, Says the Wind | 聴こえる、と風はいう』
会場:ON READING(名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2A&2B)
営業時間:12:00~20:00
定休日:火曜日
問:052-789-0855
http://onreading.jp/

《在廊·オープンスタジオ》 3月30日(土)~31日(日)
※開催中に不在の場合がありますので、ご了承ください。

《映像作品上映》 3月30日(土)~31日(日) 18:00~20:00

エレナ·トゥタッチコワ | Elena Tutatchikova
アーティスト
1984年、ロシア、モスクワ生まれ。京都市在住。
人間としていかに世界を知覚し想像できるかを問いながら、歩き、考え、経験したことをドローイング、セラミック、言葉、映像、写真などの作品を通して表現する。モスクワでクラシック音楽や日本の文学を学んだ後、2012年より日本へ渡る。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現領域博士後期課程修了。博士(美術)。第38回写真の町東川賞 特別作家賞 受賞。「VOCA展2023」奨励賞 受賞。著書に写真集『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』(torch press, 2016)、作品集『聴こえる、と風はいう』(Ecrit, 2022)。近年の主な個展に「Days With the Wind | 風の日は島を歩く」高松アーティスト·イン·レジデンス2020(女木島、高松市、2021年)、「道は半島をゆく」(知床半島内の複数会場、2018)、グループ展に「新しいエコロジーとアート」東京藝術大学大学美術館(東京、2022)、「開館20周年記念展 Flower of Life 生命の花」 ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡、2022)、「FACES」SCAI PIRAMIDE(東京、2021)、「Land and Beyond | 大地の声をたどる」ポーラ ミュージアム アネックス(東京、2021)など。

posted by Y.KURODA

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