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国内外の作家を招聘し、滞在制作を支援するプロジェクト「港まちAIRエクスチェンジ2024」の成果発表展が、旧・名古屋税関港寮にて開催。フィトリアニ・ドゥイ・クルニアシ、バユ・ウィドド、進藤冬華が出展&トーク。

2024.12.21.Sat | 旧・名古屋税関港寮(愛知|名古屋港)

 

12月21日(土)、名古屋市港区にある旧・名古屋税関港寮にて「港まちAIRエクスチェンジ2024」の成果発表が行われる。

この取り組みはアッセンブリッジ・ナゴヤが、まちの活性化を目指し行っているプロジェクトのひとつで、“AIR”とは“アーティスト・イン・レジデンス”のこと。国内外からアーティストを港まちに招き、滞在する間の創作活動を支援する。

今回成果発表をするのは、フィトリアニ・ドゥイ・クルニアシバユ・ウィドド進藤冬華の3名。滞在期間に港まちで作成した作品の展示やトークイベントを開催する。

 


旧・名古屋税関港寮

 

フィトリアニ・ドゥイ・クルニアシバユ・ウィドドは、インドネシアを拠点に木版画、音楽、パフォーマンスを用いながら、女性や環境問題、コミュニティに関わり作品を発表しているアーティスト。進藤冬華は、北海道を拠点に活動しており、歴史や地形、衣装、昔話など、その土地にまつわる情報を素材のように集め、再構築し、発表している。3名はこの1か月に渡り、港まちに滞在しながら作成したものを鑑賞することができる貴重な機会となる。

 

港まちAIRエクスチェンジ2024|進藤冬華 
進藤冬華

 

また同日には今年度2度目のオープンスタジオも実施され、普段スタジオとして提供している旧・名古屋税関港寮の一部が公開され、スタジオ見学も可能。

 


フィトリアニ・ドゥイ・クルニアシ 作品展示 Super Gallery

 

同日、会場近くにある、港まちの社交場でありカフェでもあるNUCOではバユ・ウィドドの作品が展示される。同じく近隣に位置するSuper Galleryではフィトリアニ・ドゥイ・クルニアシの作品が11月から展示されており、こちらも必見である。

週末は、港まちでのアートとの交流をぜひ。

 

イベント情報

2024年12月21日(土)
港まちAIRエクスチェンジ2024 成果発表
会場:旧・名古屋税関港寮(愛知県名古屋市港区浜2丁目4-10)
時間:13:00~18:00
入場無料

【アーティストトーク】
14:00~14:45 進藤冬華
16:00~17:30 フィトリアニ・ドュイ・クルニアシバユ・ウィドド(通訳:廣田縁
【ワークショップ】
13:00~18:00 アーティストグッズの販売

【同時開催】
2024年12月21日(土)
アッセンブリッジスタジオ2024オープンスタジオvol.2
会場:旧・名古屋税関港寮
時間:13:00~18:00
内容:アーティストに旧・名古屋税関港寮の一部をスタジオとして提供するプロジェクト「アッセンブリッジ・スタジオ2024」今年度2回目のスタジオ見学可能日。

2024年11月21日(土)
バユ・ウィドド作品展示
会場:NUCO(愛知県名古屋市港区名港1丁目18-4)
時間:12:00~18:00

2024年11月~12月末頃(※日、月、祝日休館)
フィトリアニ・ドュイ・クルニアシ作品展示
会場:Super Gallery(愛知県名古屋市港区名港1丁目13-10)
時間:11:00~19:00

※下記、アッセン・ブリッジナゴヤ公式HP(https://assembridge.nagoya/2021-/)より引用

フィトリアニ・ドゥイ・クルニアシ/フィトリ・ディーケー(Fitriani Dwi Kurniasih/Fitri DK):アーティスト(Instagram:@fitridk
インドネシア・ジョグジャカルタ出身、同地在住。
木版画を中心にした視覚芸術の手法を用いて、社会や環境の問題について、批評・対話を行っている。アートと音楽を通して女性の問題を提起することに力を注ぎ、極めて家父長制的な文化のなかで、一貫して強い女性の声を提示している。
またアーティストコレクティブ「SURVIVE!Garage(サヴァイヴ!ガレージ)」や「Taring Padi(タリン・パディ)」のメンバーであり、音楽バンド「Dendang Kampungan(デンダン・カンプンガン)」のヴォーカリストでもある。
フィトリアニの活動は、権利擁護運動や政治運動への直接的な関わりを含んでいて、農民、女性コミュニティ、労働者、その他の周縁化されたグループとともに戦っている。
これまでインドネシアをはじめ、マレーシア、台湾、オーストラリア、オランダ、ドイツ、アメリカなど、さまざまな場所での展覧会やプロジェクトに積極的に参加している。

バユ・ウィドド(Bayu Widodo):(Instagram:@bayuwdd

進藤冬華(Shindo Fuyuka):アーティスト(Web:https://www.shindofuyuka.com/
北海道・札幌市出身、江別市在住。
2010年代から拠点である北海道の歴史や文化に関わる作品を制作しはじめ、近隣地域の文化的繋がりや近代の北海道を起点とした世界のカラクリを見つめてきた。活動の過程におけるフィールドや資料を通じたリサーチは、近年のサイトスペシフィックな活動、また記録や記憶への興味に繋がっている。
これまで、札幌や東京、沖縄など日本国内及び韓国、マレーシア、イギリスなど海外にて展覧会やプロジェクト、レジデンスなどに参加。

posted by A.SEKI_LIVERARY

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