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劇作家・松井周と、介護×演劇の第一人者でもある菅原直樹による新作『終点 まさゆめ』が津市・三重総合文化会館小ホールにて上演。プロの俳優と65歳以上のシニアが混じり合う、心を揺さぶる問題作!

2024.12.21.Sat - 12.22.Sun | 三重県総合文化センター 三重県文化会館 小ホール(三重|津)

 
 
12月21日(土)、22日(日)に津市・三重総合文化会館小ホールにて、ハレノワ創造プログラム 「終点 まさゆめ」 が上演される。
 
この演劇作品は、劇作家・松井周と介護×演劇の第一人者でもある菅原直樹による作品で、プロの俳優と各地の 65 歳以上のシニアが混じり合う、観る者の心を揺さぶる問題作となっている。
 
 
 

松井周
は、「安楽死」をテーマとした作品『聖地』を高齢者演劇集団さいたまゴールド・シアターに書き下ろし、2010 年に故・蜷川幸雄演出により初演。それから 10 年以上の時を経た、様々な価値観の分断が起きている現代へ、生命に対する想像力を失った“日本の今” を見つめ直すことをテーマに制作されたのが、本作『終点 まさゆめ』
 
『終点 まさゆめ』では、介護×演劇の第一人者でもある菅原直樹が新たに加わり、クリエイションを行った。2024 年 5~6 月には、両名に縁のある岡山・三重・埼玉の 3 つの劇場で、65 歳以上の出演者オーディションを開催し、三重、愛知からは2名の俳優が選出されている。
 
<あらすじ>

あらすじ 少し先の未来。 ちょうどいいサイズの欲望をちょうどよく叶えてくれる惑星「まさゆめ」。 そこで人生最後の日々を過ごそうとするために、 宇宙船に乗り込んだ 7 人の高齢な乗客たち。 突然のハプニングにより宇宙船はそのままだと「まさゆめ」に辿り着けない。 そこで船長の提案により、乗客 1 人を船から降ろすことになった。 どうやら乗客同士の会議で決めるという。 人生の終盤に入った彼らにとってこの会議はどのような意味を持つのか? 儀式のように始まるこの再現劇は、一体どこにたどり着くのか? 
 
また本作上演後には、アフタートークの開催も追加決定している。12月21日(土)は、松井周、篠崎大悟、山田浩司(三重オーディションキャスト)、12月22日(日)は松井周、菅原直樹 、今栄敬子(三重オーディションキャスト)が登壇する。こちらもお楽しみに!
 
 
 
イベント情報

12月21日(土)、22日(日)
ハレノワ創造プログラム
「終点 まさゆめ」
会場:三重県総合文化センター 三重県文化会館 小ホール
時間:14時00分開演(13時30分開場)上演予定時間:約90分
料金:整理番号付自由席
一般 3,000円
22歳以下 1,500円
劇V.I.P.2024対象公演
※サービス 託児サービスあり(12 月 22 日のみ/要予約/有料)
出演:
久保井研、菅原直樹、申瑞季、篠崎大悟、荒木知佳     
石川佳代、井上洋子、今栄敬子、小川隆正、竹居正武、山田浩司 [オーディションキャスト]
スタッフ:
作・演出:松井周 
演出協力:菅原直樹 
ドラマターグ:谷澤拓巳 
音楽:宇波 拓 
舞台美術:森純平/志賀耕太
照明:中山奈美 
音響:内海常葉、余傳莉彩(岡山芸術創造劇場スタッフ) 
舞台監督:河内崇

企画制作:岡山芸術創造劇場
主 催:三重県文化会館[指定管理者:公益財団法人三重県文化振興事業団]
共 催:レディオキューブ FM 三重
助 成 :一般財団法人地域創造
文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

チケット購入:
三重県文化会館チケットカウンター 電話 059-233-1122 
WEB チケットサービス「エムズネット」 https://p-ticket.jp/center-mie/
ローソンチケット L コード:43422 https://l-tike.com/ ローソン・ミニストップ店内 Loppi

アフタートーク:
12月21日(土)
松井周、篠崎大悟、[三重オーディションキャスト]山田浩司

12月22日(日)
松井周、菅原直樹 、[三重オーディションキャスト]今栄敬子

松井周
1972年生まれ。東京都出身。平田オリザの現代口語演劇と出会ったことをきっかけに、96年に劇団青年団に入団。2007年に自らの劇団である劇団サンプルを結成。作家・演出家としての活動を本格化させる。 2011年「自慢の息子」で岸田國士戯曲賞を受賞。16年「離陸」でKuandu ArtsFestival(台湾)、18年「自慢の息子」でフェスティバル・ドートンヌ・パリ(仏)に参加。独自の世界観で、人間の複雑さやあいまいさを舞台上に表出させる劇作は「変態」的とも評され、観客の心を強く揺さぶることで高い評価を得ている。 近年は劇団以外に、神奈川芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場、三重県総合文化センター、北九州芸術劇場など多くの劇場で活躍。また俳優としても舞台だけでなくテレビ、映画でも活躍。

posted by T.TAKEBE

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