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何を「アート」と呼び何を「クラフト」と呼ぶのか。テキスタイル、陶芸、ジュエリーなど7名の作家による展示が開催。

2016.01.05.Tue - 02.21.Sun | 名古屋市美術館(愛知|伏見)

position2016
東海地方で活躍する作家の作品を紹介する「ポジション2016 アートとクラフトの蜜月」展が2月21日(日)まで名古屋市美術館にて開催中。

近年、”アート”と”クラフト”が融合することによって、新たな魅力ある世界が生み出されている。本展はそういった、いわば「アートとクラフトの蜜月」を表しているような作品を紹介するもの。

出品作家は、糸を使った作品を手掛けるテキスタイル作家、稲葉佳子、岐阜県多治見市に伝わっていた「漆蒔」の技法を現代に蘇らせた徳田吉美、粘土で作ったオブジェと絵画とを同空間の中に展示し、「無意識の世界」を追及する中谷ゆうこ、ワイヤーを用い三次元的なドローイングを描く水谷一子、単に身を飾るものに留まらないジュエリーを創る水野誠子、和紙と米を使って繊細な作品を発表する米山より子、「用途があるけれど美術(アート)であるような作品を作りたい」と話す陶芸家、KIM HONO

それぞれが、従来はクラフトの分野で使用される素材を用いたり、生活の中で用途をもって存在しつつも、同時に美術として観賞しうる作品を生みだしつづけている。それらの作品は、アートとクラフトの境界を曖昧にし、新たな可能性を見せてくれることだろう。

mitsugetsu
左:KIM HONO 2012年  中:中谷ゆうこ《beyond the border》2015年  右:稲葉佳子《共存―巣》2014年

mitsugetu2左:米山より子《こめのゆめ2010 七ツ寺共同スタジオ》2010年  右:水野誠子《テンション》2006年

イベント情報

2016年1月5日(火)~2月21日(日)
「ポジション2016 アートとクラフトの蜜月」展
会場:名古屋市美術館 名古屋市中区栄2-17-25(白川公園内)
開館時間:9:30~17:00 金曜日~20:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日 :月曜日
観覧料: 一般 1100円 高大生 800円 中学生以下 無料
問 :052-212-0001
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml

posted by LIVERARY

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