アートを通して豊田市の魅力を発信する企画を募集し、開催までをサポートするプロジェクト「とよたデカスプロジェクト」。普段生活しているだけでは気づかない、自然、歴史、町並み、そこに暮らす人びとやその営みの魅力を再発見していく。(同プロジェクトは豊田市内で開催するアートプロジェクトなら居住地に関わらず、どなたでも応募することができる)
このプロジェクトに参加するうえで、さまざまな学びの場を設けるトークイベント「喜楽にデカス」が開催される。初回は「人と人、まちとまちを繋げる」と題し、これまで数々のアートプロジェクトでコーディネーターとして活躍してきたキュレーター・吉田有里が登壇。第2回目は、6月24日(土)「SNSなどを活用した広報活動について」をLIVERARY編集部・武部敬俊、7月22日(土)には「アートプロジェクトについて」を山城大督(美術家・映像ディレクター/Nadegata Instant Party)を迎え開催される。
興味がある方は「とよたデカスプロジェクト」に参加する/しないに関わらず参加してみてほしい。
武部敬俊(LIVERARY/THISIS(NOT)MAGAZINE)
1983年生まれ。岐阜市出身。これまでさまざまな編集プロダクション/出版社に勤務し編集ノウハウを学びながら、本業と並行して自主制作雑誌「THISIS(NOT)MAGAZINE」の企画制作/発行、多数のイベント企画制作などを行ってきた。2013年11月より名古屋エリアを中心としたカルチャートピックスを発信/提案するウェブマガジン「LIVERARY」を仲間たちとともに始動。同誌の企画/編集/ライティング/イベント制作などを行う。また「コロカル」(マガジンハウス)など他媒体でも記事制作に携わっている。
山城大督(美術家・映像ディレクター/Nadegata Instant Party)
1983年大阪府出身。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)修了後、京都造形芸術大学卒業、山口情報芸術センター[YCAM]エデュケーターを経て、東京藝術大学大学院博士後期課程で映像を学ぶ。2006年よりアーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party」を結成し、「あいちトリエンナーレ2013」など全国各地で作品を発表。2014年より1年間、映像表現を再考するプロジェクト「東京映像芸術実験室」で生まれた「イデア・デッキ」(2013)が第18回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品に選出された。主な展覧会に森美術館「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」。2017年度より「とよたデカスプロジェクト」審査員。愛知県在住。http://the.yamashirostudio.jp/