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『ある一生』: アルプスの山とともに生きた、名もなき男の生涯。“世紀の小説”“小さな文学の奇跡”と称された、同名の世界的ベストセラーが映画化。

2024.07.26.Fri - | 伏見ミリオン座(愛知|伏見)

 

世界40ヶ国以上で翻訳され160万部以上発行、ブッカー賞最終候補にもなった作品である、ローベルト・ゼーターラーの小説を、原作に忠実に美しい情景と共に視覚的に見事に映画化した『ある一生』が、伏見ミリオン座にて7月26日より上映される。

 

1900年頃のオーストリア・アルプス。孤児の少年アンドレアス・エッガーは渓谷に住む、遠い親戚クランツシュトッカーの農場にやってきた。しかし、農場主にとって、孤児は安価な働き手に過ぎず、虐げられた彼にとっての心の支えは老婆のアーンルだけだった。彼女が亡くなると、成長したエッガー(シュテファン・ゴルスキー)を引き留めるものは何もなく、農場を出て、日雇い労働者として生計を立てる。その後、渓谷に電気と観光客をもたらすロープウェーの建設作業員になると、最愛の人マリーと出会い、山奥の木造小屋で充実した結婚生活を送り始める。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった・・・。

第二次世界大戦が勃発し、エッガーも戦地に召集されたもののソ連軍の捕虜となり、何年も経ってから、ようやく谷に戻ることができた。そして、時代は過ぎ、観光客で溢れた渓谷で、人生の終焉を迎えたエッガーは過去の出来事がフラッシュバックし、アルプスを目の前に立ち尽くす−。

 

主人公アンドレアスの青年期を新人俳優シュテファン・ゴルスキー、老年期を性格俳優のアウグスト・ツィルナーが演じた。監督は、『ヒランクル』(03)、『アンネの日記』(16)のハンス・シュタインビッヒラー、脚本は、『マーサの幸せレシピ』(01)のウルリッヒ・リマー

 

 

イベント情報

2024年7月26日(金)~
『ある一生』
公式HP:https://awholelife-movie.com/
監督:ハンス・シュタインビッヒラー
出演:シュテファン・ゴルスキー、アウグスト・ツィルナー、アンドレアス・ルスト、ユリア・フランツ・リヒター
2023年/ドイツ=オーストリア/ドイツ語/シネスコサイズ/115分 G
配給:アット エンタテインメント 
©2023 EPO Film Wien/ TOBIS Filmproduktion München

上映劇場:伏見ミリオン座 名古屋市中区錦二丁目15-5 (地下鉄[伏見]駅1番出口から徒歩1分)
http://www.eigaya.com/
問:052-212-2437

posted by Y.KURODA

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