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『ハイ・ライフ』: 「パリ、18区、夜。」「ガーゴイル」のクレール・ドゥニ監督最新作は、衝撃のSFスリラー!

2019.06.01.Sat - | センチュリーシネマ(愛知|矢場町)

 

クレール・ドゥニ監督初となるSF作品『ハイ・ライフ』が6月1日からセンチュリーシネマにて上映される。

物語の舞台は近未来―太陽系をはるかに超え、漆黒の宇宙に突き進む一隻の宇宙船「7」。その乗組員であるであるモンテや、ボイジーなど、9人のクルー全員が実は死刑や終身刑を告げられた重犯罪者たち。彼らは、美しき科学者・ディブス医師による、ある実験に参加することで重い刑罰を免除されるが、それは地球へ帰る保証のない旅だった。彼らの行き着く先は一体?

2018年トロント国際映画祭GALA部門で本作がプレミア上映されると、大絶賛とブーイングが同時に巻き起こり、会場はめったに見られないほど騒然とした雰囲気に包まれた。「ショッキングな問題作」として現地メディアに報じられながら、批評家からは映画祭で一、二を争うほどの大絶賛を浴び、今をときめく配給会社「A24」が全米配給権を獲得したことでも話題となった。

本作は、『ショコラ』『パリ、18区、夜。』『ネネットとボニ』など、女性監督ならではの感性で時代を切り開いてきたフランスを代表する巨匠クレール・ドゥニ監督が、初めて挑むSF作品であり、初めての英語による長編映画。主人公モンテ役には、監督が『トワイライト』から注目していたというロバート・パティンソンを抜擢、フランスを代表する国際女優であるジュリエット・ビノシュが、謎の科学者・ディブス医師を演じている。その他、新作『サスペリア』も話題のミア・ゴスが、ボイジー役として重要な役どころを演じる。またフランソワ=ルノー・ラバルトが手がけた美術は、斬新だがレトロな雰囲気を観る者に感じさせ、往年の名作SF映画へのオマージュも感じさせるデザインワーク。宇宙船内という“密室”で、嫉妬、怒り、欲望と様々な人間模様がサスペンスフルに描かれる『ハイ・ライフ』。クレール・ドゥニ監督が仕掛ける衝撃のSFスリラーの傑作が、新たに誕生した。

 

イベント情報

2019年6月1日(土)~
『ハイ・ライフ』
公式HP:http://www.transformer.co.jp/m/highlife/
監督:クレール・ドゥニ
出演:ロバート・パティンソン、ジュリエット・ビノシュ、ミア・ゴス
2018年/ドイツ、フランス、イギリス、ポーランド、アメリカ/113分
配給:トランスフォーマー
©2018 PANDORA FILM – ALCATRAZ FILMS

上映劇場:名古屋パルコ東館8階 センチュリーシネマ (地下鉄矢場町駅 東館B1階直結地下通路)
http://www.eigaya.com/schedule/2week/
問:052-264-8580

posted by Y.KURODA

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