8月25日（金）、26日（土）、27日（日）に豊田市・豊田大橋の下 千石公園にて開催される、「橋の下大盆踊り ／SOUL BEAT ASIA 2023」の第二弾演者が発表された。

同企画は、毎年同会場で開催されてきた「橋の下世界音楽祭」主催チームによる、盆踊りをフィーチャーした夏の一大イベント。

第一弾発表では、主催のTURTLE ISLAND、亀島楽隊（盆踊り）、滞空時間 、ALKDO 、GOFISH 、切腹ピストルズ 、Monaural miniplug 、OBRIGARRD、SAICOBAB らが発表され、すでに話題となっている。

今回追加発表となったのは、角銅真実 band set 、 池間由布子と無労村 、 電波商社（韓国）、 HOU&marron trio 、 郡上宝暦義民太鼓（和太鼓）、 平針木遣り音頭保存会 、 金丸獅子（沖縄多良間島獅子舞）、 アンデミノルムセ（韓国獅子舞）、 静岡浅間神社祭礼囃子保存会 静岡勇会（獅子舞）、 琉球國祭り太鼓（琉球獅子舞）、 成岩第四区大獅子・小獅子の舞（獅子舞）、 まんまる企画（江戸獅子舞）、 神戸華僑總會舞獅隊（中国獅子舞）、 上條充（江戸操り人形）、渡邊健吾（和太鼓）、 柳家三亀司（江戸曲独楽）、 春野恵子（浪曲）、 東家孝太郎（浪曲） 、 美里・挙母音頭保存会 、 橋の下婦人会といった面々。

同イベントは、「橋の下世界音楽祭」同様にDIYでインディペンデントなイベントとなっており、サポーターズパス、キャンプ、駐車券の売り上げと協賛、出店料によって賄われる。出店者は、7月16日（日）まで募集中。

東西東西！東西東〜西！天下御免の橋の下！今年は”橋の下大盆踊りSOUL BEAT ASIA 2023”と銘打ちまして暑い夏の終わりにまた熱く開催させて頂きますよい！輪になって踊りましょうや！

参加協力チケットも今年からは受付スタッフの負担を減らすためHPからイープラスでの購入→当日トヨタスタジアムコンコースに特設された受付でパス取得してからの橋の下入場となりますので、大変お手数ですが、トヨタスタジアムコンコースの特設受付に立ち寄って受付してからでないと入場できません。そして、これを読んだ方はなるべくこの事を周りの方へ拡散していただけるとありがたいです。「今回トヨタスタジアムコンコースで受付してパスもらわないかんらしいぞ〜」みたいな。
暑い中少しでも過酷な労働状況を減らそうとの実験的試みなので手数御足労ではありますが何卒ご協力願います。

こういった運用の変化や労働環境の改善、終演後の会場整備などから大幅な支出増幅や収益ダウン、世の全てにおいての物価の高騰からも祭り参加協力費自体を上げなければ運営していけないのではないか！と主催制作チームで何度も何度も無い頭をこねくりまわし話し合い、止むを得ず”値上げ”か！ともなりましたが、発売前日まで考え抜きやはり前売りのみですが値上げはやめました！当日券だけは少々上がりますので前売りを購入されることをオススメいたします。あと、万が一台風や荒天、その他災害などで盆踊りが中止になる場合は返金できません。通常の大手イベントならば数百万単位の災害用のイベント保険など入っていると思いますが、橋の下のような規模のDIYイベントでは無理なのです。中止になっても準備した物などの支払いはあります。なので返金できない代わりに協賛いただいたという事で購入額相当の投げ銭手ぬぐい返礼品の贈答と代えさせていただきますのでそこだけはご了承の上ご購入ください。

橋の下といえば元々入場無料投げ銭式でしたが、コロナ禍を経て一昨年から音楽祭運営存続の為に一日二千円の参加協力費だけは徴収することにしてますがどのみち、この規模、内容、クオリティを２千円じゃできません。やってる人ならわかると思いますが、もう半ば意地です。反逆なんです。（笑）
ということで、今年も会場内にてアーティストたちのイカした「投げ銭・手ぬぐい」を多数用意しております。祭り存続の為、無理ない範疇で結構ですので懐に余裕あれば皆様の心意気よろしくご協力お願い頂けると未来の面白い話や場所に繋がりますんで！

様々な事柄が急速に変動していく時代の中、あらためて核となる橋の下の祭り自体の目的とは何なのか考えたら、出てきた事を雑文ですが置いていきます。
音楽好きやフェス好きだけでなく、様々な人々、子供達はもちろん、この既存の世界では生きにくい少数派な人々、老若男女中性もののけ、4世代誰でも楽しめる世界、見た事ない世界を体感してもらいたい、こんな場所、やり方があってもいいじゃないか、好みはもちろんあって当然。自分らの国や民族の文化の素晴らしさに目を向け、同時に隣人達の素晴らしい文化にも。誰もが自分の家族や国を愛するのと同じように、風土や性格の違いがあるだけで生きる祈りの本質は大抵変わらないという事。
良いやつも悪い奴もどこにだっているから、安易に善悪を裁き線を引く事は結果自分に刃を向ける事になりかねない。
無くなりつつある昔から大事にされてきた風習や行事が我々現代人が思う以上に大事だったのかもしれないと思う事が沢山ある。逆に中々無くなってくれない要らないモノや感覚や固定概念もある。テレビなど世のメインストリーム以外にも素晴らしい音楽や世界は沢山あり、移ろっていく多数な流行だけが素晴らしいわけでもない。何百年も進化しない深海魚ばかりでも困るが、進化する事だけが良い事だとも思わない。様々な感覚や些細な感動、知らない世界や考え方、暮らし方、自分の居たい居場所は自分で作ればいい、「おーい、世の中に合わせなくても堂々と生きていっていいんだぞー！」「自分で考えて生きていっていいんだぞー！」「同じじゃなくてもいいんだぞー！」「もっともっと無限に色々道はあるんだぞー！」と、ものすごくシンプルに言えばただそれだけでやってきました。もちろん自由とやりたい放題無責任に迷惑かけるのは大違いですよ。勘違いしてる人もいますが、だから「自由」を超えて「自在」なんです。そこに自分が在るのか？という事なんです。そんな祭りなのです。とか言っちゃってますが、そんな事は来た人が勝手に感じて決めりゃいいか。こんなもんにすら囚われちゃいけません。

ともかく、自分とは違った考えや感覚なども”ひらりと飛び越えてゆく”音楽やリズム、歌、人の声、躍動、智慧、芸術、川、土、風、太陽、子供の笑い声。当たり前な事が当たり前に最高。本当に美味しいものってどんなものだろうか、豊かな生活ってなんなのだろうか、生命とは何なのだろうか、正しいとはどういうことなのだろうか、足並みはバラバラでいい、いざという時に合わさる人の力、解放した生命の美しさ、バラバラチグハグの美しさ、合わさり重なる美しさ、赦すという力の持つ偉大さ、人間が何千年も創り続ける営み、”祭り”と言うものの持つ力。古来から人は葛藤とともに歌い踊り続けてきた。在るけど無いものばかりの幻想みたいな世界の中、形のない分消えることのない感触だけをずっと掴み続ける事を続けるのです。日常の中で働く言葉や自分のちっぽけな脳みそなんかでは計り知れないような、その断面の亀裂からわずかに垣間見える普段気にしたこともなかったような土や小っさい野花や雑草、虫コロみたいな自分の中にあるそんな感覚と出会うことができたら、そんなんを信じたり頼りにしていくような生き方ってのもまたこの混沌と混迷の時代にはひとつよろしいんじゃないでしょうか。

橋の下大盆踊り
SOUL BEAT ASIA2023
代表しまして
永山愛樹