2022.03.06.Sun | TOKUZO(愛知|今池)
ソロアーティスト、ギタリストとして注目を集める田中ヤコブ率いる4人組ロックバンド・家主が、来年2月19日(土)大阪での公演を皮切りにリリースツアーを開催することが発表された。名古屋公演は今池・TOKUZOでのワンマンライブとなり、来年3月6日(日)に開催予定だ。
本日リリースのニューアルバム『DOOM』を掲げたツアーとなる今回、東名阪での単独公演、初の青森や岡山、そして盟友・台風クラブとのスプリットツアーとなる札幌と京都など現在10公演が決定し、更に公演の追加も予定されている。チケット販売は4月3日(日)渋谷WWW Xでの東京公演のみ12月18日(土)より、その他の公演は12月11日(土)より前売チケットの販売と予約受付が開始されるので、ぜひお見逃しなく。
多くの音楽ファンから賛辞を集めたファーストアルバムから、2年ぶり2枚目となるフルアルバム。早くも注目を集め、各著名人からのコメントも寄せられているのでこちらも要チェックだ。
家主 2ndフルアルバム『DOOM』
発売日:2021.12.8(水)
<推薦コメント>
フェスでチラリ見かけて「、、お?」と立ち止るやつ、あるいはサンプル盤が回ってきて何気なくかけて「、、おおっ?」と、ちゃんと聴く体勢になるやつ。
ラウドなサウンドに延びる歌声。おおおっ?これは、すごく素敵です。
ー大槻ケンヂ(ロックミュージシャン)
不思議なご縁(過去ログ参照)がある田中ヤコブ氏の音楽演奏形態「家主」の新作。
『近づく』イントロ。カウントが鳴り出したその瞬間に感じる勝利の福音は、その後のギターアンサンブルにおいて巧みに練られた倍音構成の素晴らしさに帰結する。
エレクトリック・ギターという素晴らしい楽器が持つ可能性には、まだまだ発展の余地がある。突き詰められるがままに小さく安く纏まり蛸壺化する様々な社会的価値観やテクノロジー。そして、この混濁した時代において当たり前に蔓延する絶望感のなかで、研ぎ澄まされたポップ音楽を作り上げるために必要なこと…それは匠の技や、かりそめの知識なんかではない。地面に這いつくばり砂を舐め、心から滲み出る血の味を知っているかどうかだ。この音楽からはそんな息吹を感じる。
エレクトリック・ギターと倍音構成が生み出す麻薬的な高揚感は、これからのポップミュージックのひとつのスタンダードなイコンになり得る。そんな夢さえ萌芽し得るこの音楽は、斯くいう表面的な未来音楽ではないが、決して拡大再生産やレトロスペクティブではない。かつての偉人たちが知りつつも、私たちの気づきを待っていた、そんな未来への一歩だと私は思っている。
多くの人に待たれているポップ音楽は様々なカタチがあれど、誰が彼らを待っていたのだろうか。少なくとも私は、いち音楽家としてこれをやりたいと思っていた。背中を押されたな。
ー岸田繁(くるり)
Maestro FZ-1Aを開けた時のめっちゃいい香りのような、家主の独特でどこか懐かしいような空気が音に、音と音の隙間にしっかり込められていて、1曲目からエレキを弾くならこんな風にプレイしたいな、FUZZを踏むならこんな音にしたいな、と思わずギター手に取って、真似っこして、気づけば2周目突入。
こんなん絶対楽しいやん。みんな曲作れて、歌えて、ピギャーッ!って鳴らして、こんなん絶対楽しいバンドやん。と思わず一緒にバンドやろうぜって言いたくなるほど大好きなバンド、家主のDOOM。
名盤完成おめでとうございます!
ー山内総一郎(フジファブリック)
2022年3月6日(日)
家主 “DOOM”Release Tour 2022
会場:TOKUZO(〒464-0850 名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F)
時間:OPEN 18:30 / START 19:30
料金:予約3,300円 / 当日3,800円(+1D) ※12/11(土)より受付開始
予約・問い合わせ:Mail(mail@tokuzo.com) / Tel(052-733-3709)
家主
日本のロック・バンド。沖縄県出身のシンガー・ソングライターでラッキーオールドサンをはじめとするバンドでのサポートギタリストとしても活動する田中ヤコブ(vo,g)が率いる4人組。2000年前後に東京、神奈川近郊へ移った田中ヤコブが学生時代に結成し、田中ヤコブのほか田中悠平(vo,b)、谷江俊岳(vo,g)ら個性豊かなソングライターを擁する。2019年12月に1stフル・アルバム『生活の礎』を発表。2021年12月に2ndアルバム『DOOM』をリリース。
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